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6 交易とか開発とか
6ー8 なんでもするだろう。
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6ー8 なんでもするだろう。
私たちは、今日は、クルの実を入れて運ぶ木箱を作る予定だった。
そう、だったのだ。
朝食後に外のクルの木の根本に行くとすでにそこには木箱が置かれていた。
もしかして精霊さん?
なんだか、みんながじとっと私を見ているので私は、笑顔を浮かべた。
「もしかして私たちの熱烈なファンからの贈り物?せっかくだから使わしてもらおう!」
ルシアさんがこくこくと頷くとノマさんとクーノが肩をすくめた。
「いいんじゃね?」
「今さらだし」
エリクさんも諦めた様子で船に乗り込むと他の住民たちのところを見回りに出ていった。
私は、いつものようにクルの巨木によじ登ると子供の頭ぐらいはありそうなクルの実をもいで下にいるルシアさんに渡していった。クーノも私と一緒に木に上ってクルの実をもいだ。
私たちがもいだ実をノマさんとルシアさんが木箱に詰めていく。
5箱分ぐらい詰めるとノマさんがクーノと私に降りてくるようにと合図をした。
「これぐらいあればいいだろう」
クルの実の木箱は、飲まさんとクーノが船に積み込み神龍族のみなさんがいる森の近くの岸辺へと運ばれた。
私たちが岸辺に到着すると見知らぬ女の人と少年が待っていた。
どことなく誰かに似ている2人は、シーラとロイと名乗った。
「我々は、神龍族でも特に力が強く、飛ぶのも速い」
長い美しい黒髪を後ろでまとめているシーラさんがにこりと微笑む。
「だから、長にあなたのお手伝いをするようにと言われた」
「どうか、命じてくれ。聖女よ」
シーラさんと同じく長く伸ばした黒髪を後ろでまとめている少年、ロイが跪く。
「我々は、あなたのためならなんでもするだろう」
なんでもする?
私は、美少年に見上げられそんなことを言われてもう少しで意識が飛びそうになった。
マジで!
女の人と美少年は、なんでもするとか言っちゃダメ!
2人にクルの実の入った木箱を見せて運べるかきくと2人は、頷いた。
「これなら赤子の手を捻るより簡単だ」
目的地が森の向こう側にある隣国だときくと2人は、すぐに竜の姿に戻ろうとしたので、私は、それを止めた。
だって、まだツテもないし。
どこに持っていくのかもわからない。
それをきくとシーラさんが考え込んだ。
「恐らく人が多い場所に行けば誰かが買ってくれるのでは?」
いや。
そんな簡単なことじゃないのでは?
だって、突然、見知らぬ竜が空から降りてきてクルの実を買ってくれませんかとか。
シュールな話しすぎる!
「そのことなんだが、私に協力させてもらえないか?」
背後から声がして振り向くとエリクさんが立っていた。
「エリクさんに?」
「ああ。私は、王族だった頃、隣国に遊学に出ていたことがあって向こうのことを少しは、知っているし、商会にも心当たりがある」
私たちは、今日は、クルの実を入れて運ぶ木箱を作る予定だった。
そう、だったのだ。
朝食後に外のクルの木の根本に行くとすでにそこには木箱が置かれていた。
もしかして精霊さん?
なんだか、みんながじとっと私を見ているので私は、笑顔を浮かべた。
「もしかして私たちの熱烈なファンからの贈り物?せっかくだから使わしてもらおう!」
ルシアさんがこくこくと頷くとノマさんとクーノが肩をすくめた。
「いいんじゃね?」
「今さらだし」
エリクさんも諦めた様子で船に乗り込むと他の住民たちのところを見回りに出ていった。
私は、いつものようにクルの巨木によじ登ると子供の頭ぐらいはありそうなクルの実をもいで下にいるルシアさんに渡していった。クーノも私と一緒に木に上ってクルの実をもいだ。
私たちがもいだ実をノマさんとルシアさんが木箱に詰めていく。
5箱分ぐらい詰めるとノマさんがクーノと私に降りてくるようにと合図をした。
「これぐらいあればいいだろう」
クルの実の木箱は、飲まさんとクーノが船に積み込み神龍族のみなさんがいる森の近くの岸辺へと運ばれた。
私たちが岸辺に到着すると見知らぬ女の人と少年が待っていた。
どことなく誰かに似ている2人は、シーラとロイと名乗った。
「我々は、神龍族でも特に力が強く、飛ぶのも速い」
長い美しい黒髪を後ろでまとめているシーラさんがにこりと微笑む。
「だから、長にあなたのお手伝いをするようにと言われた」
「どうか、命じてくれ。聖女よ」
シーラさんと同じく長く伸ばした黒髪を後ろでまとめている少年、ロイが跪く。
「我々は、あなたのためならなんでもするだろう」
なんでもする?
私は、美少年に見上げられそんなことを言われてもう少しで意識が飛びそうになった。
マジで!
女の人と美少年は、なんでもするとか言っちゃダメ!
2人にクルの実の入った木箱を見せて運べるかきくと2人は、頷いた。
「これなら赤子の手を捻るより簡単だ」
目的地が森の向こう側にある隣国だときくと2人は、すぐに竜の姿に戻ろうとしたので、私は、それを止めた。
だって、まだツテもないし。
どこに持っていくのかもわからない。
それをきくとシーラさんが考え込んだ。
「恐らく人が多い場所に行けば誰かが買ってくれるのでは?」
いや。
そんな簡単なことじゃないのでは?
だって、突然、見知らぬ竜が空から降りてきてクルの実を買ってくれませんかとか。
シュールな話しすぎる!
「そのことなんだが、私に協力させてもらえないか?」
背後から声がして振り向くとエリクさんが立っていた。
「エリクさんに?」
「ああ。私は、王族だった頃、隣国に遊学に出ていたことがあって向こうのことを少しは、知っているし、商会にも心当たりがある」
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