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5 危険な学園生活?
5ー7 2年後の秋
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5ー7 2年後の秋
フィオールが去って入れ違いに魔王国から獣人の騎士がやってきた。
俺たちは、変わらない日常をおくっていた。
それから。
2年の時があっという間に過ぎて。
秋。
俺たちは、王立高等学園を卒業する。
この2年の間に、いろいろなことがあった。
『終末機関』とかいう連中からの嫌がらせもあったが、俺たちは、その度、それを跳ね返した。
今となっては、いい思い出かも。
そして。
俺たちは、俺とラナン殿下、それにディナで様々な小さな革命を起こしていた。
それは、美味しい食べ物の開発だったり、便利な魔道具の開発だったりした。
俺たちは、ちょっとした商会を設立した。
『ルルイエ』
それが俺たちが設立した商会の名前だった。
ラナン殿下の意向もあり、俺たちは、『ルルイエ』商会の活動をアリオスト王国だけでなく魔王国にも拡げていった。
まあ、学園もあるので俺たちが直で魔王国に行くことは叶わなかったのだが俺たちが信頼している副会頭であるサイルスさんという人に任せていた。
サイルスさんは、俺の実家に出入りしていた商人で信頼できる人だ。
俺たちの商会は、そこそこの稼ぎを上げていた。
これは、俺がフィオールに離縁された後の生活を考えての活動だ。
それは、ラナン殿下とディナは、知っていた。
その上で2人とも俺に協力してくれていたのだが、ラナン殿下は、たまに俺にこぼしていた。
「そんなことは、あり得ないし」
うん?
「フィオールが君を手離すなんてことあり得ないって言ってるの!」
いや。
まあ、確かに、最近のフィオールの様子からは、俺を離縁しそうな感じは受けなかった。
というよりもなんだかフィオールからくる手紙は、甘々で。
俺は、すんごく困惑している。
しかも、週をあけずに届く贈り物の数々。
どれもちょっとしたものかもしれないが、それが毎週となるとな!
いわく、俺に似合いそうなアクセサリーだとか、かわいい服があっただとか。
しかも、それに添えられた手紙は、俺に熱く愛を語るもので。
俺は、もう砂糖を吐きそうだし!
すいった手紙は、必ず、最後には、こう結ばれていた。
『また、会えるときが楽しみだよ、愛しいシャル』
愛しい?
俺の背中がぞわぞわする。
フィオールからのそういった言葉は、俺の心をくすぐったくする。
まるで、俺まで彼のことを愛しているのではないかと思ってしまうほどに。
頭の芯まで甘く酔わせてくれる。
でも!
俺は、忘れてはいけない。
俺の目的は、あくまでこの婚約からの解放なのだから!
だけど……
俺は、胸の高鳴りをおさえきれなくて。
もしかしたら、俺、少しだけあいつのことが好き、なのかも?
ああっ!
未来は、ようようとしてブルーだな!
フィオールが去って入れ違いに魔王国から獣人の騎士がやってきた。
俺たちは、変わらない日常をおくっていた。
それから。
2年の時があっという間に過ぎて。
秋。
俺たちは、王立高等学園を卒業する。
この2年の間に、いろいろなことがあった。
『終末機関』とかいう連中からの嫌がらせもあったが、俺たちは、その度、それを跳ね返した。
今となっては、いい思い出かも。
そして。
俺たちは、俺とラナン殿下、それにディナで様々な小さな革命を起こしていた。
それは、美味しい食べ物の開発だったり、便利な魔道具の開発だったりした。
俺たちは、ちょっとした商会を設立した。
『ルルイエ』
それが俺たちが設立した商会の名前だった。
ラナン殿下の意向もあり、俺たちは、『ルルイエ』商会の活動をアリオスト王国だけでなく魔王国にも拡げていった。
まあ、学園もあるので俺たちが直で魔王国に行くことは叶わなかったのだが俺たちが信頼している副会頭であるサイルスさんという人に任せていた。
サイルスさんは、俺の実家に出入りしていた商人で信頼できる人だ。
俺たちの商会は、そこそこの稼ぎを上げていた。
これは、俺がフィオールに離縁された後の生活を考えての活動だ。
それは、ラナン殿下とディナは、知っていた。
その上で2人とも俺に協力してくれていたのだが、ラナン殿下は、たまに俺にこぼしていた。
「そんなことは、あり得ないし」
うん?
「フィオールが君を手離すなんてことあり得ないって言ってるの!」
いや。
まあ、確かに、最近のフィオールの様子からは、俺を離縁しそうな感じは受けなかった。
というよりもなんだかフィオールからくる手紙は、甘々で。
俺は、すんごく困惑している。
しかも、週をあけずに届く贈り物の数々。
どれもちょっとしたものかもしれないが、それが毎週となるとな!
いわく、俺に似合いそうなアクセサリーだとか、かわいい服があっただとか。
しかも、それに添えられた手紙は、俺に熱く愛を語るもので。
俺は、もう砂糖を吐きそうだし!
すいった手紙は、必ず、最後には、こう結ばれていた。
『また、会えるときが楽しみだよ、愛しいシャル』
愛しい?
俺の背中がぞわぞわする。
フィオールからのそういった言葉は、俺の心をくすぐったくする。
まるで、俺まで彼のことを愛しているのではないかと思ってしまうほどに。
頭の芯まで甘く酔わせてくれる。
でも!
俺は、忘れてはいけない。
俺の目的は、あくまでこの婚約からの解放なのだから!
だけど……
俺は、胸の高鳴りをおさえきれなくて。
もしかしたら、俺、少しだけあいつのことが好き、なのかも?
ああっ!
未来は、ようようとしてブルーだな!
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