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225.信者ともこもこ戦闘力〜ルドルフside
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「やあ、皆揃っているね。
ヒルシュ、交代だ。
君は陛下と合流して」
「かしこまりました」
国王の側近はそのまま一礼して出て行き、入れ替わりで国王の双子の兄である大公が入ってくる。
名前はラスティン=フロルエラ。
元の姓は当然ヒュイルグだったが、今の国王の立太子と同時に自ら王位継承権を放棄して臣下に下り、弟と交代する形でフロルエラ領の正式な領主となった。
その際に婚約者だったヒュイルグ国の隣国であるナビイマリ国の元王女と婚姻を結んでいる。
ナビイマリ国は件のクェベル国とヒュイルグ国に挟まれた小国だが、草食系と呼ばれる系統の穏やかな性格の獣人が多い国だ。
草食系獣人の大半は人属よりも身体能力が高く、肉食系獣人よりも魔法の扱いに長けた者が多い。
ただし1度怒らせるとかなり怖いと言われているのも草食系獣人の特徴だ。
ある規模の大きな盗賊団が彼らの子供を拐った数時間後に壊滅し、傷つけられた子供の親が盗賊団の親玉を殴り殺し、盗賊達の大半は半死半生状態にした逸話がある。
嫁いできた元王女は黒兎属の父である国王の特徴が色濃く出た人属の母親との混血児だ。
黒髪で目はレイよりいくらか薄い赤味をしていると晩餐の席で大公が話していた。
耳と尻尾は黒いらしく、あまりヒュイルグ国側の話に混ざらなかった心の妹が、その話にだけは喰らいついていた。
相変わらずブレのない獣人の耳と尻尾の信者なのはよくわかった。
幼い子供が2人いて、5才の男児は大公と同じ色味の髪に目は母親と同じ赤目をした兎属の耳と尻尾があり、1才の女児は黒髪に大公と同じ黄色い目の人属の姿らしい。
今回国王が心の妹に婚約の打診をするにあたって表向きには互いの国の辺境領同士の親善という形を取り、大公が子供達を連れてグレインビル領を訪れていたと初めて聞かされた。
なるほど、それなら心の妹がこの国を訪れた表向きの理由の1つに親善の為とできる幾らかの布石を敷いていたのかと感心する。
国王が元辺境領主だったのも大きいだろうが。
グレインビル侯爵家が婚約について色好い返事をする可能性は極めて低かった為、あくまで交流ついでの内密の打診という体を取っていたようだ。
とはいえ本来なら断る事すらしないはずの一国の主である国王からの婚約の打診だ。
もちろんこの家の当主は普通に断るだろうが。
俺の意思ではなかったが、俺も断られたしな。
グレインビル侯爵家と双方の体面を良好に保ち続けるには、確かにその形が1番良かったのだろう。
だが当初心の妹は体調不良で交流の席には出席せず、邸の部屋からも出てこなかったらしい。
だが好奇心大勢な大公の子供達が直接誘いに行くと、子供達だけは部屋に招き入れたようだ。
また抱っこしたいと嬉しそうに話す妹は間違いなく、まんまと耳と尻尾という餌におびき寄せられたに違いない。
あの時の大公の微笑みは黒かった。
「ああ、かしこまらなくていいよ。
ルドルフ王子もかまわないかな?」
「ああ、かまわない」
にこやかに大公は側近が座っていたソファに腰かけて妹を涼やかな目で見やる。
「グレインビル嬢は眠ったんだね。
もしかして具合が悪いのかな?」
「そうなる可能性が高いね。
思ってた以上の長期滞在で疲れが出てるところに外で少し長く居すぎた。
本来ならとっくにグレインビル領へ帰ってる予定で体調を調整してたのに実際は帰れていないからね」
一国の大公に対してかなりの嫌味っぷりだが、レイだけでなく大公も全く気にした様子もない。
待てよ、もしかして俺への当てつけも入ってないか?!
