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南の島のおじいちゃん
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みんなにお茶が配られ、ジイジと祖父が病についてもう一度説明してくれる。
「───それで、もしも体にアザのようなものが出来ていたら、末期……二日くらいしか持たぬと覚えておくように。冬弥たちはまだ直接見た事はなかろう?」
「ありませんけど、早すぎませんか?」
「わしらでも分からんのじゃよ、あの病だけは……」
「本当なら那智の屋敷でと話にも行ったんだが、島からでたくないという意見を尊重したんだ。私たち家族は特に世話になったのだから、心して行くように」
真面目に話すジイジに、不謹慎ながらも毎回そうしていてくれと思い、島の那智の家にまずは荷物、その後みんなでまとまっていくと、やはり海にはイルカがいた!
「航平ちゃん、イルカ!イルカが来てるよ!」と興奮してしまう。
「本当にいるんだ……で、雪翔はここから突き落とされたの?」
「違うよ?家の方……あの時は怖かったんだから!」
「───それで、もしも体にアザのようなものが出来ていたら、末期……二日くらいしか持たぬと覚えておくように。冬弥たちはまだ直接見た事はなかろう?」
「ありませんけど、早すぎませんか?」
「わしらでも分からんのじゃよ、あの病だけは……」
「本当なら那智の屋敷でと話にも行ったんだが、島からでたくないという意見を尊重したんだ。私たち家族は特に世話になったのだから、心して行くように」
真面目に話すジイジに、不謹慎ながらも毎回そうしていてくれと思い、島の那智の家にまずは荷物、その後みんなでまとまっていくと、やはり海にはイルカがいた!
「航平ちゃん、イルカ!イルカが来てるよ!」と興奮してしまう。
「本当にいるんだ……で、雪翔はここから突き落とされたの?」
「違うよ?家の方……あの時は怖かったんだから!」
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