113 / 210
3
113.トビの反論
しおりを挟む
世界でも3本の指に入ると言われるビビット商会の副会長と紹介した事や、力が全てという気質を持つ竜人さえも気圧される獣気でいくらか見直されたのもあるだろう。
トビの言葉が外野に静かなさざ波を起こす。
その間にもトビはザガドの隣へと悠然と歩いて並んだ。
「ペネドゥル様、私も中へ入ります!
貴様、今すぐに消してくれるわ!
覚悟しろ!!」
憎々しげにラジェットが喚くが、水牢が迎え入れる事はないようだ。
「お待ちなさい!」
と、不意にラジェットに被せるように水牢の中から声が響く。
すると空間が歪み、ザガド達の前に緑髪の魔術師が現れ、庇うように立つ。
ラスイードだ。
「ラスイード、邪魔をするか」
憎悪で煮えたぎる眼をペネドゥルが向けるが、静かに頭を振る。
「まさか」
微笑んでペネドゥルへと近づくと踵を返す。
「エトラン副会長、このような大衆の面前でそのような暴言、いや、妄言を吐く以上覚悟はできているのですか」
「そらもちろんですわ」
ラスイードの言葉にトビが神妙な顔で頷く。
「では当然の事ながら確たる証拠はあるのでしょうね。
こちらは我が国の王城に仕えし崇高なる騎士の証言がありますよ」
「存じ上げております。
しかし言い方を変えればそちらは証言のみ。
しかもその証言には信憑性がありませんのや」
「ほう」
その言葉に目を細め、続ける。
「ではまずはそれをお話しなさい。
けれどおかしな事を言えば、我らの国の王族を辱しめたとして罰します」
「かまわへんよ。
ほなまずは国王陛下の伴侶の弑逆罪についてやけど、ザガド様が刺した所をホンマに見たん?
おたくらが見たんは刀に刺された伴侶とその部屋におったザガド様のはずやけど、違う?
あ、ザガド様が刺したんを見たんやったらちゃんと名前にかけて見たって誓ってや」
最後の言葉であの時証言した猫属、犬属、虎属の騎士が口ごもる。
「それは····」
「しかしやましいからこそ我々に危害を····」
「逃げようとしたのだから····」
トビはわざとらしいため息を1つ吐いた。
「ほな結局刺したんは誰かわからへんやん。
そもそもその居室って、誰か見張りはついてたん?
丸1日絶対に国王陛下夫妻を守る為にせめて部屋の扉の前におる見張りやで?」
「それは····」
「だが扉の前に定期的な見張りは····」
「俺は見張りはした事がないから····」
虎属の定期的な見張り発言は問題だろう。
「せやけど俺がさっき行ったら誰も見張りなんかついてへんやったで?
誰でも入れる部屋で直接刺した所を見てへんのに犯人扱いは流石に無理があるわ。
むしろ早く国王陛下夫妻を殺させたいみたいやん?」
トビは最後の言葉だけは肩を軽く竦めてラスイードの後ろの2人を見やって話す。
「おのれ、下賎の商人ふぜいが····」
「良かろう。
しかし私が白竜の認める血筋の中でザガドより強い事にかわりは····」
「それも疑問やわ。
そもそもそこの騎士さんらと国王陛下夫妻のおる部屋で捕り物やったんやろ?
ザガド様やったら万が一の事が無いように力抑えてたんちゃうの?
それにこの城の人に聞いたけど、ペネドゥル様は今までに何回も夫妻の周りのザガド様の結界を壊さそうとしてたらしいけど、まだ壊せてへんやん。
これではどっちか強いかわからへんやろう」
「何を言うか!
我が主が1番強いに····」
「黙れ、ラジェット。
ならば麻薬の証拠はどうする。
それこそが我ら竜人にとっては1番の許し難き事····」
「それが1番の嘘っぱちや。
ラスイード様、そろそろえんちゃいますの?」
「そうですね」
ラスイードが改めてペネドゥルに向き直る。
ペネドゥルは平静を装いつつも、汗が顎を伝っていた。
「私は仮にもあなたの側近として動いていました。
例えあなたに脅された関係であったとしても、あなたが王族として、摂政として矢面に立ったから国王陛下が眠り、ザガド様が放蕩してもこの国の形骸だけは何とか保つ事ができたと私は思っております。
こうなる前にご自分達の非をお認めになって考えを改めて欲しかったのですが、残念です」
「ラスイード!
お前は主を裏切るのか!」
頭に血が上った緑が牢を殴りつけるが、びくともしない。
しかし次の瞬間水牢が消えた。
「もう良い。
残念だが、お前達の王族を侮辱する発言には辟易する。
不敬罪で····」
「がああああぁぁぁぁぁ!!!!」
突然鎖に絡められたジェロムが咆哮を上げる。
拘束している手枷を引きちぎりそうなほどガチャガチャと鳴らす。
「おい!
