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再び
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「聞いてみないとわからないけど……」
「また夜にでも聞いておいてください。動きが出てきましたし、私たちが周りを見張ってますから、四郎と解読を。周太郎は雪翔の守りを。三郎は敷地内を見てきて下さい」
それぞれが動き出したので、急ぎながらも間違えないようにと四郎と一文字ずつ丁寧に見ていき、ノートに書いていく。
「坊ちゃん、本の方もしますか?」
「同じ文字が確かあったから、四郎さんがしてくれる?僕、わかるのを書き写してくから」
「はい」
巻物の方に時間がかかったがなんとか終わり、小冊子の方は読めるところを書き写し、札の文字なども写していく。
「これって……攻撃?になるのかな?でもこっちは守り?人形の人形で人を殺したり傷つけたりもできるんだ……それに、五芒星の中で結界を張れるって書いてあって、全部札を使うのかな?」
「何だか複雑そうですねぇ」
「冬弥さんは読めないの?」
「一部しか無理です。雪翔の読めるところは私でも読めますが、この難解な文字は四郎しか無理でしょう。多分、札などの使い方などが細かく書かれているのでしょうね」
「これ覚えたら僕も戦えるってことかな?」
「そうなりますが、いちいち書いていたらその間にやられてしまいますよ?」
「前は、血で書いたんだ……それと同じのが載ってて、『破』って書いてあるの。だから壊れたのかな?」
「破壊とかそういった意味なのでしょう。自分を守れる方をいくつか書いて持っていると便利かも知れませんね。大きさは書いてあります?」
「特にこだわりは無いみたい。術師によって使わなくてもできるって書いてあるよ?但し媒介になるものがあればより強力にできるって……媒介って航平ちゃんみたいなのかな?ほら、水晶のやつ」
「そうだと思いますが、雪翔の得意なものとかじゃないと意味が無いんじゃありませんか?」
「得意なものって言われても……」
話しながらだがなんとか二つ終わった頃には日が沈み、三郎も外で見張ってくれていたのか、戻ってきて「外にこれが……」と、小さな木の破片を包んだ布から見せてくれる。
「どこに?」
「境界の境にいくつか。すべて破壊しましたが、その際、白い煙が上がってました……なにかは不明ですが」
「ちょっと注意した方がいいですねぇ」
「やだよ?学校行くからね?」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
次々と狐たちも帰ってきて、それと同時に昴と航平、京弥。それに夏樹が玄関から入ってきて、リビングはなにかのパーティかのように一杯になってしまった。
「ど、どうしたの?皆揃って……」
「報告が来たんで来たんだが、物騒なことになってるな」
「お爺ちゃん?」
「人は多いほうがいいじゃろ?」
「そうだけど……」
「冬弥、ちょっと……」
夏樹と京弥と冬弥が集まって、そこに昴と祖父も混じったら酒盛りかと思いきや、お茶を飲みながら和室で何やら地図や本を広げて話し合っているので、黙って解読したものを見て、札作りを始める。
夜寝るまでかかって、作れるだけ和紙を切って作り、それぞれ守りを一種類と攻撃用を二種類に分けて上を紐で縛ってなんとか出来た。
使う時には1枚ずつ引っ張ればいいだけにしたのだが、使う時が来ませんようにとも思い、ついウトウトとしてしまう。
「雪翔、手がマジックで汚れてますよ?」
「冬弥様、寝てます……」
「片付けはしておきますから、運んであげてください。それにしてもかなりの量を作りましたねぇ」
「みんなに迷惑かけたくないと言ってましたが、坊ちゃんも根気のある方ですので、集中力が凄かったです。本の方も書き写しが済んでますが、読まれますか?」
「今夜中に見るよ。箱は紫狐が持っていっておくれ。ここに置いておくと危ないからねぇ。書き写したものはこれだけですか?」
「はい。メモなどもすべて燃やして捨てましたので、見つかることはありません」
「雪翔を運んだら四郎ももう横になるといいです。一日疲れたでしょう」
「大丈夫です。所々説明をと思っていましたので」
