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3 異世界で就職しますか?
3ー8 ピンホールですか?
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3ー8 ピンボールですか?
「君たち、ピンボールは、初めて?」
店主の兄ちゃんにきかれて俺たちは、素直に頷いた。
ピンボール。
それがこのゲーム機の名のようだ。
俺たちは、兄ちゃんのチュートリアルを受けて100円玉を投入して遊び始めた。
だが。
俺は、初めて1分もたたない内にゲーム終了してしまった。
あれ?
俺は、小首を傾げた。
いや、こんなもんじゃねぇだろ?
ゲームってもっと面白いんじゃねぇの?
蒔苗姉弟も似たようなもんだった。
俺たちが期待していたものとの違いに困惑しているのを見て兄ちゃんが笑顔で言った。
「最初は、みんな、そんなもんだよ」
そうなの?
俺たちは、しばらく100円玉を消費してゲームに取り組んだ。
もともと負けず嫌いならしい蒔苗姉弟は、どんどんのめり込んでいき、俺は、イライラしていた。
俺は、早く帰ってやるべきことが山ほどあるってのにこいつらになんで付き合わないといけないんだ?
俺は、ゲームに熱中している二人を置いてそっと店から出ていった。
その足で俺は、近所のスーパーを訪れた。
もちろん異世界で巨万の富を産み出しそうなものをリサーチするためだ。
俺は、まだ異世界で数日しかすごしてないから詳しくは知らないが、ルゥ曰くどうやらあの世界では加工品は、珍しいようだった。
つまり、なんらかの行程を経なくては作れないものならそれなりの価値があるのではないだろうか。
俺は、残り少ない小遣いで何種類かのジャムを購入した。
これなら、それなりに手間をかけなくては作れないうえ、もしも万が一にも向こうの世界でバズっても大量生産できるかもしれない。
しかし。
俺は、ため息をついた。
金貨3000枚には、まだまだ道は遠そうだ。
何か、すぐに金になるものはないのか?
俺は、電化製品のコーナーにいき、うろうろとしていた。
なんかないか?
だが、俺の資金は、もうすでに枯渇していた。
安くて、しかも、異世界で高値で売れるもの。
俺は、はたっと足を止めた。
そうか。
俺は、ぽん、と手を叩いた。
これなら、異世界でも高く売れるに違いない。
しかも安価だし。
「君たち、ピンボールは、初めて?」
店主の兄ちゃんにきかれて俺たちは、素直に頷いた。
ピンボール。
それがこのゲーム機の名のようだ。
俺たちは、兄ちゃんのチュートリアルを受けて100円玉を投入して遊び始めた。
だが。
俺は、初めて1分もたたない内にゲーム終了してしまった。
あれ?
俺は、小首を傾げた。
いや、こんなもんじゃねぇだろ?
ゲームってもっと面白いんじゃねぇの?
蒔苗姉弟も似たようなもんだった。
俺たちが期待していたものとの違いに困惑しているのを見て兄ちゃんが笑顔で言った。
「最初は、みんな、そんなもんだよ」
そうなの?
俺たちは、しばらく100円玉を消費してゲームに取り組んだ。
もともと負けず嫌いならしい蒔苗姉弟は、どんどんのめり込んでいき、俺は、イライラしていた。
俺は、早く帰ってやるべきことが山ほどあるってのにこいつらになんで付き合わないといけないんだ?
俺は、ゲームに熱中している二人を置いてそっと店から出ていった。
その足で俺は、近所のスーパーを訪れた。
もちろん異世界で巨万の富を産み出しそうなものをリサーチするためだ。
俺は、まだ異世界で数日しかすごしてないから詳しくは知らないが、ルゥ曰くどうやらあの世界では加工品は、珍しいようだった。
つまり、なんらかの行程を経なくては作れないものならそれなりの価値があるのではないだろうか。
俺は、残り少ない小遣いで何種類かのジャムを購入した。
これなら、それなりに手間をかけなくては作れないうえ、もしも万が一にも向こうの世界でバズっても大量生産できるかもしれない。
しかし。
俺は、ため息をついた。
金貨3000枚には、まだまだ道は遠そうだ。
何か、すぐに金になるものはないのか?
俺は、電化製品のコーナーにいき、うろうろとしていた。
なんかないか?
だが、俺の資金は、もうすでに枯渇していた。
安くて、しかも、異世界で高値で売れるもの。
俺は、はたっと足を止めた。
そうか。
俺は、ぽん、と手を叩いた。
これなら、異世界でも高く売れるに違いない。
しかも安価だし。
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