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ご来客
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「真口……さん」
「真口でいいですよ。なんですか?」
「この人……人というか、人なの?」
「ええ。この方はビコさんと言いまして、良くご来店頂いてるお客様です」
「ビコさん?」
「少彦名命。知らんか?」
「知りません!」
俺は国語や歴史には全くもって興味が無い。
いきなり名前を言われても、ぱっと思いつくはずも無い。
ガクッと小さな体で項垂れるビコは、みかんに刺してあるストローで上手に飲んだあと、「この国ができた時に、大国主命と一緒に国造りをした神だ」
「へー。そうなんですかぁ」
そんなの嘘だろ!
ここ最近不思議な事が起き過ぎてるのに、神様なんて居るわけないだろ!
なにかの装置で小さく見せているだけだ!
「真口でいいですよ。なんですか?」
「この人……人というか、人なの?」
「ええ。この方はビコさんと言いまして、良くご来店頂いてるお客様です」
「ビコさん?」
「少彦名命。知らんか?」
「知りません!」
俺は国語や歴史には全くもって興味が無い。
いきなり名前を言われても、ぱっと思いつくはずも無い。
ガクッと小さな体で項垂れるビコは、みかんに刺してあるストローで上手に飲んだあと、「この国ができた時に、大国主命と一緒に国造りをした神だ」
「へー。そうなんですかぁ」
そんなの嘘だろ!
ここ最近不思議な事が起き過ぎてるのに、神様なんて居るわけないだろ!
なにかの装置で小さく見せているだけだ!
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