こんな異能と職業で異世界モンスターと戦えと?あっ、周りにいる奴らが強いから大丈夫だ

上条康

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2章・素晴らしき異世界

召喚先は砂漠

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「この反応……召喚者か転生者がこの世界に来たですかねぇ、ニヒヒヒ。さぁ見つけしだい殺しに行くとしますかねぇ」

そう言って1人のローブの男は呟いて微笑んだ。

                    **********

俺は立ったままの体勢で異世界召喚されていた。

「まぁ何というかあの出来事が本当に夢じゃなくて現実だったんだな……てか、暑すぎだろ。季節いつだよ!こんな暑い日は地球にいた時にも感じたことないよ?」

無性に暑苦しい。
無性に眩しい。
頭がうまく働かない……。

「これが異世界かぁ……うっ……」

そんな声とともに暑さのせいか頭がクラクラし始めた。

異世界来てテンション上がるということは特に起こらず逆にテンションが下がるという事が起きた。

360度見渡す。

それはとても見たことのないような砂漠の世界が広がっていてなんて素晴らしい世界なんでしょう。

「…………………まじかよ……召喚する場所間違ってるでしょおおぉぉおおおおおおお」

そう、俺のスタート地点は異世界の砂漠と思われる場所。
どこを見ても地平線しか見えない。

学生服を着ているせいか暑さが倍増していた。
額からはおびただしいほどの汗が出ていて出てきた汗を手で拭っても汗は止まらず流れ続ける。
当然だが俺以外に人の気配がない。

「どうしよう……暑さで死にそうなんだけど……」

今思うと神様は俺に着替えの準備も異世界に持っていく物の準備もさせてくれてなかった。

「あぁ、なんてダメな神様だったんだろう」

少しだけ楽しみにしてたんだが俺が思っていた異世界の風景イメージと若干違う。
いや、だいぶ違う、ゲームの世界でもこんなスタート地点無かったよ。
ん、あったかな……。

しかしこの世界は経済的な意味で大丈夫なんだろうか?
もう魔神族はこの世界を滅ぼしたのだろうか?
そんな事が脳裏によぎる。

もうこの世界滅ぼされちゃったよって言われたら信じるだろう。


さて、これからどうすっかな、どこに行けばいいのやら。
本当にこんな世界に由香はいるんだろうか。
もうここで俺死ぬんじゃ?

「とにかく歩くしかないよな……」

どこかも分からない場所をひたすら歩くこと数十分が経過していた。
砂漠の暑さに耐えながら重い足取りで歩く。
歩いてる途中で出てくる言葉は、「暑い暑いああ喉乾いた」こんな言葉しか出てこない。
この世界には呆れつつあった。

俺はここで肝心なことを思い出す。

「俺一応、能力を使えるようになったんだったな……おじさんが言ってたこと忘れてた」

どんなのが使えるか楽しみだな。
そしておじさんに言われた通り頭の中で異能の能力を想像して試してみた。
すると、

「よし!ん~と、なになに~ふむふむこれか」


すると、はっきりと自分の異能力が分かった。

神体質・【適合】
異能1・【身体強化】
異能2・【壊れない木の棒(出し入れ自由)】

            –––––終了–––––

「あ、終わった……いやいや、これで魔神と戦えと……殺す気か?マジで!てか、なんだよ壊れない木の棒って、せめて剣にしろよ!俺がこの異世界に来たのって間違いじゃないの?こんな異能で俺にどうしろってんだよあの神様は。異世界に来たら属性魔法くらい使わせろよ!
他の6人はどんな異能が使えるんだろうか、俺の異能より使えない異能だったら笑ってやるところだがな」

