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1 東京だと思ったら異世界でした!
1ー10 コント?
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1ー10 コント?
「まずは、属性を調べましょう」
ミランダさんがあたしに青い石を差し出した。
「これに手を置いていただけますか?」
あたしは、叔父さんの方をうかがった。
叔父さんは、にこにこしながら頷く。
なんか不安だけど、あたしは、思いきって石に手を置いた。
すると!
石が白い光を発して輝いた。
光は、しばらくすると消えてしまう。
ミランダさんが表情を曇らせている?
「どうですか?うちのチカの力は?」
「それが・・」
ミランダさんが言い淀む。
「残念ですが、チカ様は、無属性。確かに魔力は強いようですが、魔法は、せいぜい生活魔法ぐらいしか使えないでしょう」
「そうなのですか?」
叔父さんがミランダさんに問いかけるとミランダさんが、あたしに歩みよてきた。
「とにかく、生活魔法しか使えないとはいえ、魔法は、使えるのですからまったく絶望的ということはありませんわ」
ミランダさんがあたしを覗き込むと優しく言った。
「試しに火をつけてみてください」
「はぁ・・」
あたしがよくわからなくてぼんやりしていたらミランダさんがあたしの手を握ってにっこりと微笑んだ。
「魔法で大切なのはイメージです。炎が燃えるのをイメージして見てください」
あたしは、ミランダさんに手を握られたまま、目を閉じてイメージする。
炎
燃え盛る炎
「きゃあっ!」
突然悲鳴が聞こえてあたしが慌てて目を開くとミランダさんの髪が燃えてて!
やばい!
水!
はやく!
火を消さなくちゃ!
急にミランダさんの頭上からばしゃっと大量の水が降ってきてミランダさんは、びしょびしょになって立ち尽くしていた。
「あ、あの・・」
あたしは、爆発コントみたいになってるミランダさんにどう声をかけたらいいか悩んでいた。
「パーマみたいでなかなか素敵・・かも?」
ぶふっと吹き出す声がして振り返ると叔父さんが大爆笑している?
あたしは、呆然として叔父さんを見つめていた。
叔父さんは、涙を流しながら笑ってるし!
ミランダさんとあたしは、大笑いしている叔父さんを冷たい眼差しで見つめていた。
「こめん、すまない、2人とも」
叔父さんがまったく悪いと思ってない様子であたしたちに言い訳するのをあたしたちは、凍えるような笑顔で見守った。
「すごいじゃないか!生活魔法だけで、これだけの攻撃力があるなんて!」
叔父さんはそう言うとミランダさんを見た。
「そうでしょう?ミランダ嬢」
「まったく!」
ミランダさんが腰に手をあてて叔父さんを見上げる。
「あなたは、こうなることをご存知だったんですか?ジークナー公爵」
「いえいえ、まったく!」
叔父さんが笑いをかみ殺しているのを見て、ミランダさんがぷいっとそっぽを向いた。
「私をバカにしておられるの?」
「そんな、バカにするなんて滅相もない!」
叔父さんが笑いを堪えながら答える。
「ただ・・その、私の姪は、ちょっと特別でして。魔法学園で実際に教鞭をとられており、かの高名な『西の魔女』様のお身内であるあなたならこの子の特殊性をご理解いただけるかと思いまして」
「まずは、属性を調べましょう」
ミランダさんがあたしに青い石を差し出した。
「これに手を置いていただけますか?」
あたしは、叔父さんの方をうかがった。
叔父さんは、にこにこしながら頷く。
なんか不安だけど、あたしは、思いきって石に手を置いた。
すると!
石が白い光を発して輝いた。
光は、しばらくすると消えてしまう。
ミランダさんが表情を曇らせている?
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「それが・・」
ミランダさんが言い淀む。
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「そうなのですか?」
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「とにかく、生活魔法しか使えないとはいえ、魔法は、使えるのですからまったく絶望的ということはありませんわ」
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「試しに火をつけてみてください」
「はぁ・・」
あたしがよくわからなくてぼんやりしていたらミランダさんがあたしの手を握ってにっこりと微笑んだ。
「魔法で大切なのはイメージです。炎が燃えるのをイメージして見てください」
あたしは、ミランダさんに手を握られたまま、目を閉じてイメージする。
炎
燃え盛る炎
「きゃあっ!」
突然悲鳴が聞こえてあたしが慌てて目を開くとミランダさんの髪が燃えてて!
やばい!
水!
はやく!
火を消さなくちゃ!
急にミランダさんの頭上からばしゃっと大量の水が降ってきてミランダさんは、びしょびしょになって立ち尽くしていた。
「あ、あの・・」
あたしは、爆発コントみたいになってるミランダさんにどう声をかけたらいいか悩んでいた。
「パーマみたいでなかなか素敵・・かも?」
ぶふっと吹き出す声がして振り返ると叔父さんが大爆笑している?
あたしは、呆然として叔父さんを見つめていた。
叔父さんは、涙を流しながら笑ってるし!
ミランダさんとあたしは、大笑いしている叔父さんを冷たい眼差しで見つめていた。
「こめん、すまない、2人とも」
叔父さんがまったく悪いと思ってない様子であたしたちに言い訳するのをあたしたちは、凍えるような笑顔で見守った。
「すごいじゃないか!生活魔法だけで、これだけの攻撃力があるなんて!」
叔父さんはそう言うとミランダさんを見た。
「そうでしょう?ミランダ嬢」
「まったく!」
ミランダさんが腰に手をあてて叔父さんを見上げる。
「あなたは、こうなることをご存知だったんですか?ジークナー公爵」
「いえいえ、まったく!」
叔父さんが笑いをかみ殺しているのを見て、ミランダさんがぷいっとそっぽを向いた。
「私をバカにしておられるの?」
「そんな、バカにするなんて滅相もない!」
叔父さんが笑いを堪えながら答える。
「ただ・・その、私の姪は、ちょっと特別でして。魔法学園で実際に教鞭をとられており、かの高名な『西の魔女』様のお身内であるあなたならこの子の特殊性をご理解いただけるかと思いまして」
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