「ならば頼みます。紫狐、あとの見張りを頼んだよ?檪もまだ帰ってないから、もし雪翔の方に戻ったらこっちに来るように伝えておくれ」
「また夜にでも聞いておいてください。動きが出てきましたし、私たちが周りを見張ってますから、四郎と解読を。周太郎は雪翔の守りを。三郎は敷地内を見てきて下さい」
それぞれが動き出したので、急ぎながらも間違えないようにと四郎と一文字ずつ丁寧に見ていき、ノートに書いていく。
「坊ちゃん、本の方もしますか?」
「同じ文字が確かあったから、四郎さんがしてくれる?僕、わかるのを書き写してくから」
「はい」
巻物の方に時間がかかったがなんとか終わり、小冊子の方は読めるところを書き写し、札の文字なども写していく。
「これって……攻撃?になるのかな?でもこっちは守り?人形の人形で人を殺したり傷つけたりもできるんだ……それに、五芒星の中で結界を張れるって書いてあって、全部札を使うのかな?」
「何だか複雑そうですねぇ」
「冬弥さんは読めないの?」
「一部しか無理です。雪翔の読めるところは私でも読めますが、この難解な文字は四郎しか無理でしょう。多分、札などの使い方などが細かく書かれているのでしょうね」
「これ覚えたら僕も戦えるってことかな?」
「そうなりますが、いちいち書いていたらその間にやられてしまいますよ?」
「前は、血で書いたんだ……それと同じのが載ってて、『破』って書いてあるの。だから壊れたのかな?」
「破壊とかそういった意味なのでしょう。自分を守れる方をいくつか書いて持っていると便利かも知れませんね。大きさは書いてあります?」
「特にこだわりは無いみたい。術師によって使わなくてもできるって書いてあるよ?但し媒介になるものがあればより強力にできるって……媒介って航平ちゃんみたいなのかな?ほら、水晶のやつ」
「そうだと思いますが、雪翔の得意なものとかじゃないと意味が無いんじゃありませんか?」
「得意なものって言われても……」
話しながらだがなんとか二つ終わった頃には日が沈み、三郎も外で見張ってくれていたのか、戻ってきて「外にこれが……」と、小さな木の破片を包んだ布から見せてくれる。
「どこに?」
「境界の境にいくつか。すべて破壊しましたが、その際、白い煙が上がってました……なにかは不明ですが」
「ちょっと注意した方がいいですねぇ」
「やだよ?学校行くからね?」
「まだ何も言ってないじゃないですか」
次々と狐たちも帰ってきて、それと同時に昴と航平、京弥。それに夏樹が玄関から入ってきて、リビングはなにかのパーティかのように一杯になってしまった。
「ど、どうしたの?皆揃って……」
「報告が来たんで来たんだが、物騒なことになってるな」
「お爺ちゃん?」
「人は多いほうがいいじゃろ?」
「そうだけど……」
「冬弥、ちょっと……」
夏樹と京弥と冬弥が集まって、そこに昴と祖父も混じったら酒盛りかと思いきや、お茶を飲みながら和室で何やら地図や本を広げて話し合っているので、黙って解読したものを見て、札作りを始める。
夜寝るまでかかって、作れるだけ和紙を切って作り、それぞれ守りを一種類と攻撃用を二種類に分けて上を紐で縛ってなんとか出来た。
使う時には1枚ずつ引っ張ればいいだけにしたのだが、使う時が来ませんようにとも思い、ついウトウトとしてしまう。
「雪翔、手がマジックで汚れてますよ?」
「冬弥様、寝てます……」
「片付けはしておきますから、運んであげてください。それにしてもかなりの量を作りましたねぇ」
「みんなに迷惑かけたくないと言ってましたが、坊ちゃんも根気のある方ですので、集中力が凄かったです。本の方も書き写しが済んでますが、読まれますか?」
「今夜中に見るよ。箱は紫狐が持っていっておくれ。ここに置いておくと危ないからねぇ。書き写したものはこれだけですか?」
「はい。メモなどもすべて燃やして捨てましたので、見つかることはありません」
「雪翔を運んだら四郎ももう横になるといいです。一日疲れたでしょう」
「大丈夫です。所々説明をと思っていましたので」
「ならば頼みます。紫狐、あとの見張りを頼んだよ?檪もまだ帰ってないから、もし雪翔の方に戻ったらこっちに来るように伝えておくれ」
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