いや、俺のせいなのは妹からも聞かされているから仕方ないんだが。
接近禁止の件もあるからそこそこ気が引けるぞ、レイ。
「グレインビル領でもこの寒さなら出ても邸の庭先を少し歩くくらい。
それ以外は温度と湿度を父上が完璧に管理した執務室か自室で1日の半分は眠りながら過ごす。
それだけ気を遣って体力を温存させていても微熱はしょっちゅうだ。
魔法でアリーの周りをどれだけ温めていても、外で長くいれば簡単に高熱を出して寝込むし、1度寝込むとなかなか回復しない」
「それなら早く部屋に戻った方が····」
そうだ、外にいる時から疲れが見て取れたんだった。
後ろに控えるジャスとの先日の会話を思い出し、妹とレイの仲睦まじい様子が気になってどこかモヤモヤしていたが、忘れていたわけじゃないんだ。
「そうしたいけど、冷えた体がやっと温まってきたからね。
少し体力が回復して起きてからにするよ」
そう言いながらレイは胸ポケットに手を入れてズルッとブランケットを取り出す。
後ろでジャスが息をのむ音がしたが、最初はそうなるよな。
どう見てもブランケットとポケットの大きさが見合わない。
いつぞやの妹のドレスに縫いつけていた収納魔ポケットだろう。
「いつ見てもそのポケット面白いね」
大公が好奇心を隠す事もなくポケットを凝視する。
既に何度か見たようだ。
収納魔鞄もそれなりに値の張る代物だが、レイは自分で作れるからやりたい放題だ。
犯罪にも悪用されかねないから市場には出回っていないが、俺も欲しい。
頼んでも作ってもらえないから自作しようとした事もあるが、そもそも起動しない。
1番酷い時は成功したと思って手を入れた瞬間にズタズタに裂けた。
とんでもない激痛だったのは言うまでもない。
しばらくのたうち回り、2度と作らないと心に誓った。
それくらい空間をいじる魔法は繊細かつ難しい技術が必要だ。
そういう所は流石だと素直に尊敬する。
レイはまず膝に乗せて抱える妹のもこもこブーツを脱がせてから、取り出したブランケットで妹の下半身を覆う。
上半身はいつぞやのゼストの護衛が献上しただろう氷熊の毛皮で作ったポンチョがあるから問題なさそうだ。
このもこもこな服が美少女を美幼女に見せてとにかく庇護欲をそそる事に心の妹は気づいているのか?
背が低いから余計だ。
しかもフードについた丸い耳があまりにも似合い過ぎていて、思わず幼児にするように撫で回して高い高いしたい衝動に駆られたのは秘密だ。
フードを被った心の妹の戦闘力は、ある意味過去最高値を叩き出していると勝手に納得している。
ヒルシュ、交代だ。
君は陛下と合流して」
「かしこまりました」
国王の側近はそのまま一礼して出て行き、入れ替わりで国王の双子の兄である大公が入ってくる。
名前はラスティン=フロルエラ。
元の姓は当然ヒュイルグだったが、今の国王の立太子と同時に自ら王位継承権を放棄して臣下に下り、弟と交代する形でフロルエラ領の正式な領主となった。
その際に婚約者だったヒュイルグ国の隣国であるナビイマリ国の元王女と婚姻を結んでいる。
ナビイマリ国は件のクェベル国とヒュイルグ国に挟まれた小国だが、草食系と呼ばれる系統の穏やかな性格の獣人が多い国だ。
草食系獣人の大半は人属よりも身体能力が高く、肉食系獣人よりも魔法の扱いに長けた者が多い。
ただし1度怒らせるとかなり怖いと言われているのも草食系獣人の特徴だ。
ある規模の大きな盗賊団が彼らの子供を拐った数時間後に壊滅し、傷つけられた子供の親が盗賊団の親玉を殴り殺し、盗賊達の大半は半死半生状態にした逸話がある。
嫁いできた元王女は黒兎属の父である国王の特徴が色濃く出た人属の母親との混血児だ。
黒髪で目はレイよりいくらか薄い赤味をしていると晩餐の席で大公が話していた。
耳と尻尾は黒いらしく、あまりヒュイルグ国側の話に混ざらなかった心の妹が、その話にだけは喰らいついていた。
相変わらずブレのない獣人の耳と尻尾の信者なのはよくわかった。
幼い子供が2人いて、5才の男児は大公と同じ色味の髪に目は母親と同じ赤目をした兎属の耳と尻尾があり、1才の女児は黒髪に大公と同じ黄色い目の人属の姿らしい。
今回国王が心の妹に婚約の打診をするにあたって表向きには互いの国の辺境領同士の親善という形を取り、大公が子供達を連れてグレインビル領を訪れていたと初めて聞かされた。