あの手枷、壊れるんじゃないか?!」
「水牢が消えているのに大丈夫なのか?!」
大臣や貴族達から焦りの声が聞こえてくる。
バギッ!
鈍い音がして、反動で手枷が小規模な衝撃波を放つ。
それがおさまると、ジェロムが血に染まりながら立っていた。
近くにいたザガドは風で衝撃波を緩和させたせいか、少し離れた所で尻餅をついていた。
そこにトビが駆けつけつつ、ジェロムと距離を取っている。
ふうふうと荒い呼吸を繰り返すが、暫くすると血だらけの手で猿轡を引きちぎり、後ろの竜人達に獣気をぶつける。
息を飲み、獣人兵士の何人かは気絶したりへなへなと座りこんでしまうが、流石に竜人達にそれはなかった。
が、次の瞬間更なるどよめきが走る。
「おい、
「回復が早すぎないか?!」
俺の隣の兵士か驚愕の表情で呟く。
確かに抉れた肉が盛り上がって元に戻りつつある。
その状況は生々しい。
よし、今だな。
「お、おい!
逃げろ!!!!」
俺は大声で叫んで扉の外に飛び出した。
「待ってくれ!」
「俺も!」
「急げ!」
扉まで少し距離があり、俺の後に続くように初めはまばらに、そして人の波が押し寄せる。
ある程度ついてきた所で俺はキョロを懐から出す。
「キョロ!
おい、起きろ。
マジ寝するな!
起きてくれ!」
ちょっと待て。
後ろから獣人押し退けて竜人の奴らまで来てるぞ!
「キョロロロロ~」
いや、起きたけど寝ぼけてないか?!
「キョロ、ちゃんと起きてくれ!
ほら、俺乗せて飛んでくれ!」
「キョロ~」
バサリと手の平で羽を震わせると、でかくなりながら走る俺の目の前に飛ぶ。
俺がキョロの背中に飛び乗ると、急上昇して高い天井すれすれに飛んであの広間に戻った。
「ぐうううぅぅぅぅぅ!」
「ジェロム、落ち着け!
私だ、ザガドだ!
ジェロム!」
唸り声を上げてペネドゥルを背に庇うラジェットに向かい臨戦態勢に入っているジェロムをザガドが落ち着かせようと声をかけているところだったが、全く反応がない。
ザガドの拘束は側にいるトビかラスイードが解いたようだ。
と、不意にジェロムが足を踏み出した。
と思った瞬間には鈍い音がラジェットから聞こえた?!
見るとラジェットが吹き飛び、ペネドゥルを巻き添えに後ろの壁に叩きつけられた後だった。
トビの言葉が外野に静かなさざ波を起こす。
その間にもトビはザガドの隣へと悠然と歩いて並んだ。
「ペネドゥル様、私も中へ入ります!
貴様、今すぐに消してくれるわ!
覚悟しろ!!」
憎々しげにラジェットが喚くが、水牢が迎え入れる事はないようだ。
「お待ちなさい!」
と、不意にラジェットに被せるように水牢の中から声が響く。
すると空間が歪み、ザガド達の前に緑髪の魔術師が現れ、庇うように立つ。
ラスイードだ。
「ラスイード、邪魔をするか」
憎悪で煮えたぎる眼をペネドゥルが向けるが、静かに頭を振る。
「まさか」
微笑んでペネドゥルへと近づくと踵を返す。
「エトラン副会長、このような大衆の面前でそのような暴言、いや、妄言を吐く以上覚悟はできているのですか」
「そらもちろんですわ」
ラスイードの言葉にトビが神妙な顔で頷く。
「では当然の事ながら確たる証拠はあるのでしょうね。
こちらは我が国の王城に仕えし崇高なる騎士の証言がありますよ」
「存じ上げております。
しかし言い方を変えればそちらは証言のみ。
しかもその証言には信憑性がありませんのや」
「ほう」
その言葉に目を細め、続ける。
「ではまずはそれをお話しなさい。
けれどおかしな事を言えば、我らの国の王族を辱しめたとして罰します」
「かまわへんよ。
ほなまずは国王陛下の伴侶の弑逆罪についてやけど、ザガド様が刺した所をホンマに見たん?
おたくらが見たんは刀に刺された伴侶とその部屋におったザガド様のはずやけど、違う?
あ、ザガド様が刺したんを見たんやったらちゃんと名前にかけて見たって誓ってや」
最後の言葉であの時証言した猫属、犬属、虎属の騎士が口ごもる。
「それは····」
「しかしやましいからこそ我々に危害を····」
「逃げようとしたのだから····」
トビはわざとらしいため息を1つ吐いた。
「ほな結局刺したんは誰かわからへんやん。
そもそもその居室って、誰か見張りはついてたん?
丸1日絶対に国王陛下夫妻を守る為にせめて部屋の扉の前におる見張りやで?」
「それは····」
「だが扉の前に定期的な見張りは····」
「俺は見張りはした事がないから····」
虎属の定期的な見張り発言は問題だろう。
「せやけど俺がさっき行ったら誰も見張りなんかついてへんやったで?
