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救出!
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八意さんが出て行き、みんなが黙り込んでしまったので、兄の寝ている部屋へと行き布団の横に座る。
なんで勝手に一人で行ったんだよ……
なんでいつも俺を一人にするんだよ……
歳が離れているから、置いてきぼりになるのは仕方がないし、いつも先に先にと行ってしまって、全然追いつけない。
そんなことはとっくに分かっていたのに……それでも少しでも追いつきたいと思っていたのに、このまま兄貴は死んでしまうのか?そう思うと、悔しくて悲しくて泣いてはいけないと思っても涙が溢れてしまう。
「翔平……」
「あ、兄貴?」
「泣き虫だなぁ」
「違っ!これは違うから!!!」
「なぁ、大国さん呼んでくれないか?」
「あ、うん。待ってて」
直ぐに大国さんを呼ぶと、祖父母や迦具土に他のみんなも来て、布団を囲んで座ってしまうので、迦具土とテチの間に割り込む。
「どうした純平」
「大国さん……」
起き上がろいとする兄に手を貸して迦具土と祖父が起こし、少し水を飲ませる。
「大国さん、助けてくれてありがとう。さっき、話し聞こえたんだ。俺が無茶したせいで、石長さんが大変な事になるんだろ?
俺から、その神気とかいうのを抜いてくれ。大国さんなら出来るだろ?」
「ばっ!馬鹿か?そんな事をしてみろ。お前の命が……」
「分かってるよ、その位……」
「兄貴……」
「ダメだ」
「大国さん!」
「出来ないんだ俺にも!普通の神気なら何とかなっただろう。だが、これは石長の思いそのもの。石長にしか離すことは出来んと思うし、その石長は今力は使えん」
「方法があるはずだ」
「有るにはある。だが、今やるのは危険だし……二人ともどうなるか俺にもわからん」
「それにな、お前の体と繋がってた時間が長い分、全てを取る事も出来んと思うぞ?」
「迦具土何か知ってるの?何とかならないの?」
「純平、とりあえず八意が帰ってくるまで待ってくれ。それまでに大国様が何かするというのであれば止めんが、俺は……佐野家に恩がある。神とて恩を受けた家の者を死なせるような無慈悲なことはしたくない」
「迦具土……」
「俺も迦具土に賛成だ。お前に何かあってみろ。ずるい飯シリーズが食えなくなるではないか」
そこかよ!
「大国様……」
襖が少し開き、そこから石長さんの声がするので、直ぐに祖母が行き、上着をかけて手を引いてこちらに来る。
「私の……勝手な行動でご迷惑をお掛けしました。もしも、純平さんから私の神気を抜くのならば、私は塵となっても構いませぬ。これをお使いくださいませ。さすれば、私の神気のみが抜けます」
そう言って大国さんに渡したのはハンカチ?
「お前……それでは神気は戻らぬぞ!」
「次の石長比売となる者に託します」
ダメだ!
そう言おうとした時に、兄が先にダメだといいだし、二人して手を取り合っている姿は見ていて恥ずかしい。
なんで勝手に一人で行ったんだよ……
なんでいつも俺を一人にするんだよ……
歳が離れているから、置いてきぼりになるのは仕方がないし、いつも先に先にと行ってしまって、全然追いつけない。
そんなことはとっくに分かっていたのに……それでも少しでも追いつきたいと思っていたのに、このまま兄貴は死んでしまうのか?そう思うと、悔しくて悲しくて泣いてはいけないと思っても涙が溢れてしまう。
「翔平……」
「あ、兄貴?」
「泣き虫だなぁ」
「違っ!これは違うから!!!」
「なぁ、大国さん呼んでくれないか?」
「あ、うん。待ってて」
直ぐに大国さんを呼ぶと、祖父母や迦具土に他のみんなも来て、布団を囲んで座ってしまうので、迦具土とテチの間に割り込む。
「どうした純平」
「大国さん……」
起き上がろいとする兄に手を貸して迦具土と祖父が起こし、少し水を飲ませる。
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「ばっ!馬鹿か?そんな事をしてみろ。お前の命が……」
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「兄貴……」
「ダメだ」
「大国さん!」
「出来ないんだ俺にも!普通の神気なら何とかなっただろう。だが、これは石長の思いそのもの。石長にしか離すことは出来んと思うし、その石長は今力は使えん」
「方法があるはずだ」
「有るにはある。だが、今やるのは危険だし……二人ともどうなるか俺にもわからん」
「それにな、お前の体と繋がってた時間が長い分、全てを取る事も出来んと思うぞ?」
「迦具土何か知ってるの?何とかならないの?」
「純平、とりあえず八意が帰ってくるまで待ってくれ。それまでに大国様が何かするというのであれば止めんが、俺は……佐野家に恩がある。神とて恩を受けた家の者を死なせるような無慈悲なことはしたくない」
「迦具土……」
「俺も迦具土に賛成だ。お前に何かあってみろ。ずるい飯シリーズが食えなくなるではないか」
そこかよ!
「大国様……」
襖が少し開き、そこから石長さんの声がするので、直ぐに祖母が行き、上着をかけて手を引いてこちらに来る。
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「お前……それでは神気は戻らぬぞ!」
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