なるほど、それなら心の妹がこの国を訪れた表向きの理由の1つに親善の為とできる幾らかの布石を敷いていたのかと感心する。
国王が元辺境領主だったのも大きいだろうが。
グレインビル侯爵家が婚約について色好い返事をする可能性は極めて低かった為、あくまで交流ついでの内密の打診という体を取っていたようだ。
とはいえ本来なら断る事すらしないはずの一国の主である国王からの婚約の打診だ。
もちろんこの家の当主は普通に断るだろうが。
俺の意思ではなかったが、俺も断られたしな。
グレインビル侯爵家と双方の体面を良好に保ち続けるには、確かにその形が1番良かったのだろう。
だが当初心の妹は体調不良で交流の席には出席せず、邸の部屋からも出てこなかったらしい。
だが好奇心大勢な大公の子供達が直接誘いに行くと、子供達だけは部屋に招き入れたようだ。
また抱っこしたいと嬉しそうに話す妹は間違いなく、まんまと耳と尻尾という餌におびき寄せられたに違いない。
あの時の大公の微笑みは黒かった。
「ああ、かしこまらなくていいよ。
ルドルフ王子もかまわないかな?」
「ああ、かまわない」
にこやかに大公は側近が座っていたソファに腰かけて妹を涼やかな目で見やる。
「グレインビル嬢は眠ったんだね。
もしかして具合が悪いのかな?」
「そうなる可能性が高いね。
思ってた以上の長期滞在で疲れが出てるところに外で少し長く居すぎた。
本来ならとっくにグレインビル領へ帰ってる予定で体調を調整してたのに実際は帰れていないからね」
一国の大公に対してかなりの嫌味っぷりだが、レイだけでなく大公も全く気にした様子もない。
待てよ、もしかして俺への当てつけも入ってないか?!
いや、俺のせいなのは妹からも聞かされているから仕方ないんだが。
接近禁止の件もあるからそこそこ気が引けるぞ、レイ。
「グレインビル領でもこの寒さなら出ても邸の庭先を少し歩くくらい。
それ以外は温度と湿度を父上が完璧に管理した執務室か自室で1日の半分は眠りながら過ごす。
それだけ気を遣って体力を温存させていても微熱はしょっちゅうだ。
魔法でアリーの周りをどれだけ温めていても、外で長くいれば簡単に高熱を出して寝込むし、1度寝込むとなかなか回復しない」
「それなら早く部屋に戻った方が····」
そうだ、外にいる時から疲れが見て取れたんだった。
後ろに控えるジャスとの先日の会話を思い出し、妹とレイの仲睦まじい様子が気になってどこかモヤモヤしていたが、忘れていたわけじゃないんだ。
「そうしたいけど、冷えた体がやっと温まってきたからね。
少し体力が回復して起きてからにするよ」
そう言いながらレイは胸ポケットに手を入れてズルッとブランケットを取り出す。
後ろでジャスが息をのむ音がしたが、最初はそうなるよな。
どう見てもブランケットとポケットの大きさが見合わない。
いつぞやの妹のドレスに縫いつけていた収納魔ポケットだろう。
「いつ見てもそのポケット面白いね」
大公が好奇心を隠す事もなくポケットを凝視する。
既に何度か見たようだ。
収納魔鞄もそれなりに値の張る代物だが、レイは自分で作れるからやりたい放題だ。
犯罪にも悪用されかねないから市場には出回っていないが、俺も欲しい。
頼んでも作ってもらえないから自作しようとした事もあるが、そもそも起動しない。
1番酷い時は成功したと思って手を入れた瞬間にズタズタに裂けた。
とんでもない激痛だったのは言うまでもない。
しばらくのたうち回り、2度と作らないと心に誓った。
それくらい空間をいじる魔法は繊細かつ難しい技術が必要だ。
そういう所は流石だと素直に尊敬する。
レイはまず膝に乗せて抱える妹のもこもこブーツを脱がせてから、取り出したブランケットで妹の下半身を覆う。
上半身はいつぞやのゼストの護衛が献上しただろう氷熊の毛皮で作ったポンチョがあるから問題なさそうだ。
このもこもこな服が美少女を美幼女に見せてとにかく庇護欲をそそる事に心の妹は気づいているのか?
背が低いから余計だ。
しかもフードについた丸い耳があまりにも似合い過ぎていて、思わず幼児にするように撫で回して高い高いしたい衝動に駆られたのは秘密だ。
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