267 / 491
7―2
266.蠢く縄と素直な気持ち〜ルドルフside
しおりを挟む
「ん····はぁ····ん」
レイを訪ねる名目で心の妹の様子を見に来た。
護衛としてシルだけを連れ、いつものニーアに案内されて部屋に入れば心の妹は真っ白なイタチになって喘いでいた。
「何?」
レイは暖炉の前の複数掛けソファに膝にクッションを置き、その上に丸くなった妹を乗せ、小さくなった体躯に掛けた上掛けの上からそっとその体を撫でている。
俺はシルを部屋の隅に待機するよう指示して1人掛けの方のソファに座る。
寝込む妹の側にいる時は特にこちらを見る事がない、一見不機嫌そうにも見える無表情な横顔は平常運転だ。
何年か前のアビニシア領の城でもそうやって高熱で苦しむ妹の側についていた。
一々気にしない。
「熱が上がってきたのか?
咳は?」
「熱は少しずつ上がっているけど、咳は出ていないよ。
今日は兄上が来てしまったせいで朝早くから妙に張り切って動いていたからね。
まったく、僕と可愛いアリーの時間を邪魔した上に今日は僕より30分余計に抱っこしたりするから····」
あ、平常運転じゃなくて怒ってた。
30分以上とか細かいな。
ブツブツと文句を垂れ流している。
アビニシア領で寝こんだ際、咳が出始めると症状が酷くなって高熱が長引くと聞いた。
咳がなくてひとまずほっとする。
侍従として連れて来たジャスは兄上と共に部屋にいる。
兄上と共に連れ立って突撃訪問してきた彼の兄、バルトス殿もそうだ。
王宮魔術師団副団長という立場の彼の兄は一応休暇扱いになったと聞いた。
王太子である兄上がどういう扱いなのかはまだ未定、というか自国と調整している。
同盟国として繋いでいる通信用の魔具で国王としての父上への後出し報告は昨夜のうちに終えている。
その際に側にいたが、父上は怒るでもなく脱力していた。
『さすが····グレインビル。
そうきたか』
と呆れたように呟いていた。
どうやら何かしらの約束事をグレインビル侯爵としていたらしいが、予想外の方向から締結させられたんじゃないだろうかと感じた。
兄上もバルトス殿に対して同じような事を口にする時があるし、俺もレイにはよく思うからその発言には既視感しかない。
一応事前に兄上は書き置きという名の報告書は置いていたらしいく、昨夜の通信の時点で宰相が何かしらの処理には走っていると聞いてほっとした。
王太子としての当面の書類関係は先手を打ってここに来る前に処理してあるらしい。
元々真冬に行う主な王宮主催の行事は終えているから、問題は多々あるだろうがアドライド国側としては大きくはない····多分。
ヒュイルグ国側も今は反乱を鎮圧して少し時間が経過している。
未だ残務処理はあるらしいが、残党はもういない。
事が起こった数日後、城門の前に煤だらけの男達が拘束されて転がっていたらしい。
そのうち半数は上半身裸で怪しい魔具に拘束された状態だったとか。
魔具の何が怪しかったかというと、縄に柔らかい小さな突起が無数についていて、ゾワゾワ振動しながら蠢いていたらしいのだ。
男達は涙と鼻水と涎を垂らして笑いながら放心し、何人かは失禁もしていたとかいないとか。
それを聞いた時、まだ学生だったレイが兄であるバルトス殿の作る魔具について語っていた事を思い出した。
『兄上が最近僕に対抗して僕の可愛いアリーの防犯用の魔具を躍起になって開発してるんだけど、いっつもおかしな機能がついてるんだよね。
この前も起動したら自動で対象を捕縛する動く縄を作ったんだけど、動く縄っていうより蠢く縄でさ。
僕の可愛いアリーの細腕に巻きついたあげくにあの縄がゾワゾワ蠢いて震えてたのが気持ち悪いったらなかったよ。
くすぐったいー、てケラケラ笑うアリーは可愛かったけどね。
でも僕以外があんな風に笑わせるなんてって思ったら、思わず雷撃で落として燃やしちゃった。