誰でも入れる部屋で直接刺した所を見てへんのに犯人扱いは流石に無理があるわ。
むしろ早く国王陛下夫妻を殺させたいみたいやん?」
トビは最後の言葉だけは肩を軽く竦めてラスイードの後ろの2人を見やって話す。
「おのれ、下賎の商人ふぜいが····」
「良かろう。
しかし私が白竜の認める血筋の中でザガドより強い事にかわりは····」
「それも疑問やわ。
そもそもそこの騎士さんらと国王陛下夫妻のおる部屋で捕り物やったんやろ?
ザガド様やったら万が一の事が無いように力抑えてたんちゃうの?
それにこの城の人に聞いたけど、ペネドゥル様は今までに何回も夫妻の周りのザガド様の結界を壊さそうとしてたらしいけど、まだ壊せてへんやん。
これではどっちか強いかわからへんやろう」
「何を言うか!
我が主が1番強いに····」
「黙れ、ラジェット。
ならば麻薬の証拠はどうする。
それこそが我ら竜人にとっては1番の許し難き事····」
「それが1番の嘘っぱちや。
ラスイード様、そろそろえんちゃいますの?」
「そうですね」
ラスイードが改めてペネドゥルに向き直る。
ペネドゥルは平静を装いつつも、汗が顎を伝っていた。
「私は仮にもあなたの側近として動いていました。
例えあなたに脅された関係であったとしても、あなたが王族として、摂政として矢面に立ったから国王陛下が眠り、ザガド様が放蕩してもこの国の形骸だけは何とか保つ事ができたと私は思っております。
こうなる前にご自分達の非をお認めになって考えを改めて欲しかったのですが、残念です」
「ラスイード!
お前は主を裏切るのか!」
頭に血が上った緑が牢を殴りつけるが、びくともしない。
しかし次の瞬間水牢が消えた。
「もう良い。
残念だが、お前達の王族を侮辱する発言には辟易する。
不敬罪で····」
「がああああぁぁぁぁぁ!!!!」
突然鎖に絡められたジェロムが咆哮を上げる。
拘束している手枷を引きちぎりそうなほどガチャガチャと鳴らす。
「おい!
あの手枷、壊れるんじゃないか?!」
「水牢が消えているのに大丈夫なのか?!」
大臣や貴族達から焦りの声が聞こえてくる。
バギッ!
鈍い音がして、反動で手枷が小規模な衝撃波を放つ。
それがおさまると、ジェロムが血に染まりながら立っていた。
近くにいたザガドは風で衝撃波を緩和させたせいか、少し離れた所で尻餅をついていた。
そこにトビが駆けつけつつ、ジェロムと距離を取っている。
ふうふうと荒い呼吸を繰り返すが、暫くすると血だらけの手で猿轡を引きちぎり、後ろの竜人達に獣気をぶつける。
息を飲み、獣人兵士の何人かは気絶したりへなへなと座りこんでしまうが、流石に竜人達にそれはなかった。
が、次の瞬間更なるどよめきが走る。
「おい、
「回復が早すぎないか?!」
俺の隣の兵士か驚愕の表情で呟く。
確かに抉れた肉が盛り上がって元に戻りつつある。
その状況は生々しい。
よし、今だな。
「お、おい!
逃げろ!!!!」
俺は大声で叫んで扉の外に飛び出した。
「待ってくれ!」
「俺も!」
「急げ!」
扉まで少し距離があり、俺の後に続くように初めはまばらに、そして人の波が押し寄せる。
ある程度ついてきた所で俺はキョロを懐から出す。
「キョロ!
おい、起きろ。
マジ寝するな!
起きてくれ!」
ちょっと待て。
後ろから獣人押し退けて竜人の奴らまで来てるぞ!
「キョロロロロ~」
いや、起きたけど寝ぼけてないか?!
「キョロ、ちゃんと起きてくれ!
ほら、俺乗せて飛んでくれ!」
「キョロ~」
バサリと手の平で羽を震わせると、でかくなりながら走る俺の目の前に飛ぶ。
俺がキョロの背中に飛び乗ると、急上昇して高い天井すれすれに飛んであの広間に戻った。
「ぐうううぅぅぅぅぅ!」
「ジェロム、落ち着け!
私だ、ザガドだ!
ジェロム!」
唸り声を上げてペネドゥルを背に庇うラジェットに向かい臨戦態勢に入っているジェロムをザガドが落ち着かせようと声をかけているところだったが、全く反応がない。
ザガドの拘束は側にいるトビかラスイードが解いたようだ。
と、不意にジェロムが足を踏み出した。
と思った瞬間には鈍い音がラジェットから聞こえた?!
見るとラジェットが吹き飛び、ペネドゥルを巻き添えに後ろの壁に叩きつけられた後だった。
6
あなたにおすすめの小説
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした
エス
恋愛
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットになっていた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
※他サイトにも投稿しています。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる