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1 楽しい冷遇生活?
1ー8 異変
1ー8 異変
俺は、ノオザの実を1つもぐとシャツできゅっと拭いてからかぶりついた。
しゃくっ!
その瞬間に甘酸っぱい果汁が口の中にじゅわっと拡がって俺は、低く呻いた。
「うまっ!これ、まじ、うまっ!」
「そりゃ、そうですよ」
なぜか、どや顔のクロムウェルが俺に説明した。
「このノオザの実のなる木は、女神の祝福を受けたアラルト山でしか育ちません。かつて魔王と戦ったこのウィルゼンターナ王国の祖である勇者ゼリアルが深い傷を受けた時、たどり着いたアラルト山の麓の村で聖女であり後のウィルゼンターナ王国王妃がゼリアルに差し出し、それを口にしたゼリアルは、瞬く間に傷が癒されたという伝説があります。以来、ノオザの木は、女神の神殿が管理して、エリクサーの材料にしているため、例え王族とはいえめったに口にできるものではないのです」
ええっ?
そうなの?
俺は、しゃくしゃくノオザの実を食べながらクロムウェルの話をきいていた。
クロムウェルは、続けた。
「エリクサーほどではないですが、ノオザの実をそのまま食べても十分に回復薬としての力はありますし、必要以上に摂取すれば下手すれば状態異常を引き起こす原因ともなります」
「へぇー」
俺は、2つ目の実をもぐとしゃくしゃく食べ始めた。だって、すげぇ腹がすいてたから!
クロムウェルは、ため息を漏らした。
「このノオザの実から作られた回復薬さえなければ、勇者が魔王を倒すことなどできなかった筈なのです」
うん?
なんか、魔王が倒されなかった方がよかったみたいな?
俺は、クロムウェルをちらっと見ながら3個目のノオザの実をもいだ。
うん。
ほんと、美味しくて何個でも食べれそうだな!
しゃくしゃく食べてる俺を見てクロムウェルがぎょっとする。
「ミコト様!いったい何個食べているんです?」
「3個目かな?」
俺は、腹がすいていたこともあり、4個目の実に手を伸ばそうとした。
「これ、ほんと、旨いな!クロムウェルも食えよ」
「いけません!」
クロムウェルが俺が食べようとしたノオザの実を奪い取る。
「こんなものを1度に何個も食べたりしたら大変なことになりますよ!ミコト様!」
「そんな、大袈裟な」
俺は、笑いながらクロムウェルを見た。
と。
くらり、とめまいがして俺は、倒れそうになり足を踏ん張る。
なんだ?
俺は、その場にうずくまり片ひざをついた。
気分が悪い。
というか。
なんだか・・
俺は、体が熱く昂るのを感じていた。
「ミコト様?」
クロムウェルが俺の体を抱きかかえるようにして支えてくれた。
「ふぁっ!」
俺は、クロムウェルに触れられ思わずおかしな声を発してしまう。
「ミコト、様?」
クロムウェルが俺の顔を覗き込む。
俺は、なんだか息苦しくて。
はぁはぁと喘ぐ俺にクロムウェルがはっと目を見張っている。
家から出てきたらしいアルフォンスが俺に駆け寄ってきてクロムウェルを突き飛ばした。
「ミコト様!」
「アルフォンス・・俺、俺・・なんか変、だ」
俺は、アルフォンスの腕に縋るとアルフォンスの腕の中に倒れ込んだ。
俺は、ノオザの実を1つもぐとシャツできゅっと拭いてからかぶりついた。
しゃくっ!
その瞬間に甘酸っぱい果汁が口の中にじゅわっと拡がって俺は、低く呻いた。
「うまっ!これ、まじ、うまっ!」
「そりゃ、そうですよ」
なぜか、どや顔のクロムウェルが俺に説明した。
「このノオザの実のなる木は、女神の祝福を受けたアラルト山でしか育ちません。かつて魔王と戦ったこのウィルゼンターナ王国の祖である勇者ゼリアルが深い傷を受けた時、たどり着いたアラルト山の麓の村で聖女であり後のウィルゼンターナ王国王妃がゼリアルに差し出し、それを口にしたゼリアルは、瞬く間に傷が癒されたという伝説があります。以来、ノオザの木は、女神の神殿が管理して、エリクサーの材料にしているため、例え王族とはいえめったに口にできるものではないのです」
ええっ?
そうなの?
俺は、しゃくしゃくノオザの実を食べながらクロムウェルの話をきいていた。
クロムウェルは、続けた。
「エリクサーほどではないですが、ノオザの実をそのまま食べても十分に回復薬としての力はありますし、必要以上に摂取すれば下手すれば状態異常を引き起こす原因ともなります」
「へぇー」
俺は、2つ目の実をもぐとしゃくしゃく食べ始めた。だって、すげぇ腹がすいてたから!
クロムウェルは、ため息を漏らした。
「このノオザの実から作られた回復薬さえなければ、勇者が魔王を倒すことなどできなかった筈なのです」
うん?
なんか、魔王が倒されなかった方がよかったみたいな?
俺は、クロムウェルをちらっと見ながら3個目のノオザの実をもいだ。
うん。
ほんと、美味しくて何個でも食べれそうだな!
しゃくしゃく食べてる俺を見てクロムウェルがぎょっとする。
「ミコト様!いったい何個食べているんです?」
「3個目かな?」
俺は、腹がすいていたこともあり、4個目の実に手を伸ばそうとした。
「これ、ほんと、旨いな!クロムウェルも食えよ」
「いけません!」
クロムウェルが俺が食べようとしたノオザの実を奪い取る。
「こんなものを1度に何個も食べたりしたら大変なことになりますよ!ミコト様!」
「そんな、大袈裟な」
俺は、笑いながらクロムウェルを見た。
と。
くらり、とめまいがして俺は、倒れそうになり足を踏ん張る。
なんだ?
俺は、その場にうずくまり片ひざをついた。
気分が悪い。
というか。
なんだか・・
俺は、体が熱く昂るのを感じていた。
「ミコト様?」
クロムウェルが俺の体を抱きかかえるようにして支えてくれた。
「ふぁっ!」
俺は、クロムウェルに触れられ思わずおかしな声を発してしまう。
「ミコト、様?」
クロムウェルが俺の顔を覗き込む。
俺は、なんだか息苦しくて。
はぁはぁと喘ぐ俺にクロムウェルがはっと目を見張っている。
家から出てきたらしいアルフォンスが俺に駆け寄ってきてクロムウェルを突き飛ばした。
「ミコト様!」
「アルフォンス・・俺、俺・・なんか変、だ」
俺は、アルフォンスの腕に縋るとアルフォンスの腕の中に倒れ込んだ。
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