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第1章
【15話】青い空の下※(松敦)
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「あっ……あぁっ…ぁ……は、ぁ…」
喘ぎ声を上げる敦志に満足げに松島は笑い、不意に床に膝をついた。事態が呑み込めずにただただ松島の顔を見つめている敦志を下から見上げながら松島は敦志の陰茎の先端を口に含んだ。
「まっま…しまさっ」
逃れようともがいてみても、やはりむなしく後ろのフェンスがガシャガシャと鳴るだけ。松島は先端をチロチロと舐めながら茎の部分を擦るように上下しはじめた。
「あっ……あ、…ぁっ…ぉねがっ…やめ…」
半ば泣きそうになりながら祈るような気持ちで松島を見つめる敦志。けれど松島は敦志と目が合うと意地悪に笑い、舐めていた先端を口に含み吸い上げ始めた。
「あぁっあ、ぁ……あっ…」
与えられる快感に逆らいきれず、敦志は大きく喘ぎながらじれったそうに腰を振り始める。それを見た松島は上下する手を早める。
「あああぁっ!……」
あまりの責めに敦志は松島の口の中に射精してしまった。松島は陰茎から口を離すと立ち上がり、恥ずかしがっている敦志に無理矢理くちづけた。
「んっ…ん!」
無理に割られた唇に生温かい苦いものが流し込まれる。敦志は思わず咽返り、唇の隙間から精液が流れ落ちていく。しかし、松島が唇をしばらく離してくれなかったのでいくらかは精液を飲んでしまった。涙目になる敦志に松島は、
「中西ちゃん腰振ってすごい、いやらしかったよ」
もっといやらしい姿見せてよと、敦志のズボンを下着ごと脱がせてしまうとポケットからチューブを取り出し指にジェル状のなにかを出し、その指で後孔を解しはじめた。
「ぁ…つめた…」
その冷たさに思わず身を縮ませる敦志、松島は無理に指を動かしながら
「中西ちゃんほら、力抜いて抜かないとつらいよ?」
止むことのない後孔の異物感に敦志は迷い、瞳を左右に揺らした。
どうせヤられるなら楽な方がいい、早く終わると身体の負担が少ない、などと悪魔が囁く。
敦志は受け入れて息を吐きながら力を抜いた。
グチュグチュと卑猥な音をたてながら松島の指はいつの間にか三本に増えていた。
「もう三本も入ってるよ」
松島の言葉にゆるく内壁が締まる、その様子にいやらしく笑いながら松島は激しく指を抜き差しする
「は……ぁ……あ…」
次第にその動きに合わせてゆるゆると腰が動き出してしまい、たまらなく淫らだ。その姿に松島も、熱に浮かされたように余裕のない表情をする。
「ココ、だけで感じてるの?」
「ちがっ…」
「素質あるんじゃない?あ、そろそろ入りそう」
松島は指を抜き取るとジッパーを下ろして自身のものを取り出した。そしてフェンスに敦志を押し付けて両足を抱え上げる。
両足を抱えられ宙に浮いたような形になった敦志はあてがわれた松島のものへと腰を下ろすほかなくなった
「ぁ…やっ……」
入り口を今にも押し割って突き刺してきそうな熱い凶器を嫌がり、腹筋の限界まで耐えるのだけど、いつまでも続くわけがなく、限界を迎える。
「ぅ、ああぁぁっ…」
結局、敦志は深々と松島に貫かれた。いわゆる駅弁という体位で松島に突き上げられると重力で落ちてまた深々と松島を受け入れてしまうのだ。
「すご…すごい、……俺、中西ちゃんとっ」
「あ!、は…あっぁ…」
「セックス…してる」
「なっあ…」
松島が恍惚とした表情で激しく何度も突き上げるため、敦志の足と陰茎はむなしく揺れ、背中のフェンスもガシャガシャと音を立てる。
耳元で熱く囁かれた言葉から逃れようと仰け反るが却って、強く突き上げられる。
「俺…中西ちゃ、んの…ナカに…っ」
「はぁっ…あぁ…も、言うっな、あっ!…」
最初は体勢の苦しさや、下半身を襲う痛みに必死に耐えていたのだが、次第に敦志は突き上げられるたびに自分の声とは思えない喘ぎ声を上げ始める。
身体に覚え込まされたこの行為に名前をつけられると、生々しくて、強い快楽はまるで喜んでいるかのようで敦志は嫌々をするが、それも長くは続かなかった。
「あっぁ、…あっ……ん、んぁ!」
ある一点を突かれると急に声色を変え余裕なく喘ぎ始めたのだ。唇から精液を垂れ流し喘ぎながら腰を振る。
その淫らな姿に欲望を抱かない男はいないだろう。
「イイの?…ここがっイイ?」
「あぁっ…ゃ、あっ…」
松島も例外ではないらしく、もっと敦志を乱れさせようと敦志の前立腺を何度も擦り上げる。
その刺激に耐え切れずに敦志は自ら腰を振り、肉がぶつかり合う音がする。
「あぁっ!あ、……あっ!」
一層激しい喘ぎ声を上げる敦志、いつのまにか陰茎は立ち上がり物欲しげに汁を垂らしていた。
「中西ちゃん…こういう時はね"俺のチンコに触ってください"って言うんだよ」
恥ずかしがり嫌々をする敦志に松島は陰茎の根元をキツク握って
「言えないの?じゃあイかせてあげないよ」
「ぁ、ぃやだっ…」
「じゃあ言って…ホラ」
グッグッと突き上げられ敦志は悲鳴のように短い喘ぎ声を突き上げに合わせて上げた。
「あ!ぁっさ、わっ……さわってっ」
「どこに?」
敦志は自分の鼻の奥が痛くなったのがわかった。今にも泣き出しそうなのを懸命に耐えて震える唇を開いた。
「チ…ンコ……おれのっチンコっ」
「…えらいね」
松島はにっこりして敦志の陰茎を手にして扱きはじめた。先走りに濡れた陰茎は扱かれるたびにヌチュッヌチュッと淫猥な音を立てて、それがまた敦志を追い込む。
「ゃ、あ、あぁっ…イッィッちゃ…う」
「…俺もっぁ、やば…ナカ……めっちゃイィ」
敦志は背中を反らせ、上を見上げるように首筋を伸ばした。その瞬間、白いものが敦志の胸元から腹を汚す。
同時に中を締め付けられて松島も敦志の体内に熱いものを吐き出した。
はあ、はあ、と肩で息をしていると、余韻に浸るように緩く突き上げながら唇を重ねられ、敦志は少し泣きたくなった。
喘ぎ声を上げる敦志に満足げに松島は笑い、不意に床に膝をついた。事態が呑み込めずにただただ松島の顔を見つめている敦志を下から見上げながら松島は敦志の陰茎の先端を口に含んだ。
「まっま…しまさっ」
逃れようともがいてみても、やはりむなしく後ろのフェンスがガシャガシャと鳴るだけ。松島は先端をチロチロと舐めながら茎の部分を擦るように上下しはじめた。
「あっ……あ、…ぁっ…ぉねがっ…やめ…」
半ば泣きそうになりながら祈るような気持ちで松島を見つめる敦志。けれど松島は敦志と目が合うと意地悪に笑い、舐めていた先端を口に含み吸い上げ始めた。
「あぁっあ、ぁ……あっ…」
与えられる快感に逆らいきれず、敦志は大きく喘ぎながらじれったそうに腰を振り始める。それを見た松島は上下する手を早める。
「あああぁっ!……」
あまりの責めに敦志は松島の口の中に射精してしまった。松島は陰茎から口を離すと立ち上がり、恥ずかしがっている敦志に無理矢理くちづけた。
「んっ…ん!」
無理に割られた唇に生温かい苦いものが流し込まれる。敦志は思わず咽返り、唇の隙間から精液が流れ落ちていく。しかし、松島が唇をしばらく離してくれなかったのでいくらかは精液を飲んでしまった。涙目になる敦志に松島は、
「中西ちゃん腰振ってすごい、いやらしかったよ」
もっといやらしい姿見せてよと、敦志のズボンを下着ごと脱がせてしまうとポケットからチューブを取り出し指にジェル状のなにかを出し、その指で後孔を解しはじめた。
「ぁ…つめた…」
その冷たさに思わず身を縮ませる敦志、松島は無理に指を動かしながら
「中西ちゃんほら、力抜いて抜かないとつらいよ?」
止むことのない後孔の異物感に敦志は迷い、瞳を左右に揺らした。
どうせヤられるなら楽な方がいい、早く終わると身体の負担が少ない、などと悪魔が囁く。