防犯じゃなくて拷問に使えそうだったけど、僕の可愛いアリーに持たせる代物じゃないよ』
この時はただ、過ぎた笑いは確かに拷問になるなと思っただけだった。
学園で毎年行われる魔法技術大会で毎年兄上と優勝争いをしては優勝をもぎとるバルトス=グレインビルが作る魔具がどんな物か少しばかり興味をそそられただけだ。
あの話を思い出した俺は妹に手を出されたレイが秘密裏に動いたんじゃないだろうかと思った。
もちろん誰にも告げずに胸の内に封印した。
「レイ、聞きたい事がいくつかある」
「····はぁ。
何?」
途端に不機嫌さを顔に出されてしまうが、めげるつもりはない。
「アリー嬢は実の両親のことを覚えているのか?」
「何故?」
「それは····」
『それからアリーは少なくともうちに来た赤ん坊の頃からある程度の記憶がある。
この子の記憶に年齢は関係ない。
それにアリーは1度見た事は映像としてそのまま覚えている』
あの時レイが言った言葉だ。
赤ん坊の頃の記憶があるなら、両親を知っていてもおかしくはない。
もちろんそんな頃から記憶があるなんて話は初耳だし、レイでなければ信じきれなかった。
だけどどう考えても心の妹は実年齢よりも中身が成熟している。
ここ最近苛ついていたり、大泣きしたり、泣き叫んだりはしていたが、状況を考えればたかがその程度だ。
同い年くらいの少女ならもっと感情的かつ取り乱していてもおかしくなかった。
けれどもしも一般的に物心がつく年頃からではなく、赤ん坊の頃からはっきりと確たる自我があったなら?
それもグレインビルという特殊な一族で育っているのなら?
少なくとも俺より成熟した精神をしていても不思議ではない。
「ルドルフ王子殿下。
アドライド国王族の面々は私の妹に不用意に近づかないという誓約をお忘れか?」
畏まった口調、怜悧な声音で牽制される。
「それは覚えているという事か?」
それでも一歩踏み出す。
俺はやはりレイヤード=グレインビルと友になりたい。
そしてアリアチェリーナ=グレインビルとももっと近づきたい。
しばしの沈黙。
赤い目は俺の真意を確かめるように俺の目を射抜く。
やがてため息を吐いて視線を白いイタチになっている妹へと注ぐ。
「僕達家族にとって大切なのは互いに過ごした日々だ。
興味もないから聞いた事もないよ。
逆にそれを知っても無意味だからね。
この子が自分から話さない限り僕達が知る事はない。
そもそもそれが聞きたい事?
君には全く関係ないよね」
きっぱりと言い切るレイに嘘を吐いた様子は見られない。
確かに俺には関係ないし、覚えていたところで何ができるものでもない。
それなら····。
「確かにアリー嬢の実の両親の件は俺とは特に関係ないな。
だが過去に俺を拐った誘拐犯達はアリー嬢を標的にして動いていたと俺は確信している。
それにヒュイルグ国王がアリー嬢を長くここに留めようとしたのは私の世話やアリー嬢への婚約の打診が理由ではないのだろう?
アリー嬢の過去や能力と何かしらの関係はないのか?
俺も何かしら関わる事柄だ。
全くの無関係ではない。
何より俺はレイと友でありたいし、アリー嬢は俺にとってレイの妹であるというだけではない存在なのだ」
気になっていた事、そして俺の気持ちを素直にぶつけた。
レイを訪ねる名目で心の妹の様子を見に来た。
護衛としてシルだけを連れ、いつものニーアに案内されて部屋に入れば心の妹は真っ白なイタチになって喘いでいた。
「何?」
レイは暖炉の前の複数掛けソファに膝にクッションを置き、その上に丸くなった妹を乗せ、小さくなった体躯に掛けた上掛けの上からそっとその体を撫でている。
俺はシルを部屋の隅に待機するよう指示して1人掛けの方のソファに座る。
寝込む妹の側にいる時は特にこちらを見る事がない、一見不機嫌そうにも見える無表情な横顔は平常運転だ。
何年か前のアビニシア領の城でもそうやって高熱で苦しむ妹の側についていた。
一々気にしない。
「熱が上がってきたのか?
