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6 バカンス、魔物風味
6ー3 個人的なお願い
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6ー3 個人的なお願い
なぜ、ディアグラートス王国が『ラミーア・ダンジョン』を攻略しなかったのか?
アンドレア様が話すことによると攻略しなかったわけではないようだ。
それどころかディアグラートス王国の王は、過去に何度も選ばれた者を『ラミーア・ダンジョン』へと送り込んでいた。
しかし、みな、『ラミーア・ダンジョン』を攻略するに至らなかったのだ。
「今まで、どんな勇者であってもダンジョンコアまでたどり着くことはできなかったのです」
アンドレア様のその言葉に俺は、頷くしかなかった。
そりゃそうだろうな。
あのダンジョンコアに接触するには、『時巡りの剣』のような時空間に影響を与えることができる魔道具が必要だったのだから。
俺は、たまたまそれを持っていたからあの『ラミーア・ダンジョン』を手に入れることができたのだった。
「王国は、その、あなたは、それを俺が手に入れてもよいと思われますか?」
俺は、アンドレア様に問いかけた。
まあ。
ここでダメとか言われても俺にはどうすることもできないんだがな。
俺の質問にアンドレア様がふわりと微笑んだ。
「私も、ディアグラートス王国もあなたが選ばれたことを喜びこそすれ、遺憾に思うことなどありませんわ、エドワード様」
アンドレア様がなぜか、満足げに目を細める。
俺は、顔が熱くなって視線をそらす。
「ところで、エドワード様にぜひ、お願いしたいことがあるのですが」
「なんなりと」
俺は、恭しく答える。
アンドレア様がくすくすっと笑った。
「内容を聞かずに引き受けることは感心しませんわよ?エドワード様」
「では、どのようなことでしょうか?アンドレア様」
俺の視線を正面から受け止めるとアンドレア様が応じた。
「実は、私の個人的なお願いになるのですが…王族としてではなく、アンドレア個人として冒険者であるあなたを雇いたいのです。期間は、1ヶ月。報酬は、金貨10万枚でいかがでしょうか?」
もちろん、俺に否はなかった。
「いったい俺に何をさせたいのですか?」
「それは…」
アンドレア様の話によると今のアンドレア様の後ろ楯であるアンドレア様の母方の祖父ルーゼント・フォン・ハウルズ侯爵の領地にて魔物が大量に発生したため、その駆除を俺に依頼したいとのことだった。
「ただし、この魔物の大量発生は、なんらかの人為的なものであると予想されます。できればその犯人も捕らえたいと考えています」
マジですか?
俺は、ごくり、と喉を鳴らした。
これって、国家の問題なんじゃね?
なぜ、ディアグラートス王国が『ラミーア・ダンジョン』を攻略しなかったのか?
アンドレア様が話すことによると攻略しなかったわけではないようだ。
それどころかディアグラートス王国の王は、過去に何度も選ばれた者を『ラミーア・ダンジョン』へと送り込んでいた。
しかし、みな、『ラミーア・ダンジョン』を攻略するに至らなかったのだ。
「今まで、どんな勇者であってもダンジョンコアまでたどり着くことはできなかったのです」
アンドレア様のその言葉に俺は、頷くしかなかった。
そりゃそうだろうな。
あのダンジョンコアに接触するには、『時巡りの剣』のような時空間に影響を与えることができる魔道具が必要だったのだから。
俺は、たまたまそれを持っていたからあの『ラミーア・ダンジョン』を手に入れることができたのだった。
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俺は、アンドレア様に問いかけた。
まあ。
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アンドレア様がなぜか、満足げに目を細める。
俺は、顔が熱くなって視線をそらす。
「ところで、エドワード様にぜひ、お願いしたいことがあるのですが」
「なんなりと」
俺は、恭しく答える。
アンドレア様がくすくすっと笑った。
「内容を聞かずに引き受けることは感心しませんわよ?エドワード様」
「では、どのようなことでしょうか?アンドレア様」
俺の視線を正面から受け止めるとアンドレア様が応じた。
「実は、私の個人的なお願いになるのですが…王族としてではなく、アンドレア個人として冒険者であるあなたを雇いたいのです。期間は、1ヶ月。報酬は、金貨10万枚でいかがでしょうか?」
もちろん、俺に否はなかった。
「いったい俺に何をさせたいのですか?」
「それは…」
アンドレア様の話によると今のアンドレア様の後ろ楯であるアンドレア様の母方の祖父ルーゼント・フォン・ハウルズ侯爵の領地にて魔物が大量に発生したため、その駆除を俺に依頼したいとのことだった。
「ただし、この魔物の大量発生は、なんらかの人為的なものであると予想されます。できればその犯人も捕らえたいと考えています」
マジですか?
俺は、ごくり、と喉を鳴らした。
これって、国家の問題なんじゃね?
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