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2 カフェ『黒猫』
2ー7 薬
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2ー7 薬
苦しくて熱くて。
僕は、アレクセイ王太子殿下の腕に抱かれて運ばれながらも体をきゅっと縮めて熱に堪えていた。
ドレスの裾をぎゅっと握って涙の滲んだ瞳で見上げると王太子殿下がひゅっと息を飲む。
「待てよ!」
総一郎がアレクセイ王太子殿下の肩を掴む。
「ここからなら俺の部屋が近い」
「わかった」
総一郎の言葉にアレクセイ王太子殿下が一瞬、考え込んでから頷く。
総一郎が先導して僕たちは、総一郎の部屋へと向かった。
「こっちだ!」
白い両開きの扉の向こうには、広い豪奢な部屋が拡がっていた。
僕が閉じ込められていた地下の部屋からは想像もできないような立派な部屋だ。
総一郎は、その部屋の隣にある寝室へと僕を抱いた王太子殿下を導く。
アレクセイ王太子殿下は、僕を大きくてふかふかのベッドにそっと横たわらせるとうつ向かせてドレスの背中のリボンを緩めていく。
きつく結わえられていたリボンが解かれて僕は、ほぅっと吐息を漏らした。
濃いブルーのドレスの中に半裸で横たわる僕を見て総一郎がごくりと喉を鳴らした。
「とにかくドレスを脱がした方が楽になるだろう」
アレクセイ王太子殿下は、僕の体を起こしてドレスを脱がせていく。
熱い素肌がひんやりとした夜の空気に冷やされて心地いい。
「んぅっ……」
ごろんとベッドの上に下着姿で転がった僕を見て総一郎がぐっと息を飲んだ。
「エッロっ!」
思わず呟いた総一郎にアレクセイ王太子殿下がふん、と鼻を鳴らした。
「苦しいか?アイ」
ベッド上に腰を下ろして、涙を溢しながら頷く僕を膝の上に抱き上げるとアレクセイ王太子殿下は、僕の耳元で囁いた。
「おそらくさっきの飲み物に薬が盛られていたんだろう」
「薬?」
総一郎がベッドに乗り上げて僕の方へと体を乗り出す。
「なら、はやく治癒の魔法を!」
「いや、この薬に治癒の魔法は効かん」
アレクセイ王太子殿下が僕の下半身へと指を滑らせる。
冷たい指先に思わずびくん、と体をそらせる僕に王太子殿下は、甘く囁いた。
「これから君に快楽を与える。いいな?アイ」
「んぁっ」
僕は、苦しくてなんのことかもわからなくて。
ただ、必死にこくこくと頷いていた。
「よし。では、始めるぞ」
「ひぁっ!」
アレクセイ王太子殿下の手が僕の下着の中に入ってきて僕は、驚きに声を上げる。
下を見ると僕のはいている小さな黒いレースの下着の中でアレクセイ王太子殿下の白い指がうごめくのがわかった。
「あっ、あぁっ!」
「こんなになって」
耳元で王太子殿下の艶めいた声が響く。
「すぐに楽にしてあげるからね、アイ」
「あ、あっ!こんな、ダメぇっ!」
僕は、両足を閉じようとしたけど閉じられなかった。
総一郎が僕の両ひざを開いて僕の体を見下ろして荒い呼吸をしている?
「そ、そういちろ、見ないでぇっ!」
「そうだ。君は、部屋を出ていてくれないか?聖者殿」
苦しくて熱くて。
僕は、アレクセイ王太子殿下の腕に抱かれて運ばれながらも体をきゅっと縮めて熱に堪えていた。
ドレスの裾をぎゅっと握って涙の滲んだ瞳で見上げると王太子殿下がひゅっと息を飲む。
「待てよ!」
総一郎がアレクセイ王太子殿下の肩を掴む。
「ここからなら俺の部屋が近い」
「わかった」
総一郎の言葉にアレクセイ王太子殿下が一瞬、考え込んでから頷く。
総一郎が先導して僕たちは、総一郎の部屋へと向かった。
「こっちだ!」
白い両開きの扉の向こうには、広い豪奢な部屋が拡がっていた。
僕が閉じ込められていた地下の部屋からは想像もできないような立派な部屋だ。
総一郎は、その部屋の隣にある寝室へと僕を抱いた王太子殿下を導く。
アレクセイ王太子殿下は、僕を大きくてふかふかのベッドにそっと横たわらせるとうつ向かせてドレスの背中のリボンを緩めていく。
きつく結わえられていたリボンが解かれて僕は、ほぅっと吐息を漏らした。
濃いブルーのドレスの中に半裸で横たわる僕を見て総一郎がごくりと喉を鳴らした。
「とにかくドレスを脱がした方が楽になるだろう」
アレクセイ王太子殿下は、僕の体を起こしてドレスを脱がせていく。
熱い素肌がひんやりとした夜の空気に冷やされて心地いい。
「んぅっ……」
ごろんとベッドの上に下着姿で転がった僕を見て総一郎がぐっと息を飲んだ。
「エッロっ!」
思わず呟いた総一郎にアレクセイ王太子殿下がふん、と鼻を鳴らした。
「苦しいか?アイ」
ベッド上に腰を下ろして、涙を溢しながら頷く僕を膝の上に抱き上げるとアレクセイ王太子殿下は、僕の耳元で囁いた。
「おそらくさっきの飲み物に薬が盛られていたんだろう」
「薬?」
総一郎がベッドに乗り上げて僕の方へと体を乗り出す。
「なら、はやく治癒の魔法を!」
「いや、この薬に治癒の魔法は効かん」
アレクセイ王太子殿下が僕の下半身へと指を滑らせる。
冷たい指先に思わずびくん、と体をそらせる僕に王太子殿下は、甘く囁いた。
「これから君に快楽を与える。いいな?アイ」
「んぁっ」
僕は、苦しくてなんのことかもわからなくて。
ただ、必死にこくこくと頷いていた。
「よし。では、始めるぞ」
「ひぁっ!」
アレクセイ王太子殿下の手が僕の下着の中に入ってきて僕は、驚きに声を上げる。
下を見ると僕のはいている小さな黒いレースの下着の中でアレクセイ王太子殿下の白い指がうごめくのがわかった。
「あっ、あぁっ!」
「こんなになって」
耳元で王太子殿下の艶めいた声が響く。
「すぐに楽にしてあげるからね、アイ」
「あ、あっ!こんな、ダメぇっ!」
僕は、両足を閉じようとしたけど閉じられなかった。
総一郎が僕の両ひざを開いて僕の体を見下ろして荒い呼吸をしている?
「そ、そういちろ、見ないでぇっ!」
「そうだ。君は、部屋を出ていてくれないか?聖者殿」
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