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12 ラーのこと
12ー10 愛している
12ー10 愛している
ラーと俺の婚約式は、春の女神の祝福日に執り行われた。
ちょっとしたお祭り、とか聞いていたけどそんなもんではなかった。
かなり盛大で、賑やかなお祭りだった。
その日、王城の前庭は、人々に解放されバルコニーに現れるラーと俺を人々は、待ちわびた。
俺は。
人々の熱狂にすっかりびびっていた。
だって、この前まで普通の1市民だったわけで。
それがなぜか、アルフォンスに『異界ゼータ』の『姫』として選ばれて。
問答無用でこの世界に、ラーのもとに嫁がされてしまったのだ。
「いい加減に諦めてください、ミコト様」
アルフォンスが俺にうすいベールを被せながら話した。
「あなたがどう思おうと、もう、あなたは、この世界の王の妃となるのですから」
「まだ、婚約者だし!」
俺が言うのを聞き付けたラーが口を挟む。
「なんなら、今日、婚姻の儀を行ってもいいんだぞ、ミコト」
「それは、勘弁して・・」
俺が言うとラーは、ちょっと残念そうな顔をした。
それから、気を取り直したかのようにラーは、俺の姿を見て目を細めた。
「今日のお前は、一段と美しい」
俺は、ラーの言葉に顔が熱くなる。
俺は、婚約式と聖獣ダキーニつまりゼノとの契約式のために用意されたエメラルドのチュニックとズボンという衣装に身を包んで薄いベールを被っていた。
先に、神殿で聖獣ダキーニとの契約式は、すませていたので俺は、この国における聖人の扱いになっていた。
「そろそろお時間です」
クロムウェルが知らせにきたのにラーが頷いて俺に手を差し出した。
俺は。
ラーの手をとった。
バルコニーでは、俺の後見である宰相ライリス公爵と王弟えあるリモーナ騎士団長が待っていた。
ちなみにラーが猫だった頃に影武者をしていた弟君は、自分の領地で蟄居中らしい。
まあ、王様の留守に好き勝手したからなぁ。
「ミコト」
俺の手をとってラーは、微笑んだ。
「愛しているぞ」
「俺も」
俺もラーを見つめて囁いた。
「愛している」
人々の歓声の中、ラーは、俺に口づけをした。
だって、今日は、新月の日。
ラーが俺に口づけできる唯一の日だったから。
ラーと俺の婚約式は、春の女神の祝福日に執り行われた。
ちょっとしたお祭り、とか聞いていたけどそんなもんではなかった。
かなり盛大で、賑やかなお祭りだった。
その日、王城の前庭は、人々に解放されバルコニーに現れるラーと俺を人々は、待ちわびた。
俺は。
人々の熱狂にすっかりびびっていた。
だって、この前まで普通の1市民だったわけで。
それがなぜか、アルフォンスに『異界ゼータ』の『姫』として選ばれて。
問答無用でこの世界に、ラーのもとに嫁がされてしまったのだ。
「いい加減に諦めてください、ミコト様」
アルフォンスが俺にうすいベールを被せながら話した。
「あなたがどう思おうと、もう、あなたは、この世界の王の妃となるのですから」
「まだ、婚約者だし!」
俺が言うのを聞き付けたラーが口を挟む。
「なんなら、今日、婚姻の儀を行ってもいいんだぞ、ミコト」
「それは、勘弁して・・」
俺が言うとラーは、ちょっと残念そうな顔をした。
それから、気を取り直したかのようにラーは、俺の姿を見て目を細めた。
「今日のお前は、一段と美しい」
俺は、ラーの言葉に顔が熱くなる。
俺は、婚約式と聖獣ダキーニつまりゼノとの契約式のために用意されたエメラルドのチュニックとズボンという衣装に身を包んで薄いベールを被っていた。
先に、神殿で聖獣ダキーニとの契約式は、すませていたので俺は、この国における聖人の扱いになっていた。
「そろそろお時間です」
クロムウェルが知らせにきたのにラーが頷いて俺に手を差し出した。
俺は。
ラーの手をとった。
バルコニーでは、俺の後見である宰相ライリス公爵と王弟えあるリモーナ騎士団長が待っていた。
ちなみにラーが猫だった頃に影武者をしていた弟君は、自分の領地で蟄居中らしい。
まあ、王様の留守に好き勝手したからなぁ。
「ミコト」
俺の手をとってラーは、微笑んだ。
「愛しているぞ」
「俺も」
俺もラーを見つめて囁いた。
「愛している」
人々の歓声の中、ラーは、俺に口づけをした。
だって、今日は、新月の日。
ラーが俺に口づけできる唯一の日だったから。
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あっという間に読み終わりました
私もラーを猫吸いしたいw
最後まで読んでいただき感謝です!
楽しく読ませていただきました。
妙にフェアでミコトの気持ちを大切にするクロムウェルさんが大好きです。
王をあんな姿にしておいて全く悪びれないのもそんなクロムウェルさんをそのまま雇い続ける王にも笑わせてもらいました(^_^)
地球の妹さんとクロムウェルの主人の魔王さんが気になるので続編ではこの辺りも書いていただけると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございます。
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ご意見、参考にしてみます。
感想いただき感謝します。
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感想をいただきありがとうございます。