敦志は受け入れて息を吐きながら力を抜いた。
グチュグチュと卑猥な音をたてながら松島の指はいつの間にか三本に増えていた。
「もう三本も入ってるよ」
松島の言葉にゆるく内壁が締まる、その様子にいやらしく笑いながら松島は激しく指を抜き差しする
「は……ぁ……あ…」
次第にその動きに合わせてゆるゆると腰が動き出してしまい、たまらなく淫らだ。その姿に松島も、熱に浮かされたように余裕のない表情をする。
「ココ、だけで感じてるの?」
「ちがっ…」
「素質あるんじゃない?あ、そろそろ入りそう」
松島は指を抜き取るとジッパーを下ろして自身のものを取り出した。そしてフェンスに敦志を押し付けて両足を抱え上げる。
両足を抱えられ宙に浮いたような形になった敦志はあてがわれた松島のものへと腰を下ろすほかなくなった
「ぁ…やっ……」
入り口を今にも押し割って突き刺してきそうな熱い凶器を嫌がり、腹筋の限界まで耐えるのだけど、いつまでも続くわけがなく、限界を迎える。
「ぅ、ああぁぁっ…」
結局、敦志は深々と松島に貫かれた。いわゆる駅弁という体位で松島に突き上げられると重力で落ちてまた深々と松島を受け入れてしまうのだ。
「すご…すごい、……俺、中西ちゃんとっ」
「あ!、は…あっぁ…」
「セックス…してる」
「なっあ…」
松島が恍惚とした表情で激しく何度も突き上げるため、敦志の足と陰茎はむなしく揺れ、背中のフェンスもガシャガシャと音を立てる。
耳元で熱く囁かれた言葉から逃れようと仰け反るが却って、強く突き上げられる。
「俺…中西ちゃ、んの…ナカに…っ」
「はぁっ…あぁ…も、言うっな、あっ!…」
最初は体勢の苦しさや、下半身を襲う痛みに必死に耐えていたのだが、次第に敦志は突き上げられるたびに自分の声とは思えない喘ぎ声を上げ始める。
身体に覚え込まされたこの行為に名前をつけられると、生々しくて、強い快楽はまるで喜んでいるかのようで敦志は嫌々をするが、それも長くは続かなかった。
「あっぁ、…あっ……ん、んぁ!」
ある一点を突かれると急に声色を変え余裕なく喘ぎ始めたのだ。唇から精液を垂れ流し喘ぎながら腰を振る。
その淫らな姿に欲望を抱かない男はいないだろう。
「イイの?…ここがっイイ?」
「あぁっ…ゃ、あっ…」
松島も例外ではないらしく、もっと敦志を乱れさせようと敦志の前立腺を何度も擦り上げる。
その刺激に耐え切れずに敦志は自ら腰を振り、肉がぶつかり合う音がする。
「あぁっ!あ、……あっ!」
一層激しい喘ぎ声を上げる敦志、いつのまにか陰茎は立ち上がり物欲しげに汁を垂らしていた。
「中西ちゃん…こういう時はね"俺のチンコに触ってください"って言うんだよ」
恥ずかしがり嫌々をする敦志に松島は陰茎の根元をキツク握って
「言えないの?じゃあイかせてあげないよ」
「ぁ、ぃやだっ…」
「じゃあ言って…ホラ」
グッグッと突き上げられ敦志は悲鳴のように短い喘ぎ声を突き上げに合わせて上げた。
「あ!ぁっさ、わっ……さわってっ」
「どこに?」
敦志は自分の鼻の奥が痛くなったのがわかった。今にも泣き出しそうなのを懸命に耐えて震える唇を開いた。
「チ…ンコ……おれのっチンコっ」
「…えらいね」
松島はにっこりして敦志の陰茎を手にして扱きはじめた。先走りに濡れた陰茎は扱かれるたびにヌチュッヌチュッと淫猥な音を立てて、それがまた敦志を追い込む。
「ゃ、あ、あぁっ…イッィッちゃ…う」
「…俺もっぁ、やば…ナカ……めっちゃイィ」
敦志は背中を反らせ、上を見上げるように首筋を伸ばした。その瞬間、白いものが敦志の胸元から腹を汚す。
同時に中を締め付けられて松島も敦志の体内に熱いものを吐き出した。
はあ、はあ、と肩で息をしていると、余韻に浸るように緩く突き上げながら唇を重ねられ、敦志は少し泣きたくなった。
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