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羊の物語
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ここはある森の中……
羊はいつもひとりだった。
ある日羊は一輪の花を見つけた。
その花はとても綺麗でどこか寂しげな花だった
羊はその花に恋をした。
『貴女はとても美しい。こんなに綺麗な花を僕は見たことがない。』
『明日も明後日もまたきてもいい?』
風が吹き花が頷いたように見えた。
羊はその日から毎日ここで花と過ごそうと決めた。
そこにいると一人でいることを忘れられるのだ。
つぎの日……。
羊は花に会いに行こうと家を出た。
そこに意地の悪い狼が羊を見つけた。
狼は羊が笑顔なのを不思議に思うと同時に、
意地悪をしてやろうと計画を立てた。
「やぁ!羊さん。君は今からどこへ行くんだい?」
羊はとても素直な子だったので、
『おはよう!狼さん。僕はあの丘の向こうに咲いているお花を見に行くんだ!』
狼はあることを思いつき颯爽とどこかへ行ってしまった
羊は花を見るのを楽しみにしていた。
昨日も花のことが忘れられなかった。
丘を越え、花がある場所に行くとそこには狼がいた。
狼の手には美しいあの花が握られていた。
その花はくったりしていた。
「あ、羊。来るのがおせぇな。花は摘んでおいたぜ笑」
羊はとても悲しくなり我を忘れて狼に殴りかかろうとした。
その時、心の中から花の声が聞こえた。
(羊さん。そんな事をしても私は戻ってこない。貴方に美しいって言われた時とても嬉しかった。私はいまでもあなたの心の中にいるわ。だから、狼の思惑通りになってはだめ。)
羊はその手を止めた。
そして家へを帰っていった。
つぎの日。
羊はまたあの丘を越えていた。
そして、花があった場所に行き、話し始めた。
『お花さん、今日もいい天気だね。』
『僕はまたひとりになってしまったよ。』
そうすると、
(私はいまでもあなたの心の中にいるって言ったでしょ)
『お花さん!!』
その日以来羊は毎日丘を越え、花と話している。
『今日はなにを話そうか』
(なんでもいいわよ。貴方の話は全部おもしろいもの)
END
羊はいつもひとりだった。
ある日羊は一輪の花を見つけた。
その花はとても綺麗でどこか寂しげな花だった
羊はその花に恋をした。
『貴女はとても美しい。こんなに綺麗な花を僕は見たことがない。』
『明日も明後日もまたきてもいい?』
風が吹き花が頷いたように見えた。
羊はその日から毎日ここで花と過ごそうと決めた。
そこにいると一人でいることを忘れられるのだ。
つぎの日……。
羊は花に会いに行こうと家を出た。
そこに意地の悪い狼が羊を見つけた。
狼は羊が笑顔なのを不思議に思うと同時に、
意地悪をしてやろうと計画を立てた。
「やぁ!羊さん。君は今からどこへ行くんだい?」
羊はとても素直な子だったので、
『おはよう!狼さん。僕はあの丘の向こうに咲いているお花を見に行くんだ!』
狼はあることを思いつき颯爽とどこかへ行ってしまった
羊は花を見るのを楽しみにしていた。
昨日も花のことが忘れられなかった。
丘を越え、花がある場所に行くとそこには狼がいた。
狼の手には美しいあの花が握られていた。
その花はくったりしていた。
「あ、羊。来るのがおせぇな。花は摘んでおいたぜ笑」
羊はとても悲しくなり我を忘れて狼に殴りかかろうとした。
その時、心の中から花の声が聞こえた。
(羊さん。そんな事をしても私は戻ってこない。貴方に美しいって言われた時とても嬉しかった。私はいまでもあなたの心の中にいるわ。だから、狼の思惑通りになってはだめ。)
羊はその手を止めた。
そして家へを帰っていった。
つぎの日。
羊はまたあの丘を越えていた。
そして、花があった場所に行き、話し始めた。
『お花さん、今日もいい天気だね。』
『僕はまたひとりになってしまったよ。』
そうすると、
(私はいまでもあなたの心の中にいるって言ったでしょ)
『お花さん!!』
その日以来羊は毎日丘を越え、花と話している。
『今日はなにを話そうか』
(なんでもいいわよ。貴方の話は全部おもしろいもの)
END
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