26 / 146
力の欠片
.
しおりを挟む
「久方ぶりだな」
え? 知り合い……?
「かなり昔に滅したと思っていたが?」
「逃げたんですよ……完全に消される前にね。しかし、歳をとりましたね……竹刀を振り回していた頃とかなり違いますが」
「もう、引退した身。歳もとる。なぜ今になって出てきた?」
「祭りに誘われて……と言っておきましょうか」
祖父の後ろに隠れていたのだが、「あぁ、この子供が次の……」と言われ背筋がゾワッとする。
「孫には手出しはさせんぞ? 翔平逃げなさい」
逃げろ? 爺ちゃんを置いて?
そんなこと出来るわけがない……
でも知っいてる妖みたいだし、どうなってるんだ?
とにかく、祖父には鈴だけでは足りないだろう。
え? 知り合い……?
「かなり昔に滅したと思っていたが?」
「逃げたんですよ……完全に消される前にね。しかし、歳をとりましたね……竹刀を振り回していた頃とかなり違いますが」
「もう、引退した身。歳もとる。なぜ今になって出てきた?」
「祭りに誘われて……と言っておきましょうか」
祖父の後ろに隠れていたのだが、「あぁ、この子供が次の……」と言われ背筋がゾワッとする。
「孫には手出しはさせんぞ? 翔平逃げなさい」
逃げろ? 爺ちゃんを置いて?
そんなこと出来るわけがない……
でも知っいてる妖みたいだし、どうなってるんだ?
とにかく、祖父には鈴だけでは足りないだろう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
22
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる