54 / 90
6 恋と愛と欲望と
6ー4 月の落水
6ー4 月の落水
「王太子殿下と寝るのか?」
シャルにきかれて俺は、返答に困っていた。
口の軽い男娼は、この業界では、やっていけない。娼婦にしても男娼にしても最低限客の秘密は守らなくてはいけないのだ。
俺が黙っているのを見てシャルが苦笑いする。
「安心して。このことは、国王陛下から相談されてるんだよ、ルシウス」
「国王陛下に?」
俺は、シャルの脱いだ服をルトに渡すと自分も服を脱いでいった。
季節は、もう秋。
だが、まだまだ夏の名残の暑さが続いていてシャルが湯浴みしたいと望んだので俺は、ルトに頼んで部屋に風呂を用意してもらった。
だが、急なことなので時間がかかる。そこで俺は、アンリに許可をもらい魔法で湯を用意することにした。
といっても俺は、闇属性なので水や湯を普通には用意することができない。しかし、今の俺は、前々世の記憶を思い出して月の神の力が甦っている。
俺は、シャルの目の前で月の光を浴びながら唱えた。
「月の落水」
ごぽっと俺の手のひらから水が溢れ出て瞬く間に湯船を満たしていく。お湯というには少しぬるま湯だが、体感的にはちょうどいい。
「すごいな」
シャルが感心したような声を漏らす。いくら宰相とはいえなかなか魔法使いが魔法を使う場面に立ち会うことはないのだろう。
「ルシウス、お前は、確か闇属性だったんじゃ?水も使えるのか?」
「ああ」
俺は、シャルの体にかけられていた布をとると彼を湯船へと導く。シャルが先に入ったのを見てから俺も湯船へと入っていく。一人用の湯船は、さすがに狭いので俺は、シャルに抱き抱えられるようにして湯船に浸かった。
ルトが窓を開けたので爽やかな夜風が部屋へと吹き込んできた。風に揺れる水面に丸い月が写る。
今夜は、満月だ。
心地よさに俺がほぅっと吐息をつくとシャルが背後から囁いた。
「体を洗ってあげよう、ルシウス」
「んぅっ!」
シャルの手が俺の前を包み込みやわやわと揉む。俺は、呼吸を乱して湯船の縁を両手で掴んで体勢を立て直そうとした。
シャルは、片手で俺の胸の尖りをくちゅくちゅと揉み潰す。俺は、背をそらして甘い声を漏らした。
「あぁっ・・そこ、だめぇ・・」
「なんで?」
シャルが意地悪く俺にきいた。
「ここ、もう、こんなになってるぞ、ルシウス。お前は、ほんとに胸が弱いんだな」
きゅうっと両胸の頂を摘まみあげられ俺は、身悶えた。
「あぁっ・・シャルの、いじわる・・あっ・・そこ、ばっかり・・」
「ふふっ」
シャルは、楽しげな笑い声を漏らすと俺の胸を責め続けた。俺は、胸だけでいかされてしまった。湯の中で白濁を放ってしまった俺をシャルは背後から抱き締めた。
「お前は、ほんとにかわいいな、ルシウス。すごい魔法使いで、同時にかわいい男娼、とは」
「はっ・・ん・・」
快感の余韻にひたる俺の両足をシャルは開かせると湯船の縁にかけ、俺の体を暴く。すでに快感を期待して俺の後孔は、ひくついていた。
俺の尻にあたっているシャルのものは、すでに固く立ち上がっていて。
「王太子殿下と寝るのか?」
シャルにきかれて俺は、返答に困っていた。
口の軽い男娼は、この業界では、やっていけない。娼婦にしても男娼にしても最低限客の秘密は守らなくてはいけないのだ。
俺が黙っているのを見てシャルが苦笑いする。
「安心して。このことは、国王陛下から相談されてるんだよ、ルシウス」
「国王陛下に?」
俺は、シャルの脱いだ服をルトに渡すと自分も服を脱いでいった。
季節は、もう秋。
だが、まだまだ夏の名残の暑さが続いていてシャルが湯浴みしたいと望んだので俺は、ルトに頼んで部屋に風呂を用意してもらった。
だが、急なことなので時間がかかる。そこで俺は、アンリに許可をもらい魔法で湯を用意することにした。
といっても俺は、闇属性なので水や湯を普通には用意することができない。しかし、今の俺は、前々世の記憶を思い出して月の神の力が甦っている。
俺は、シャルの目の前で月の光を浴びながら唱えた。
「月の落水」
ごぽっと俺の手のひらから水が溢れ出て瞬く間に湯船を満たしていく。お湯というには少しぬるま湯だが、体感的にはちょうどいい。
「すごいな」
シャルが感心したような声を漏らす。いくら宰相とはいえなかなか魔法使いが魔法を使う場面に立ち会うことはないのだろう。
「ルシウス、お前は、確か闇属性だったんじゃ?水も使えるのか?」
「ああ」
俺は、シャルの体にかけられていた布をとると彼を湯船へと導く。シャルが先に入ったのを見てから俺も湯船へと入っていく。一人用の湯船は、さすがに狭いので俺は、シャルに抱き抱えられるようにして湯船に浸かった。
ルトが窓を開けたので爽やかな夜風が部屋へと吹き込んできた。風に揺れる水面に丸い月が写る。
今夜は、満月だ。
心地よさに俺がほぅっと吐息をつくとシャルが背後から囁いた。
「体を洗ってあげよう、ルシウス」
「んぅっ!」
シャルの手が俺の前を包み込みやわやわと揉む。俺は、呼吸を乱して湯船の縁を両手で掴んで体勢を立て直そうとした。
シャルは、片手で俺の胸の尖りをくちゅくちゅと揉み潰す。俺は、背をそらして甘い声を漏らした。
「あぁっ・・そこ、だめぇ・・」
「なんで?」
シャルが意地悪く俺にきいた。
「ここ、もう、こんなになってるぞ、ルシウス。お前は、ほんとに胸が弱いんだな」
きゅうっと両胸の頂を摘まみあげられ俺は、身悶えた。
「あぁっ・・シャルの、いじわる・・あっ・・そこ、ばっかり・・」
「ふふっ」
シャルは、楽しげな笑い声を漏らすと俺の胸を責め続けた。俺は、胸だけでいかされてしまった。湯の中で白濁を放ってしまった俺をシャルは背後から抱き締めた。
「お前は、ほんとにかわいいな、ルシウス。すごい魔法使いで、同時にかわいい男娼、とは」
「はっ・・ん・・」
快感の余韻にひたる俺の両足をシャルは開かせると湯船の縁にかけ、俺の体を暴く。すでに快感を期待して俺の後孔は、ひくついていた。
俺の尻にあたっているシャルのものは、すでに固く立ち上がっていて。
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される
中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」
夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。
相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。
このお話はムーンライトでも投稿してます〜
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。