魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ

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4 ダンジョン

4ー1 『ライナード・ダンジョン』

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 4ー1 『ライナード・ダンジョン』

 前期の試験が終わる頃には、俺は、学園でもかなり有名人になっていた。
 それは、変わった魔道具を持っているからでも、アンドレア王女のお気に入りだからでもなかった。
 俺が有名になっていたのは俺が冒険者チーム『魔道の極』のリーダーだからだった。
 俺は、生活費などエリュメの父親であるカインさんに援助を受けているのだが、いつまでも甘えているわけにはいかない。
 そこで冒険者として活動を始めることにした。
 王都リアラトスの周辺には、いくつかのダンジョンがある。
 この世界においてはダンジョンとは遺跡のことだ。
 この世界で使われている多くの魔道具は、ダンジョンで発掘されたものだった。
 まあ、発掘には危険が付きまとうのだがな。
 なぜか、ダンジョンには、魔物が住み着くことが多いからだ。
 だが、ダンジョンでの発掘は、とても実入りのいい仕事でもある。
 そういうわけで。
 俺は、王都リアラトスの冒険者ギルドで冒険者登録をして冒険者として活動することにしたのだが、それを知ったチーム『魔道の極』の面々が一緒に行くといってきかなくてな。
 仕方なくチーム『魔道の極』は、全員で冒険者活動をすることになった。
 本来なら王立モスキュラード学園の前期の終業の少し前に全学年、野外訓練としてダンジョンに探索に行くことになっているので、それまでみな、冒険者登録をしても実際には、冒険者としてダンジョンに潜ることはない。
 だが、俺は、違う。
 俺は、生活がかかっているので。
 まあ、おまけの連中がついてきたのは予想外だったんだがな。
 そうして俺たちは、初夏の頃から冒険者としてダンジョンに挑むことになった。
 一応、学園生が冒険者としてダンジョンに潜ることは許可されているので問題はなかったが、俺には、他のメンバーに対する責任があった。
 それは、前世も含めると俺がだんとつで年上だからということもあった。
 だが、1番の理由は、俺が1番強いからだった。
 俺は、『魔眼』持ちであり、その上、俺の魔道具である『魔法書』は、最強だし!
 つまり、向かうところ敵なし!
 俺たちが最初に潜ったダンジョンは、王都から1番近くにあるダンジョン『ライナード・ダンジョン』だった。
 『ライナード・ダンジョン』は、初心者向けのダンジョンであり、多くの新人冒険者が手始めに挑むダンジョンだ。
 すでに発掘されつくしているため、ほぼほぼ魔道具は、見つけることはできないと冒険者ギルドの案内には書かれている。
 
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