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浮遊城の水盆
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裏に周り、周太郎のところに行こうとするものの、まだ纏めてない木が沢山落ちていたので、「周太郎さーん」と呼ぶと、ヒョコッと顔を出してくれたので、祖母に言われたことを伝えると、直ぐに一束持ってきてくれた。
「あれ、全部割ったの?」
「はい。残りも少なくなっていたので、作っておいたら皆さん楽になるかなと思いまして」
周太郎は優しいなぁと思いながら、他に手伝うことはないかと言うと、「もうみんな広間にいると思うから行ってきたらどう?」と言われる。
少し考えたあと、やはり朝ごはんを食べてからにしようと思い、周太郎は残りの薪を片付けてくると裏に戻ったので、味噌汁があるのを確認して、漬物を切っていく。
「朝からご馳走だね」
「解読というのをしないといけないのでしょう?せめて美味しいものをとね。それに、雪翔も春のお休みの間だけでしょう?今のうちにお婆ちゃんのご飯を沢山食べて欲しくてねぇ」
「お婆ちゃん、ありがとう。僕、お婆ちゃんのご飯大好きだよ」
「あら、それなら毎日頑張らないと。そうだわ、あのペットボトルという飲み物。こちらの井戸の方でも冷やしてあるんだけど、追加で入れて置いてくれるかしら?」
「うん。ジュースも入れていい?」
「好きなのを入れていいとは言われてるけど、お茶くらいしかお婆ちゃんには分からないから、あなた達が好きなものを入れといたらいいと思うわよ?」
「あれ、全部割ったの?」
「はい。残りも少なくなっていたので、作っておいたら皆さん楽になるかなと思いまして」
周太郎は優しいなぁと思いながら、他に手伝うことはないかと言うと、「もうみんな広間にいると思うから行ってきたらどう?」と言われる。
少し考えたあと、やはり朝ごはんを食べてからにしようと思い、周太郎は残りの薪を片付けてくると裏に戻ったので、味噌汁があるのを確認して、漬物を切っていく。
「朝からご馳走だね」
「解読というのをしないといけないのでしょう?せめて美味しいものをとね。それに、雪翔も春のお休みの間だけでしょう?今のうちにお婆ちゃんのご飯を沢山食べて欲しくてねぇ」
「お婆ちゃん、ありがとう。僕、お婆ちゃんのご飯大好きだよ」
「あら、それなら毎日頑張らないと。そうだわ、あのペットボトルという飲み物。こちらの井戸の方でも冷やしてあるんだけど、追加で入れて置いてくれるかしら?」
「うん。ジュースも入れていい?」
「好きなのを入れていいとは言われてるけど、お茶くらいしかお婆ちゃんには分からないから、あなた達が好きなものを入れといたらいいと思うわよ?」
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ずっと読んでいます 早く続きをお願いします。
こちらはシリーズ作品となっています。
下宿屋 東風荘から7まであるので楽しんでいただければ嬉しいです(*・ω・)*_ _)ペコリ
とても面白いです😆
お気に入り登録しました👍
ありがとうございます😊
シリーズものになっていますので、お時間のある時に1から読んで貰えたらとても嬉しいです(๑•̀ㅁ•́๑)✧