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6 新月と猫の夜
6ー2 戯れ
6ー2 戯れ
「相変わらず無防備だな、ミコト様は」
リモーナ騎士団長がくすっと笑って横から俺の頬にかかった髪をそっとはらってくれる。
「そんなんじゃ、すぐに誰かに喰われちまうぞ」
そんなことは、ありません!
俺は、ドキドキ高鳴っている胸を落ち着かせようと深呼吸していた。
「お、俺は、男なんで。女の子とは違うんで!」
「そうなのか?」
リモーナ騎士団長がそっと俺の耳元に口を寄せて囁く。
「なら、私が喰ってしまってもいいか?」
「だ、ダメです!」
俺は、耳を押さえて声をあげた。
顔が。
熱い。
「き、今日は、なんの用事ですか?」
俺がきくとリモーナ騎士団長がふっと口許を緩めた。
「つれないな」
いや!
俺、あなたのお兄さんの嫁なんですけど!
俺があわあわしていると騎士団長がにやっと笑った。
「ちょっと聞きたいことがあってな」
「聞きたいこと?」
俺は、振り返ってリモーナ騎士団長を見た。
「この前、兄上・・アルバート国王陛下が来たんだろう?」
はい?
俺の脳裏にあの夜のことが思い出された。
俺が王様(影武者)に夜のご奉仕をしようとしていたところに猫のラー(本物)が乱入してきたり、ラーにキスしたら本物の王様に変化したり。
いろいろあったな。
俺が遠い目をしているとリモーナ騎士団長が話しかけてきた。
「王宮からこの離宮の警備を強化するように命じられた」
「そうなんですか?」
俺は、まだドキドキしながらリモーナ騎士団長を見た。
「それで?」
「聞きたいことはいくつかあるんだが」
リモーナ騎士団長がぐぃっと俺の顎に手をあてて俺の顔を覗き込んだ。
「ミコト様、兄上に抱かれたのか?」
「ひゃいっ?」
思わず変な声が出て俺は、顔が熱くなった。
顔をそらそうとするが顎を掴まれてて騎士団長から顔をそらせない。
「どうなんだ?」
リモーナ騎士団長に問われて俺は、視線をそらした。
「俺は、アルバート国王陛下の側妃だ。王様に望まれたらなんでもする」
「そうか・・」
リモーナ騎士団長が指で俺の唇をなぞった。
ゾクゾクするような感覚に俺は、喘いだ。
リモーナ騎士団長の目は、アルバート国王陛下に・・ラーによく似ている。
リモーナ騎士団長の唇が動こうとしたその時。
「きしゃあぁあっ!」
ラーが突然、俺とリモーナ騎士団長の間に割り込んできた。
もう、いか耳になって尻尾を逆立てている。
臨戦態勢のラーにリモーナ騎士団長が苦笑していた。
「わかった、わかったよ。もう、お前のご主人様に悪戯しないから」
それでもラーは、引こうとしない。
俺は、今にも騎士団長に飛びかかろうとしているラーを捕まえると抱きかかえた。
暴れるラーの耳元にちゅっとキスして囁く。
「ラー、もう大丈夫だから」
「相変わらず無防備だな、ミコト様は」
リモーナ騎士団長がくすっと笑って横から俺の頬にかかった髪をそっとはらってくれる。
「そんなんじゃ、すぐに誰かに喰われちまうぞ」
そんなことは、ありません!
俺は、ドキドキ高鳴っている胸を落ち着かせようと深呼吸していた。
「お、俺は、男なんで。女の子とは違うんで!」
「そうなのか?」
リモーナ騎士団長がそっと俺の耳元に口を寄せて囁く。
「なら、私が喰ってしまってもいいか?」
「だ、ダメです!」
俺は、耳を押さえて声をあげた。
顔が。
熱い。
「き、今日は、なんの用事ですか?」
俺がきくとリモーナ騎士団長がふっと口許を緩めた。
「つれないな」
いや!
俺、あなたのお兄さんの嫁なんですけど!
俺があわあわしていると騎士団長がにやっと笑った。
「ちょっと聞きたいことがあってな」
「聞きたいこと?」
俺は、振り返ってリモーナ騎士団長を見た。
「この前、兄上・・アルバート国王陛下が来たんだろう?」
はい?
俺の脳裏にあの夜のことが思い出された。
俺が王様(影武者)に夜のご奉仕をしようとしていたところに猫のラー(本物)が乱入してきたり、ラーにキスしたら本物の王様に変化したり。
いろいろあったな。
俺が遠い目をしているとリモーナ騎士団長が話しかけてきた。
「王宮からこの離宮の警備を強化するように命じられた」
「そうなんですか?」
俺は、まだドキドキしながらリモーナ騎士団長を見た。
「それで?」
「聞きたいことはいくつかあるんだが」
リモーナ騎士団長がぐぃっと俺の顎に手をあてて俺の顔を覗き込んだ。
「ミコト様、兄上に抱かれたのか?」
「ひゃいっ?」
思わず変な声が出て俺は、顔が熱くなった。
顔をそらそうとするが顎を掴まれてて騎士団長から顔をそらせない。
「どうなんだ?」
リモーナ騎士団長に問われて俺は、視線をそらした。
「俺は、アルバート国王陛下の側妃だ。王様に望まれたらなんでもする」
「そうか・・」
リモーナ騎士団長が指で俺の唇をなぞった。
ゾクゾクするような感覚に俺は、喘いだ。
リモーナ騎士団長の目は、アルバート国王陛下に・・ラーによく似ている。
リモーナ騎士団長の唇が動こうとしたその時。
「きしゃあぁあっ!」
ラーが突然、俺とリモーナ騎士団長の間に割り込んできた。
もう、いか耳になって尻尾を逆立てている。
臨戦態勢のラーにリモーナ騎士団長が苦笑していた。
「わかった、わかったよ。もう、お前のご主人様に悪戯しないから」
それでもラーは、引こうとしない。
俺は、今にも騎士団長に飛びかかろうとしているラーを捕まえると抱きかかえた。
暴れるラーの耳元にちゅっとキスして囁く。
「ラー、もう大丈夫だから」
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