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那智たちも戻ってきて、たこ焼きに焼きそば、フランクフルトや何故かおでんまで買っていて、どこで売ってたの?と聞くと、たまたま見つけたら食べたくなったとぶっきらぼうに言いながらも、にこにこと発泡スチロールの蓋を皿替わりにして、大根やこんにゃくなどに味噌をつけている。
「酒があれば最高なんだがな」
「買うって聞かなくてさ」
「屋台といえばおでんだろ?今まで無かったのが不思議なくらいだ」
「僕も見たことないけど」
「だろ?他のにしようと思ったんだけど、たこ焼きと焼きそばの定番は外したくなかったし」
「他に何があった?」
「イカ焼きに、お好み焼きだろ。タコ串とか、串物の屋台もあって、後はわたあめとか定番ものかな?」
「焼き芋は?」
「あるんじゃない?いい匂いするから」
「いいですよねぇ、祭りは……って先に食べない!」
「おでんは熱いうちが美味いんだ!」
みんなの分があるというので、それぞれ分けて食べ、時折聞こえるアナウンスの声に耳を傾ける。
「神輿の前になにかするって言ってなかった?」
「人が多すぎて聞き取れませんでした」
「周太郎は耳が良すぎなんだよ。たまに耳栓してるだろう?」
「はい。普段は頭が痛くなってしまうのでしてますが、今日は取ってあります」
「平気なの?」
「はい。ここからならまだ昴様と御館様の声も聞こえてます。何やら揉めてるようですが……」
「何かあったのかな……」
「いえ、射的……ですね。当たったとか当たらなかったとか……」
「また張り合ってるんだ」
「母上もいるので大丈夫でしょう。あの二人を止めれるのは雪翔か母上くらいのものです」
「なぁ、神輿見にいく前に時間あるだろ?本殿の方には行かないのか?」
「行きたいけど凄い人だよ?お昼だから小さい子とお年寄りが多いけど」
「ここからそんなに離れてないので先に行きましょうか。その後降りていって神輿が見えるところに移動したらいいですしね」
たこ焼きを食べながら、焼きそばはもう入らないと言って周太郎に渡し、食べてもらいながらコーラを飲んでいると、案の定食べるところを探している海都と隆弘に会った。
「来てたんだ。俺達夜はバイトだからさ、これが昼飯!」
「まだ椅子あるよ?」
「いいのか?家族で来てるんだろ?」
「構わん。早く座らないと席なくなるぞ?」
那智が椅子を海都達にも渡し、のんびりとご飯を食べていると「何でおでん?」との海都の素朴な疑問が飛んだ。
「前も食べてましたよね?」
「俺の好物だ。屋台が出てたからな」
「あったんだ……後で買いに行こうっと」
「海都君、お店で食べられるのに?」
「屋台はまた違うんだって!雰囲気とかそういうのが大事なの。屋台は!」
そうだそうだと何故か那智と海都でおでんで盛り上がり、横では隆弘が普通にたこ焼きの蓋を開けていただきますと呑気に食べている。
「隆弘さんも引率の先生みたいだね」
「気分は保護者だよ?あっちこっちいく小学生連れてる感じ」
みんなが食事が終わるのを待ってから、先に神輿の方に行くと海都たちが反対方向に行ってしまったので、本殿の方へと向かう。
「酒があれば最高なんだがな」
「買うって聞かなくてさ」
「屋台といえばおでんだろ?今まで無かったのが不思議なくらいだ」
「僕も見たことないけど」
「だろ?他のにしようと思ったんだけど、たこ焼きと焼きそばの定番は外したくなかったし」
「他に何があった?」
「イカ焼きに、お好み焼きだろ。タコ串とか、串物の屋台もあって、後はわたあめとか定番ものかな?」
「焼き芋は?」
「あるんじゃない?いい匂いするから」
「いいですよねぇ、祭りは……って先に食べない!」
「おでんは熱いうちが美味いんだ!」
みんなの分があるというので、それぞれ分けて食べ、時折聞こえるアナウンスの声に耳を傾ける。
「神輿の前になにかするって言ってなかった?」
「人が多すぎて聞き取れませんでした」
「周太郎は耳が良すぎなんだよ。たまに耳栓してるだろう?」
「はい。普段は頭が痛くなってしまうのでしてますが、今日は取ってあります」
「平気なの?」
「はい。ここからならまだ昴様と御館様の声も聞こえてます。何やら揉めてるようですが……」
「何かあったのかな……」
「いえ、射的……ですね。当たったとか当たらなかったとか……」
「また張り合ってるんだ」
「母上もいるので大丈夫でしょう。あの二人を止めれるのは雪翔か母上くらいのものです」
「なぁ、神輿見にいく前に時間あるだろ?本殿の方には行かないのか?」
「行きたいけど凄い人だよ?お昼だから小さい子とお年寄りが多いけど」
「ここからそんなに離れてないので先に行きましょうか。その後降りていって神輿が見えるところに移動したらいいですしね」
たこ焼きを食べながら、焼きそばはもう入らないと言って周太郎に渡し、食べてもらいながらコーラを飲んでいると、案の定食べるところを探している海都と隆弘に会った。
「来てたんだ。俺達夜はバイトだからさ、これが昼飯!」
「まだ椅子あるよ?」
「いいのか?家族で来てるんだろ?」
「構わん。早く座らないと席なくなるぞ?」
那智が椅子を海都達にも渡し、のんびりとご飯を食べていると「何でおでん?」との海都の素朴な疑問が飛んだ。
「前も食べてましたよね?」
「俺の好物だ。屋台が出てたからな」
「あったんだ……後で買いに行こうっと」
「海都君、お店で食べられるのに?」
「屋台はまた違うんだって!雰囲気とかそういうのが大事なの。屋台は!」
そうだそうだと何故か那智と海都でおでんで盛り上がり、横では隆弘が普通にたこ焼きの蓋を開けていただきますと呑気に食べている。
「隆弘さんも引率の先生みたいだね」
「気分は保護者だよ?あっちこっちいく小学生連れてる感じ」
みんなが食事が終わるのを待ってから、先に神輿の方に行くと海都たちが反対方向に行ってしまったので、本殿の方へと向かう。
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