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7 マルムト攻防戦
7ー6 『隷属の首輪』
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7ー6 『隷属の首輪』
ミリアーナ様が目覚めたのは、それから3日後のことだった。
あまり目覚めないものだから俺は、不安になってしまった。
それぐらいミリアーナ様は、眠り続けていた。
「おそらく疲れていたのでしょう」
アンドレア様は、眠っているミリアーナ様にできるだけ付き添って様子をうかがっていた。
「こんなにまだ幼いのにそのような魔道具をつけられて非道な行いを強いられたのですから」
まあ、確かに。
俺は、頷いた。
ミリアーナ様が身に付けていた首輪の魔道具を調べるとその悪質さが理解できる。
この魔道具は、つけられた者の姿を変化させるものだ。
こういった変化系の魔道具は、属性でいうと『闇属性』といえる。
例としてはクレアの持っている『変化の鏡』がある。
そして、この首輪の魔道具は、『闇属性』であるだけではなく、つけられた者に隷属を強いる力を持っている。
それは、いわゆる『隷属の首輪』だった。
もしも命令に逆らえば痛みを与えられる。場合によっては、その命にさえもかかわる影響を持つものだった。
なぜ、王族であるミリアーナ様がこんな魔道具をつけられたのか?
というかミリアーナ様の持つ筈の成人の儀式時に女神より与えられる魔道具は、どうしたのだろうか?
俺が『魔眼』でみたところ、ミリアーナ様の魔道具は、行方不明と出ている。
『ミリアーナ・クルス・ディアグラートス(11)
ディアグラートス王国の第4王女。幼いときに母と死に別れて以来、乳母と共に市井にて平民として暮らしていた。魔道具『花園の香炉』を持つが今は、行方不明』
うん。
俺の『魔眼』にも限界はある。
今の俺には、ミリアーナ様と『観測者』の関係もわからないしな。
要するに俺たちは、現状、行き詰まっていたのだ。
なぜ、誰が、ミリアーナ様に魔物を率いてハウルズ侯爵領を攻めさせたのか?
ちなみにルーゼント様は、政治的には、中立派といわれている。
つまり、第1王女派でもなく第2王女派でもない。
かといってアンドレア様を女王に推しているというわけでもなかったし。
それでも今回のようなことがあるのは、ルーゼント様がアンドレア様の後ろ楯であるためだ。
誰かがアンドレア様の失脚を狙っている?
俺は、ルカに命じてハウルズ侯爵領内に他におかしな動きをしている者がいないか目を光らせることにした。
ルカの力は、絶大だ。
広大なハウルズ侯爵領であっても監視下に置くことが可能だった。
それは、俺につけていたニャーのような、いわゆる使い魔のようなもののおかげらしい。
まあ、使い魔とはいえすべてがニャーのような姿ではないらしいが。
これは、ちょっとスゴいことだ。
ディアグラートス王国が手に入れたいと願っていただけのことはある。
ミリアーナ様が目覚めたのは、それから3日後のことだった。
あまり目覚めないものだから俺は、不安になってしまった。
それぐらいミリアーナ様は、眠り続けていた。
「おそらく疲れていたのでしょう」
アンドレア様は、眠っているミリアーナ様にできるだけ付き添って様子をうかがっていた。
「こんなにまだ幼いのにそのような魔道具をつけられて非道な行いを強いられたのですから」
まあ、確かに。
俺は、頷いた。
ミリアーナ様が身に付けていた首輪の魔道具を調べるとその悪質さが理解できる。
この魔道具は、つけられた者の姿を変化させるものだ。
こういった変化系の魔道具は、属性でいうと『闇属性』といえる。
例としてはクレアの持っている『変化の鏡』がある。
そして、この首輪の魔道具は、『闇属性』であるだけではなく、つけられた者に隷属を強いる力を持っている。
それは、いわゆる『隷属の首輪』だった。
もしも命令に逆らえば痛みを与えられる。場合によっては、その命にさえもかかわる影響を持つものだった。
なぜ、王族であるミリアーナ様がこんな魔道具をつけられたのか?
というかミリアーナ様の持つ筈の成人の儀式時に女神より与えられる魔道具は、どうしたのだろうか?
俺が『魔眼』でみたところ、ミリアーナ様の魔道具は、行方不明と出ている。
『ミリアーナ・クルス・ディアグラートス(11)
ディアグラートス王国の第4王女。幼いときに母と死に別れて以来、乳母と共に市井にて平民として暮らしていた。魔道具『花園の香炉』を持つが今は、行方不明』
うん。
俺の『魔眼』にも限界はある。
今の俺には、ミリアーナ様と『観測者』の関係もわからないしな。
要するに俺たちは、現状、行き詰まっていたのだ。
なぜ、誰が、ミリアーナ様に魔物を率いてハウルズ侯爵領を攻めさせたのか?
ちなみにルーゼント様は、政治的には、中立派といわれている。
つまり、第1王女派でもなく第2王女派でもない。
かといってアンドレア様を女王に推しているというわけでもなかったし。
それでも今回のようなことがあるのは、ルーゼント様がアンドレア様の後ろ楯であるためだ。
誰かがアンドレア様の失脚を狙っている?
俺は、ルカに命じてハウルズ侯爵領内に他におかしな動きをしている者がいないか目を光らせることにした。
ルカの力は、絶大だ。
広大なハウルズ侯爵領であっても監視下に置くことが可能だった。
それは、俺につけていたニャーのような、いわゆる使い魔のようなもののおかげらしい。
まあ、使い魔とはいえすべてがニャーのような姿ではないらしいが。
これは、ちょっとスゴいことだ。
ディアグラートス王国が手に入れたいと願っていただけのことはある。
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