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5 危険な学園生活?
5ー9 夫夫部屋
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5ー9 夫婦部屋
やっと魔王国の王都にたどり着いた俺たちは、フィオールの家へと向かった。
ほんとなら、王宮へと向かって魔王国の国王である魔王に挨拶しなくてはならないんだが、長旅の後だからということで猶予された。
フィオールの屋敷は、王宮のすぐ側にあった。
古めかしい城のような屋敷の玄関には、使用人たちが並んで僕を出迎えてくれた。
さすがに魔王国だけあって、人の使用人は、一人もいない。
みな、獣人か魔人のようだ。
俺は、ごくっと息を飲んだ。
いよいよ、始まるんだ!
馬車の扉が開いた。
「お手をどうぞ、シャル様」
俺をエスコートしたのは、白髪のイケオジだった。
どうやら執事のようだった。
いや!
なんで婚約者殿じゃないわけ?
俺は、むっとしていた。
ご機嫌斜めな俺にそのイケオジが眉を下げる。
「申し訳ございません。主は、客人のお相手で手が離せませんもので」
なんですと?
俺は、きっとイケオジを睨み付けた。
「俺より大事な人がいるのかよ?」
言ってから俺は、しまった、と口許を押さえた。
頬が熱くなる。
一瞬、ぽかんとしたイケオジは、クスクス笑い出す。
「な、何がおかしいんだ?」
「いえ」
イケオジが笑いを堪えながら俺の手を引いて屋敷へと招き入れた。
「お聞きしていた通りの可愛らしいお方だったもので」
はぁっ?
俺は、かぁっと顔が火照るのを堪えられない。
俺が可愛らしいですと?
フィオールのやつ!
使用人たちに何を吹き込んでいるんだ?
俺は、執事に引かれていた手を振りほどくと少し離れて後をついていく。
執事は、まだ、くすくす笑いを止めようとはしないし!
「こちらがシャル様のお部屋です」
俺が案内されたのは、2階の奥にある続き部屋の一室だった。
あきらかに隣の部屋と扉で続いていることがわかる部屋に俺は、ぎょっとしてしまう。
「あちらが」
執事が部屋の隅にある木製の扉を指してにっこりと微笑む。
「主の部屋になります」
マジで?
これって、夫婦部屋?
俺は、なんだか胸がドキドキしてくる。
夜になったらあの扉が開いてフィオールが俺の部屋に来たりするのかよ?
執事が下がったらさっそくディナに命じて扉が開かないようにしてもらおう!
俺の気持ちも知らずにイケオジ執事は、ふっと目元を押さえている?
「ああ、こんなめでたい日に涙などお見せして申し訳ございません」
イケオジは、ポケットから取り出した白いハンカチで目元を押さえた。
「しかし、主が幼少の頃よりお世話してきたものですから、ついにこの日がきたのかと嬉しくて、つい」
やっと魔王国の王都にたどり着いた俺たちは、フィオールの家へと向かった。
ほんとなら、王宮へと向かって魔王国の国王である魔王に挨拶しなくてはならないんだが、長旅の後だからということで猶予された。
フィオールの屋敷は、王宮のすぐ側にあった。
古めかしい城のような屋敷の玄関には、使用人たちが並んで僕を出迎えてくれた。
さすがに魔王国だけあって、人の使用人は、一人もいない。
みな、獣人か魔人のようだ。
俺は、ごくっと息を飲んだ。
いよいよ、始まるんだ!
馬車の扉が開いた。
「お手をどうぞ、シャル様」
俺をエスコートしたのは、白髪のイケオジだった。
どうやら執事のようだった。
いや!
なんで婚約者殿じゃないわけ?
俺は、むっとしていた。
ご機嫌斜めな俺にそのイケオジが眉を下げる。
「申し訳ございません。主は、客人のお相手で手が離せませんもので」
なんですと?
俺は、きっとイケオジを睨み付けた。
「俺より大事な人がいるのかよ?」
言ってから俺は、しまった、と口許を押さえた。
頬が熱くなる。
一瞬、ぽかんとしたイケオジは、クスクス笑い出す。
「な、何がおかしいんだ?」
「いえ」
イケオジが笑いを堪えながら俺の手を引いて屋敷へと招き入れた。
「お聞きしていた通りの可愛らしいお方だったもので」
はぁっ?
俺は、かぁっと顔が火照るのを堪えられない。
俺が可愛らしいですと?
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使用人たちに何を吹き込んでいるんだ?
俺は、執事に引かれていた手を振りほどくと少し離れて後をついていく。
執事は、まだ、くすくす笑いを止めようとはしないし!
「こちらがシャル様のお部屋です」
俺が案内されたのは、2階の奥にある続き部屋の一室だった。
あきらかに隣の部屋と扉で続いていることがわかる部屋に俺は、ぎょっとしてしまう。
「あちらが」
執事が部屋の隅にある木製の扉を指してにっこりと微笑む。
「主の部屋になります」
マジで?
これって、夫婦部屋?
俺は、なんだか胸がドキドキしてくる。
夜になったらあの扉が開いてフィオールが俺の部屋に来たりするのかよ?
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俺の気持ちも知らずにイケオジ執事は、ふっと目元を押さえている?
「ああ、こんなめでたい日に涙などお見せして申し訳ございません」
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「しかし、主が幼少の頃よりお世話してきたものですから、ついにこの日がきたのかと嬉しくて、つい」
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