咳は?」
「熱は少しずつ上がっているけど、咳は出ていないよ。
今日は兄上が来てしまったせいで朝早くから妙に張り切って動いていたからね。
まったく、僕と可愛いアリーの時間を邪魔した上に今日は僕より30分余計に抱っこしたりするから····」
あ、平常運転じゃなくて怒ってた。
30分以上とか細かいな。
ブツブツと文句を垂れ流している。
アビニシア領で寝こんだ際、咳が出始めると症状が酷くなって高熱が長引くと聞いた。
咳がなくてひとまずほっとする。
侍従として連れて来たジャスは兄上と共に部屋にいる。
兄上と共に連れ立って突撃訪問してきた彼の兄、バルトス殿もそうだ。
王宮魔術師団副団長という立場の彼の兄は一応休暇扱いになったと聞いた。
王太子である兄上がどういう扱いなのかはまだ未定、というか自国と調整している。
同盟国として繋いでいる通信用の魔具で国王としての父上への後出し報告は昨夜のうちに終えている。
その際に側にいたが、父上は怒るでもなく脱力していた。
『さすが····グレインビル。
そうきたか』
と呆れたように呟いていた。
どうやら何かしらの約束事をグレインビル侯爵としていたらしいが、予想外の方向から締結させられたんじゃないだろうかと感じた。
兄上もバルトス殿に対して同じような事を口にする時があるし、俺もレイにはよく思うからその発言には既視感しかない。
一応事前に兄上は書き置きという名の報告書は置いていたらしいく、昨夜の通信の時点で宰相が何かしらの処理には走っていると聞いてほっとした。
王太子としての当面の書類関係は先手を打ってここに来る前に処理してあるらしい。
元々真冬に行う主な王宮主催の行事は終えているから、問題は多々あるだろうがアドライド国側としては大きくはない····多分。
ヒュイルグ国側も今は反乱を鎮圧して少し時間が経過している。
未だ残務処理はあるらしいが、残党はもういない。
事が起こった数日後、城門の前に煤だらけの男達が拘束されて転がっていたらしい。
そのうち半数は上半身裸で怪しい魔具に拘束された状態だったとか。
魔具の何が怪しかったかというと、縄に柔らかい小さな突起が無数についていて、ゾワゾワ振動しながら蠢いていたらしいのだ。
男達は涙と鼻水と涎を垂らして笑いながら放心し、何人かは失禁もしていたとかいないとか。
それを聞いた時、まだ学生だったレイが兄であるバルトス殿の作る魔具について語っていた事を思い出した。
『兄上が最近僕に対抗して僕の可愛いアリーの防犯用の魔具を躍起になって開発してるんだけど、いっつもおかしな機能がついてるんだよね。
この前も起動したら自動で対象を捕縛する動く縄を作ったんだけど、動く縄っていうより蠢く縄でさ。
僕の可愛いアリーの細腕に巻きついたあげくにあの縄がゾワゾワ蠢いて震えてたのが気持ち悪いったらなかったよ。
くすぐったいー、てケラケラ笑うアリーは可愛かったけどね。
でも僕以外があんな風に笑わせるなんてって思ったら、思わず雷撃で落として燃やしちゃった。
防犯じゃなくて拷問に使えそうだったけど、僕の可愛いアリーに持たせる代物じゃないよ』
この時はただ、過ぎた笑いは確かに拷問になるなと思っただけだった。
学園で毎年行われる魔法技術大会で毎年兄上と優勝争いをしては優勝をもぎとるバルトス=グレインビルが作る魔具がどんな物か少しばかり興味をそそられただけだ。
あの話を思い出した俺は妹に手を出されたレイが秘密裏に動いたんじゃないだろうかと思った。
もちろん誰にも告げずに胸の内に封印した。
「レイ、聞きたい事がいくつかある」
「····はぁ。
何?」
途端に不機嫌さを顔に出されてしまうが、めげるつもりはない。
「アリー嬢は実の両親のことを覚えているのか?」
「何故?」
「それは····」
『それからアリーは少なくともうちに来た赤ん坊の頃からある程度の記憶がある。
この子の記憶に年齢は関係ない。
それにアリーは1度見た事は映像としてそのまま覚えている』
あの時レイが言った言葉だ。
赤ん坊の頃の記憶があるなら、両親を知っていてもおかしくはない。
もちろんそんな頃から記憶があるなんて話は初耳だし、レイでなければ信じきれなかった。
だけどどう考えても心の妹は実年齢よりも中身が成熟している。
ここ最近苛ついていたり、大泣きしたり、泣き叫んだりはしていたが、状況を考えればたかがその程度だ。
同い年くらいの少女ならもっと感情的かつ取り乱していてもおかしくなかった。
けれどもしも一般的に物心がつく年頃からではなく、赤ん坊の頃からはっきりと確たる自我があったなら?
