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3 冬の魔法演出会
3ー8 童貞を捨てる!
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3ー8 童貞を捨てる!
「で?どうでしたか?シャル様」
寮に帰った俺をディナが出迎えてくれた。
俺は、すぅっと部屋の中へと入っていくとベッドに倒れ込んだ。
枕に顔を押し付けて足をバタバタさせる。
「ど、どうしたんですか?シャル様?」
ディナがちょっと慌てているのに俺は、少しだけいい気味だと思っていた。
俺をあいつと二人っきりにしたりして、この裏切り者が!
「シャル様、いったい何があったんですか?」
ディナがはっと気付いたような顔をして呟く。
「まさか、一線を越えたんですか?」
「何が一線じゃ!」
俺は、がばっと起き上がった。
「誰と誰が一線を越えるんだよ?ええっ?」
「いえ、シャル様とサハード公爵が、ですけど」
「んなわけないだろうが!」
ディナの言葉に食い気味に俺がわめく。
何が俺とあいつが一線を越えた、だ!
そんなわけがないだろうが!
だって、俺たちは、恋人でもなんでもないし!
時々、胸がどきどきするのは気の迷いだし!
だって、俺、童貞だし!
女の子ともこんなに触れあったことがないし!
そのせいでこんな、誤作動が起きてるんだよ!
俺は、決心した。
サハード公爵との婚約破棄とか『白い結婚』とかの前に俺には、やるべきことがある。
それは、童貞を捨てること!
俺は、前世でも童貞のまま、死んだ。
だから、童貞歴は、ディナやラナン王子どころじゃないし!
もう、ほとんど拗れててもおかしくないぐらい童貞だし!
「俺は、決めたぞ、ディナ」
俺は、むくりとベッドの上に起き上がるとディナに宣言した。
「俺は、この魔法演習会において童貞を捨てる!」
「ええっ?」
ディナが顔を真っ赤にして俺を見つめている。
「ついに、心を決められたのですか?」
「ああ」
俺は、頷くと握った拳を突き上げた。
「俺は、この魔法演習会でかわいい彼女を作って童貞を捨てる!」
「彼女?」
ディナが驚いたように俺を見た。
「失礼ですが、サハード公爵は、女性ではないのでは?」
「なんでそこ?」
俺は、激昂した。
「俺が言ってるのは、正真正銘、女の子の彼女を作るってことだよ!」
「なるほど」
ディナがふんふん、と頷く。
「サハード公爵ではなく、別の女性と関係を持ちたい、と」
うん。
なんかそんな言い方したら生々しいな!
「ともかく」
俺は、こほん、と咳払いする。
「俺も年頃の男だ。そろそろ彼女の一人もいないと、な」
「そうですね」
ディナがなぜかふっと笑いを溢す。
「シャル様だってそういう欲があるんですもんね」
うん?
ディナのなんか上から目線な感じがする言葉に俺は、嫌な予感がしていた。
「ディナもこの際、彼女募集してみる?」
「いいです」
ディナが首を振った。
「私には、昔から心に決めた方がいますから」
「で?どうでしたか?シャル様」
寮に帰った俺をディナが出迎えてくれた。
俺は、すぅっと部屋の中へと入っていくとベッドに倒れ込んだ。
枕に顔を押し付けて足をバタバタさせる。
「ど、どうしたんですか?シャル様?」
ディナがちょっと慌てているのに俺は、少しだけいい気味だと思っていた。
俺をあいつと二人っきりにしたりして、この裏切り者が!
「シャル様、いったい何があったんですか?」
ディナがはっと気付いたような顔をして呟く。
「まさか、一線を越えたんですか?」
「何が一線じゃ!」
俺は、がばっと起き上がった。
「誰と誰が一線を越えるんだよ?ええっ?」
「いえ、シャル様とサハード公爵が、ですけど」
「んなわけないだろうが!」
ディナの言葉に食い気味に俺がわめく。
何が俺とあいつが一線を越えた、だ!
そんなわけがないだろうが!
だって、俺たちは、恋人でもなんでもないし!
時々、胸がどきどきするのは気の迷いだし!
だって、俺、童貞だし!
女の子ともこんなに触れあったことがないし!
そのせいでこんな、誤作動が起きてるんだよ!
俺は、決心した。
サハード公爵との婚約破棄とか『白い結婚』とかの前に俺には、やるべきことがある。
それは、童貞を捨てること!
俺は、前世でも童貞のまま、死んだ。
だから、童貞歴は、ディナやラナン王子どころじゃないし!
もう、ほとんど拗れててもおかしくないぐらい童貞だし!
「俺は、決めたぞ、ディナ」
俺は、むくりとベッドの上に起き上がるとディナに宣言した。
「俺は、この魔法演習会において童貞を捨てる!」
「ええっ?」
ディナが顔を真っ赤にして俺を見つめている。
「ついに、心を決められたのですか?」
「ああ」
俺は、頷くと握った拳を突き上げた。
「俺は、この魔法演習会でかわいい彼女を作って童貞を捨てる!」
「彼女?」
ディナが驚いたように俺を見た。
「失礼ですが、サハード公爵は、女性ではないのでは?」
「なんでそこ?」
俺は、激昂した。
「俺が言ってるのは、正真正銘、女の子の彼女を作るってことだよ!」
「なるほど」
ディナがふんふん、と頷く。
「サハード公爵ではなく、別の女性と関係を持ちたい、と」
うん。
なんかそんな言い方したら生々しいな!
「ともかく」
俺は、こほん、と咳払いする。
「俺も年頃の男だ。そろそろ彼女の一人もいないと、な」
「そうですね」
ディナがなぜかふっと笑いを溢す。
「シャル様だってそういう欲があるんですもんね」
うん?
ディナのなんか上から目線な感じがする言葉に俺は、嫌な予感がしていた。
「ディナもこの際、彼女募集してみる?」
「いいです」
ディナが首を振った。
「私には、昔から心に決めた方がいますから」
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