もういいや、ごちゃごちゃ言ってても何も変わらないしな。
でも、使えなさそうなこんな異能でも異能が使えるようになったのは少し嬉しい気もする。
内心嬉しい。

よし、てことで壊れない木の棒でも試してみますか。
俺は右手を前に突き出してそのまま手のひらから木の棒を出すイメージをして声に出してみた。

「出てこ~い木の棒」

こんな感じでいいのだろうか。

「あ出てきた」

すると瞬間丸びを帯びたガッチリとした木の棒が手のひらに現れ出た。
長さは150センチほど。
そして何回か素振りをして感覚を確かめる。

「ふぅ。マジで普通の木の棒だな……」

そう思いながらも、

「戻れ~木の棒」

その瞬間木の棒が吸収されるようにして消えていく。

「おお、今のはなんかかっこよかったぞ!」

まぁ、木の棒ってのが残念、いや、残念にもほどがあるだろ。

次は身体強化を試してみよう。
俺は心の中で強化と叫ぶ。

「アレ……」

失敗したのかと思うほど身体には何も感じない。
なので俺は地面(砂)を思いっきり殴ることにした。

「ボフッ」

何というか、確かに全然痛くないんだがこれで成功してるよな……。

よし次だ、あと一つ【神体質・適合】ってあるけどいまいち意味がわからないので放っておいておくか。

変なものと適合だけはしたくない。
神体質とあるくらいだからそれは神様にひってきするくらいの異能なのだろう。

一通り異能を確認したしまた歩くか。
正確には歩くしか移動手段がない。

格好は制服のままだから異世界気分台無しだな。
そもそも砂漠からスタートとか最悪だろ、召喚先最悪すぎだ。
異世界に、召喚するって俺はモンスターカードかって。
最初はもっとこ~う街の中とかで可愛いエルフさんとの出会いが欲しかった。

「キュルル」

そんな可愛らしい鳴き声じみた声が後ろの方から聞こえてきた。
俺はそちら側に気分良く視線を向けた。

「んん、何だアレ……」

遠くの方からこっちに向かってくる黒くて大きい何かが見えた。
俺は目を細めてよーく見てみると。
あら、両手にはいかにも切れ味を持っていそうなハサミをつけておりシッポと思われる部分には毒がついてそうな綺麗な針を身につけていた。
それはとても大きなサソリではないですか。
全然可愛くねぇー。
何が『キュルル』だよ、てかサソリって鳴かないだろ。

「ははは、異世界怖えーー!これは逃げるのが正しい判断だな……サソリさんサヨナラー」

ここへ来て初めて異世界に来てたんだなと思わせられる。

そしてその場から離れ全速力で走って逃げる。
走ると言っても砂漠なので足は思うように前に進まずスピードだって出あまり出せない状況。

「無理無理殺される殺される、追いつかれたら殺される……どうしようどうしよう」

今の俺ではあのサソリには勝てないだろう。
いや、もはや戦ってはダメなレベル。

異世界に来てからすぐに死ぬのはゴメンだ、それに由香だって探さないといけないのに。
だが、このまま逃げていてもいつかは追いつかれる。

そうなると、

「んん、んん、やるしかないの?え、俺がやっちゃう。やっちゃう?やるしかない」

自分でもわかるぐらいテンションが上がっていた事に気づく。

走っていた足を止めて後ろを振り返った俺は覚悟を決め巨大サソリに立ち向かうことにした。

「来いやあぁー、どんなモンスターが現れようとも倒す!うおぉー」

俺は体に身体強化をかけ、木の棒を素早く出してサソリの顔面めがけて思いっきり殴る……

「あ……でっ…ですよねぇー、分かってたよ十分理解してたよ」

いやさ、木の棒で殴るまではよかったよ、よかったんだけどさ……全然効いてる気配無いんですけどー!
俺の全力の一振りでもサソリにはかすり傷すら付いた様子はなく、サソリはピンピンしていた
マジで、パワーが足りねぇー、これじゃ無理ゲー。

