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1 母の再婚
1ー12 魔族
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1ー12 魔族
秋になると魔王国から数人の魔族がやってきた。
彼らは、僕の農場に住み着いて僕を手伝いながら農業やら畜産やらを学ぶために魔王のおっさんに命じられてきた連中だった。
「大変だね、あんたたちも」
僕は、麦の収穫を手伝ってくれている魔族たちに話しかけた。そのどう見ても魔族の騎士としか思えない体格のいい男たちは、言葉少なに僕に話した。
自分達は、魔王のおっさんのために仕えることに喜びを感じている。
なぜなら、魔王のおっさんは、本当に偉大な魔王だからだ。
それに、新しい知識を得ることは、魔王国のためになる。
要約するとこんな感じ。
僕は、この連中が気に入った。
ゴーレムたちに命じていろいろ作業を教えさせることにした。
魔族たちも熱心に学び、すぐに農場の優秀な働き手になっていった。
僕は、自分達が食べる以外の収穫物を売るつもりだったんだが、魔王のおっさんがそれを全部、魔王国で買い取りたいといってきた。
まあ、以前からの取引がある商人に売る分はのけて、僕は、後のものは、すべて魔王国に売ることにした。
もちろん、思いっきりふっかけてやるつもりだった。
でも、相場の2倍の値段をいったのに、魔王のおっさんは、文句をいうどころか驚いた様子で僕にきいた。
「ほんとにそれでいいのか?てっきりもっとふっかえられるもんだと思っていたんだが」
なんでも、魔王国では、土地が痩せているためか作物は育ちにくく、よその国から高い値段で買っているのだという。
それで、僕の農業やら畜産やらの知識が欲しいんだと!
まあ、喜ぶ人がたくさんいるならそれでいいか。
母さんと2人で暮らしていた頃に比べると僕の家は、農場のおかげでだいぶ裕福になっていたし。
なんにせよ、お腹いっぱい食べられるってことは、大切なことだからな!
冬が来る頃には、僕に勉強を教えてくれる先生の数が増えていた。
アーキライトの他にも、魔王のおっさんが連れてきた学者風のおっさんが僕にいろんな知識を教えてくれようとした。
でも、それは、アーキライトの機嫌を損ねたらしい。
秋になると魔王国から数人の魔族がやってきた。
彼らは、僕の農場に住み着いて僕を手伝いながら農業やら畜産やらを学ぶために魔王のおっさんに命じられてきた連中だった。
「大変だね、あんたたちも」
僕は、麦の収穫を手伝ってくれている魔族たちに話しかけた。そのどう見ても魔族の騎士としか思えない体格のいい男たちは、言葉少なに僕に話した。
自分達は、魔王のおっさんのために仕えることに喜びを感じている。
なぜなら、魔王のおっさんは、本当に偉大な魔王だからだ。
それに、新しい知識を得ることは、魔王国のためになる。
要約するとこんな感じ。
僕は、この連中が気に入った。
ゴーレムたちに命じていろいろ作業を教えさせることにした。
魔族たちも熱心に学び、すぐに農場の優秀な働き手になっていった。
僕は、自分達が食べる以外の収穫物を売るつもりだったんだが、魔王のおっさんがそれを全部、魔王国で買い取りたいといってきた。
まあ、以前からの取引がある商人に売る分はのけて、僕は、後のものは、すべて魔王国に売ることにした。
もちろん、思いっきりふっかけてやるつもりだった。
でも、相場の2倍の値段をいったのに、魔王のおっさんは、文句をいうどころか驚いた様子で僕にきいた。
「ほんとにそれでいいのか?てっきりもっとふっかえられるもんだと思っていたんだが」
なんでも、魔王国では、土地が痩せているためか作物は育ちにくく、よその国から高い値段で買っているのだという。
それで、僕の農業やら畜産やらの知識が欲しいんだと!
まあ、喜ぶ人がたくさんいるならそれでいいか。
母さんと2人で暮らしていた頃に比べると僕の家は、農場のおかげでだいぶ裕福になっていたし。
なんにせよ、お腹いっぱい食べられるってことは、大切なことだからな!
冬が来る頃には、僕に勉強を教えてくれる先生の数が増えていた。
アーキライトの他にも、魔王のおっさんが連れてきた学者風のおっさんが僕にいろんな知識を教えてくれようとした。
でも、それは、アーキライトの機嫌を損ねたらしい。
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