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東の浮遊城
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「──という事じゃ!聞いておったか?昴と雪翔」
「へ?」
「まぁ昴が説明したじゃろうが、何かあれば念じれば良い。顔と名前を思い浮かべるだけで連絡はつく」
「分かった、誰でもいいの?」
「声が聞こえなんだら、何人かに呼びかければ良い」
手首に巻いてもらい、「お爺ちゃん、もう勝手に持ってきちゃダメだよ?」と言うと、「使えるものは使わんと意味が無いじゃろ?」と笑っていたので、まあ、いいかと昴も諦めたようだ。
「冬弥さん。ここって鍛冶屋さんとかいる?」
「居ませんけど、なにか必要ですか?」
「居ないならいいんだ」
そう言いながらも花壇にあった棒を見せ、欲しい形の物を冬弥に説明すると、長さを変えてなんぼんか用意してくれるという。
「しーちゃん、冬弥さんの影の中?」
「いえ、台所に行ってますよ?金と銀も連れていきましたが」
「ひーちゃんは?」
「それなんですけどね、栞さんから離れないんです。もう少しそのままでもいいです?」
「構わないよ?」
みんなが解散したあと、周太郎を探して花壇から持ってきた棒を見せる。
「これ簡単に折れたり曲がったりする?」
「いえ、かなり強度があるのでいろんなものに使われてますが」
「あのね……」
周太郎にお願いをし、今日は胡蝶たちもいるのでと食事は豪華だったが、冬弥の隣に栞がいないのがなんだか寂しい。
「雪翔よ。良い知らせじゃ」
「お爺ちゃん」
「明日秋彪と玲がここに来る。あやつも若いでの、回復も早かったようで何よりじゃ」
「ほんとに?よかった」
「これはわしが思うておるだけなんじゃが、雪翔にはあまり戦いの場に出て欲しくないんじゃ。今回は雪翔の守りでなんとかなったと思うておるが」
「僕、彫刻刀で札を止めたんだ。何も地面に刺せるものがなくて。刃物だからこんな事に使っちゃいけないとは分かってるんだけど。だから代わりになるようなものをと思って、色々考えてるんだけど」
「そうか……じゃがのぅ……」
「僕だって人を傷つけるようなことしたくないよ?でも、守れる力があるならそれは使いたいって思うんだ。明日から四郎さんと細かいところまで解読始めるんだけど、その合い間に術の練習もしたいなって思ってて。どうやったら長く術が使えるようになるのかな?」
「そうじゃのぅ。冬弥は、あれはもう才能としかいいようがないかの。京弥は毎日限界まで術を発動して、段々と持久性をつけて行った感じじゃし、みんなやり方は違う。明日秋彪がくる。やつも体力回復にここで修行するじゃろうし、頼んでみたらどうじゃ?」
「そうしてみる。で、なんであの普通の木にみんなクリスマスの飾りしてるの?」
「さぁ……もっと小さい飾りが売っておったから、それでいいんじゃないかと言うたんじゃが、庭に木があるからと飾りを買うておったな。まさか庭のど真ん中に飾るとは思わなんだが」
「あのね、クリスマスはいい子にはサンタさんからプレゼントが貰えるんだよ?こっちではないの?」
「こちらには無い。話は聞いておったが、冬弥なりに気分だけでもという事じゃろ?」
「へ?」
「まぁ昴が説明したじゃろうが、何かあれば念じれば良い。顔と名前を思い浮かべるだけで連絡はつく」
「分かった、誰でもいいの?」
「声が聞こえなんだら、何人かに呼びかければ良い」
手首に巻いてもらい、「お爺ちゃん、もう勝手に持ってきちゃダメだよ?」と言うと、「使えるものは使わんと意味が無いじゃろ?」と笑っていたので、まあ、いいかと昴も諦めたようだ。
「冬弥さん。ここって鍛冶屋さんとかいる?」
「居ませんけど、なにか必要ですか?」
「居ないならいいんだ」
そう言いながらも花壇にあった棒を見せ、欲しい形の物を冬弥に説明すると、長さを変えてなんぼんか用意してくれるという。
「しーちゃん、冬弥さんの影の中?」
「いえ、台所に行ってますよ?金と銀も連れていきましたが」
「ひーちゃんは?」
「それなんですけどね、栞さんから離れないんです。もう少しそのままでもいいです?」
「構わないよ?」
みんなが解散したあと、周太郎を探して花壇から持ってきた棒を見せる。
「これ簡単に折れたり曲がったりする?」
「いえ、かなり強度があるのでいろんなものに使われてますが」
「あのね……」
周太郎にお願いをし、今日は胡蝶たちもいるのでと食事は豪華だったが、冬弥の隣に栞がいないのがなんだか寂しい。
「雪翔よ。良い知らせじゃ」
「お爺ちゃん」
「明日秋彪と玲がここに来る。あやつも若いでの、回復も早かったようで何よりじゃ」
「ほんとに?よかった」
「これはわしが思うておるだけなんじゃが、雪翔にはあまり戦いの場に出て欲しくないんじゃ。今回は雪翔の守りでなんとかなったと思うておるが」
「僕、彫刻刀で札を止めたんだ。何も地面に刺せるものがなくて。刃物だからこんな事に使っちゃいけないとは分かってるんだけど。だから代わりになるようなものをと思って、色々考えてるんだけど」
「そうか……じゃがのぅ……」
「僕だって人を傷つけるようなことしたくないよ?でも、守れる力があるならそれは使いたいって思うんだ。明日から四郎さんと細かいところまで解読始めるんだけど、その合い間に術の練習もしたいなって思ってて。どうやったら長く術が使えるようになるのかな?」
「そうじゃのぅ。冬弥は、あれはもう才能としかいいようがないかの。京弥は毎日限界まで術を発動して、段々と持久性をつけて行った感じじゃし、みんなやり方は違う。明日秋彪がくる。やつも体力回復にここで修行するじゃろうし、頼んでみたらどうじゃ?」
「そうしてみる。で、なんであの普通の木にみんなクリスマスの飾りしてるの?」
「さぁ……もっと小さい飾りが売っておったから、それでいいんじゃないかと言うたんじゃが、庭に木があるからと飾りを買うておったな。まさか庭のど真ん中に飾るとは思わなんだが」
「あのね、クリスマスはいい子にはサンタさんからプレゼントが貰えるんだよ?こっちではないの?」
「こちらには無い。話は聞いておったが、冬弥なりに気分だけでもという事じゃろ?」
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