本当に無理倒せない、どうしよう。

「スラッシュ!」

その瞬間光の閃光がサソリを真っ二つに両断した。
そのまま跡形もなくサソリは消えていく。
何が起こったのか分からないほどの一瞬の出来事。

「無事か君?」

そう言って声をかけて来た顔の整った二十歳くらいのイケメンで髪は赤色で覆われており、腰には剣をぶらさげていた。
多分こいつがあの巨大サソリをやったんだろうな。

「無事です!助けてくれてありがとうございます!」

俺の手を取り立たせてくれる優しいイケメン。

「そうか、それは良かった。ところで何でこんなところにいるんだい?」

それは俺も知りたい事なので神様に聞いてください。
俺は当然こんなことを言えるわけもなく。

「いや~どうしてでしょ~、ハハハ」

なんとなくごまかしてみる。

「ここは上級者の人しか入ってはいけない立ち入り禁止の場所だよ」

そうなのー、初耳です。
同然だ、だってさっきこの世界に来た者ですもん。

「すみません」と、とりあえず謝る。

「見た感じ、冒険上級者の人では無いだろう君」

「多分冒険者でも無いです」

そういうとイケメンは少しだけ困った顔をしてはてなマークを浮かべる。

「冒険者でもない……ちょっとステータスカード見せてもらっていいかな」

手を出してステータスカードを見せての合図を送ってきた。

この世界にちゃんとステータスカードがあるのが驚きである。

「あの~、カード持ってないんですけど……どうしましょう……」

イケメンは俺のいったことに驚いて目を大きく開いていた。

「持っても無いってことは職業登録も済ませてないみたいだね。ここは砂漠の中心部に近いところだよ。よく生きてたね」

すごい人を見る目で言うイケメンさんに少し罪悪感がうまれた、特に俺は何もしてないからである。
気がついたらここにいただけだから。
てか、俺のスタート地点は砂漠の中心か……おや、まて……おーい神様や、どんな場所に俺を送っちゃってんのかな、送る場所重要だよ、本当に。


「とりあえず一旦砂漠から出よう。その後で君を一旦ギルドに連れていくからそこで職業登録をしてもらえばいい」

「あ、どうも」

イケメンさんは、俺の事をあまり詮索する気は無いようだ、してきたら何て答えようか迷っていたから少し安心した。

「もう少しで僕のパーティメンバーが来ると思うから少し待っていよう」

「了解です」


数分後。
「早すぎるよ、グレイぃ何で置いていったのよ、追いつけなくて一人で砂漠をさ迷うことになってたらどうしたのよ!もおぉー」

そう駆け寄る一人の綺麗な女性、こちらも二十歳といったところだ。

「すまなかったよ……でも君には移転魔法があるじゃないか……」

「そういう問題じゃないの!」

「はい!」

そしてグレイと呼ばれたイケメンは元気な声を出して敬礼し始める。

「だか、こっちに僕たち以外の気配を感じたんだよそして来てみたんだよ!そしたらここにこの子が居たんだよ……」

喧嘩気味に話している二人、グレイと呼ばれた方は何度も謝り、許しを得ようとしていた。
俺のせいでもあるので割り込むことにする。
ん、実際は神様のせいだった。

「どうもこんにちは」

俺はそう言って一礼する。

「こんにちは、君上級者の人?」

俺の代わりにラクが答えてくれる。

「どうやら上級者では無いらしい。それにまだ職業登録も済ませてないらしんだ」

すると、女性の方が驚いた表情でこっちを見る。

「そ、そうなの……」

「ですな!」

「よく生きてたねたわね」

俺の体をジロジロと見て俺の肩をポンポンと叩く。

やっぱりこの場所で生きてるってそんなにすごいんだろうか?

「は、ハハハ」

つい笑いがこみ上げてきた。


「ではギルドへ帰ろうか。おっとそのまえに自己紹介がまだだったね、僕の名前はラク・グレイよろしく。グレイと呼んでくれ。そしてもう一人の僕の冒険者パーティの仲間、レイ・スフィア」

「私のことはスフィアでいいわよー」

二人の自己紹介が終わったところで俺も自己紹介をすることにした。

「俺の名前は工場龍魅、龍魅でいいよー」

俺が名前を言い終えると、

「少し変わった名前だね」

グレイが不思議そうに聞いてくる。
どっちの意味で言ってるんだ?
名前全てが異世界的に変わってるのか、それとも工場って苗字だけが変わってるのか。
この場合は工場龍魅という名前の事だろう、異世界に来てまで変だと思われたくない。そしてそう思いたい。

「そうかもしれない」


「よし、自己紹介も終わった事だしギルドへ行こうか。スフィア頼んだ!」

「はいはい」

そしてスフィアは自分の持っていた杖を構え詠唱らしきものを唱え始めた。

「何してるんですか?」

何だと思いグレイに聞いな教えてもらう。

「ああ、これはね移転魔法だよ」

「な、なるほど」

移転魔法って、ワープの事だよな、さすが異世界だ。
こう思うと俺の異能はやっぱりちっぽけだな。

「じゃ行くわよ、テレポート」

そうスフィアが唱えた瞬間に眩しい光に包まれた。
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