それもグレインビルという特殊な一族で育っているのなら?
少なくとも俺より成熟した精神をしていても不思議ではない。
「ルドルフ王子殿下。
アドライド国王族の面々は私の妹に不用意に近づかないという誓約をお忘れか?」
畏まった口調、怜悧な声音で牽制される。
「それは覚えているという事か?」
それでも一歩踏み出す。
俺はやはりレイヤード=グレインビルと友になりたい。
そしてアリアチェリーナ=グレインビルとももっと近づきたい。
しばしの沈黙。
赤い目は俺の真意を確かめるように俺の目を射抜く。
やがてため息を吐いて視線を白いイタチになっている妹へと注ぐ。
「僕達家族にとって大切なのは互いに過ごした日々だ。
興味もないから聞いた事もないよ。
逆にそれを知っても無意味だからね。
この子が自分から話さない限り僕達が知る事はない。
そもそもそれが聞きたい事?
君には全く関係ないよね」
きっぱりと言い切るレイに嘘を吐いた様子は見られない。
確かに俺には関係ないし、覚えていたところで何ができるものでもない。
それなら····。
「確かにアリー嬢の実の両親の件は俺とは特に関係ないな。
だが過去に俺を拐った誘拐犯達はアリー嬢を標的にして動いていたと俺は確信している。
それにヒュイルグ国王がアリー嬢を長くここに留めようとしたのは私の世話やアリー嬢への婚約の打診が理由ではないのだろう?
アリー嬢の過去や能力と何かしらの関係はないのか?
俺も何かしら関わる事柄だ。
全くの無関係ではない。
何より俺はレイと友でありたいし、アリー嬢は俺にとってレイの妹であるというだけではない存在なのだ」
気になっていた事、そして俺の気持ちを素直にぶつけた。
0
あなたにおすすめの小説
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
異世界立志伝
小狐丸
ファンタジー
ごく普通の独身アラフォーサラリーマンが、目覚めると知らない場所へ来ていた。しかも身体が縮んで子供に戻っている。
さらにその場は、陸の孤島。そこで出逢った親切なアンデッドに鍛えられ、人の居る場所への脱出を目指す。
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
転生したけど平民でした!もふもふ達と楽しく暮らす予定です。
まゆら
ファンタジー
回収が出来ていないフラグがある中、一応完結しているというツッコミどころ満載な初めて書いたファンタジー小説です。
温かい気持ちでお読み頂けたら幸い至極であります。
異世界に転生したのはいいけど悪役令嬢とかヒロインとかになれなかった私。平民でチートもないらしい‥どうやったら楽しく異世界で暮らせますか?
魔力があるかはわかりませんが何故か神様から守護獣が遣わされたようです。
平民なんですがもしかして私って聖女候補?
脳筋美女と愛猫が繰り広げる行きあたりばったりファンタジー!なのか?
常に何処かで大食いバトルが開催中!
登場人物ほぼ甘党!
ファンタジー要素薄め!?かもしれない?
母ミレディアが実は隣国出身の聖女だとわかったので、私も聖女にならないか?とお誘いがくるとか、こないとか‥
◇◇◇◇
現在、ジュビア王国とアーライ神国のお話を見やすくなるよう改稿しております。
しばらくは、桜庵のお話が中心となりますが影の薄いヒロインを忘れないで下さい!
転生もふもふのスピンオフ!
アーライ神国のお話は、国外に追放された聖女は隣国で…
母ミレディアの娘時代のお話は、婚約破棄され国外追放になった姫は最強冒険者になり転生者の嫁になり溺愛される
こちらもよろしくお願いします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生したら鎧だった〜リビングアーマーになったけど弱すぎるので、ダンジョンをさまよってパーツを集め最強を目指します
三門鉄狼
ファンタジー
目覚めると、リビングアーマーだった。
身体は鎧、中身はなし。しかもレベルは1で超弱い。
そんな状態でダンジョンに迷い込んでしまったから、なんとか生き残らないと!
これは、いつか英雄になるかもしれない、さまよう鎧の冒険譚。
※小説家になろう、カクヨム、待ラノ、ノベルアップ+、NOVEL DAYS、ラノベストリート、アルファポリス、ノベリズムで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる