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3 冬の魔法演出会
3ー9 告白
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3ー9 告白
俺は、ラナン王子にも声をかけてみた。
何の、って脱童貞大作戦の、だよ!
計画は、こうだ。
冬の魔法演習会といえば王都の娯楽の目玉の一つだ。
つまりたくさんの女子が集まってくる。
そこでクレープの露店を開くわけだし!
必ずかわいい女のこたちの注目の的になる筈。
まあ、言うのもなんだが俺もそこそこの美少年だし!
よりどりみどり、ってやつ?
「まあ、ラナン王子殿下も出会いは少ないでしょうし、どうせ、政略結婚するんでしょうけど、その前に軽くすませておいてはいかがですか?」
「もう、いいよ?」
俺の誘いにラナン王子は、素っ気なく応じた。
「だって、もう、すませたから」
はいっ?
なんですと?
俺は、目が飛び出るくらい驚いていた。
魔族のくせに俺よりかわいい外見してて?
もう、すませたですと?
「見栄張るのはやめてください」
俺は、真顔で言ってしまった。
「あなたが非童貞なわけがないでしょう?」
「いや」
ラナン王子が困ったような表情で俺をうかがう。
「実は、王族は、閨教育がはやくって」
なんですと?
閨教育ですと?
俺は、衝撃を受けていた。
だが。
まあ、王族は、別の人種だ。
彼らがはやめに非童貞になろうと俺の知ったことじゃない。
「ディナは?」
俺は、希望のこもった目でディナを見た。
「ディナもこの際、思いを寄せてる子に告白して脱童貞したらいいじゃん!」
「それは……」
ディナが口ごもるので俺は、肘でディナの脇腹をつついた。
「いいじゃない!この際、思いきっちゃえよ!」
「……でも、いいんでしょうか?」
ディナが心持ち頬を赤く染めているので俺は、こくこくと頷く。
「ユー、やっちゃいなよ!」
「じゃ、じゃあ!」
ディナが俺をじっと見つめて真剣な表情を浮かべる。
「シャル様!ずっと愛していました。どうか、私と付き合ってください!」
はいっ?
俺は、宇宙の果てまで引いていた。
というか。
どういうこと?
「シャル様?」
期待に潤んだディナの瞳を見て俺は、ごくりと息を飲んだ。
まずい!
なんだか知らないがまずい展開だ!
俺は、ディナの告白を聞かなかったことにしてそっぽを向くとラナン王子に問いかけた。
「あの、魔法演習会なんだけど、俺が魔法演習に出られないなら誰か、もう一人チームに誘ってみる?それとも」
「シャル様?」
ディナが俺をまじまじと見つめている。
「お返事、いただけますか?」
返事ですと?
俺は。
困惑している俺にラナン王子がふっと笑って告げた。
「ダメだよ、ディナ。だって、シャルにはサハード公爵がいるんだから」
俺は、こくこくと頷いた。
頷くしかないし!
俺は、ラナン王子にも声をかけてみた。
何の、って脱童貞大作戦の、だよ!
計画は、こうだ。
冬の魔法演習会といえば王都の娯楽の目玉の一つだ。
つまりたくさんの女子が集まってくる。
そこでクレープの露店を開くわけだし!
必ずかわいい女のこたちの注目の的になる筈。
まあ、言うのもなんだが俺もそこそこの美少年だし!
よりどりみどり、ってやつ?
「まあ、ラナン王子殿下も出会いは少ないでしょうし、どうせ、政略結婚するんでしょうけど、その前に軽くすませておいてはいかがですか?」
「もう、いいよ?」
俺の誘いにラナン王子は、素っ気なく応じた。
「だって、もう、すませたから」
はいっ?
なんですと?
俺は、目が飛び出るくらい驚いていた。
魔族のくせに俺よりかわいい外見してて?
もう、すませたですと?
「見栄張るのはやめてください」
俺は、真顔で言ってしまった。
「あなたが非童貞なわけがないでしょう?」
「いや」
ラナン王子が困ったような表情で俺をうかがう。
「実は、王族は、閨教育がはやくって」
なんですと?
閨教育ですと?
俺は、衝撃を受けていた。
だが。
まあ、王族は、別の人種だ。
彼らがはやめに非童貞になろうと俺の知ったことじゃない。
「ディナは?」
俺は、希望のこもった目でディナを見た。
「ディナもこの際、思いを寄せてる子に告白して脱童貞したらいいじゃん!」
「それは……」
ディナが口ごもるので俺は、肘でディナの脇腹をつついた。
「いいじゃない!この際、思いきっちゃえよ!」
「……でも、いいんでしょうか?」
ディナが心持ち頬を赤く染めているので俺は、こくこくと頷く。
「ユー、やっちゃいなよ!」
「じゃ、じゃあ!」
ディナが俺をじっと見つめて真剣な表情を浮かべる。
「シャル様!ずっと愛していました。どうか、私と付き合ってください!」
はいっ?
俺は、宇宙の果てまで引いていた。
というか。
どういうこと?
「シャル様?」
期待に潤んだディナの瞳を見て俺は、ごくりと息を飲んだ。
まずい!
なんだか知らないがまずい展開だ!
俺は、ディナの告白を聞かなかったことにしてそっぽを向くとラナン王子に問いかけた。
「あの、魔法演習会なんだけど、俺が魔法演習に出られないなら誰か、もう一人チームに誘ってみる?それとも」
「シャル様?」
ディナが俺をまじまじと見つめている。
「お返事、いただけますか?」
返事ですと?
俺は。
困惑している俺にラナン王子がふっと笑って告げた。
「ダメだよ、ディナ。だって、シャルにはサハード公爵がいるんだから」
俺は、こくこくと頷いた。
頷くしかないし!
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