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第1章
彩芽、宿を得る
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「それで、家から出たらここに来ていたと言うの?」
「そうなんです!」
にわかには信じがたい話。
高級娼館ブルローネの応接間に通された彩芽が、店主のアコニーと巨人ストラディゴスに、分かり得る自身の状況を全て話し終えた時だった。
「アヤメあなた、何か変な薬でも飲んでるの?」
「まさかぁ」
案の定、話を信じて貰えず、それどころか薬物中毒のジャンキーかと本気で疑われてしまう。
ほろ酔い汗だくの女が「自宅を出て気が付いたら、どこか別の場所に移動していた。それしか分からない」と初対面の人間に話せば、理由は何にしても「頭の方は大丈夫か?」と思うのが普通だろう。
ジャンキーにしても病気にしても、記憶障害があるとしか思えないのは、至極真っ当な反応であった。
だが同時に、アコニーとストラディゴスは彩芽の言う事を嘘と決めつける事も出来ない様であった。
まず異国の服装。
そして、持ち物である。
特に、動かないスマホとライターに、二人は興味を示し、アコニーはスマホの事を黒い鏡だと思ったらしく顔を映して不思議そうに眺めている。
さらに、やたらと精密な骨格が書かれている、二人からすると死を連想させる悪趣味な服である。
総合して見ると、ただのホラ吹きにしては、手が込み過ぎているし、そんな事をしている動機が分からない。
一方で、アコニーとストラディゴスに説明をされる事で彩芽の方で分かった事がいくつかあった。
まず、ここは日本では無い事だ。
それ自体は薄々分かっていたが、現地の住人に説明され、彩芽の中で推測が確信に変わった。
今いる町は、大陸最西端に位置する王政国家マルギアス、その中でも最西端にある商業都市ネヴェルである事が分かった。
この世界の地図を見せてもらったが、少なくともどこにも日本が無い事も一応だが確認した。
大陸の中には、いくつかの国があり、それらが長年の間に何度も吸収と分裂を繰り返しているらしく、決して平和な世界では無いらしい。
他に分かった事は、たとえば店主のアコニーの事だ。
彼女は少女ではなく、(正確な年齢は乙女の秘密とはぐらかされたが)既に数百歳を超えているエルフと小人族のハーフであり、少女の様な見た目をしているが、成人した子孫が何世代もいる立派な大人で、高級娼館ブルローネの全てを取り仕切る主人である事だ。
よく見るとアコニーの耳は先がとがっていた。
ここまで来ると、いよいよ地球じゃない事を実感するしかない。
彩芽のファンタジー知識は、映画ロードオブザリングで寝落ちする程度の物だったが、まさか自分がそんな世界に飛ばされるとは夢にも思わなかった。
こんな事なら、第一部ぐらいは全部見ておけばよかった等と、予習せずにテストをしているみたいな気分になったが、映画を見ていた所で状況が好転したとはとてもじゃないが言えない。
ちなみに、彩芽に声をかけ、ここまで担いできたセクハラ巨人、ブルローネの常連客ストラディゴスはと言うと、ネヴェルの自治をしている領主に仕える騎士団の副長と言う事だった。
それを聞いた時には、ファンタジーワールドにも慣れ始め、あまり驚かなくなっていた。
「あなた、とにかく迷子なのよね? 家に帰るあてはあるのかしら?」
一応事情を理解したアコニーが心配そうに聞いてくる。
だが、帰るあてなど想像もつかない。
「それがサッパリで」
と彩芽が答えると、アコニーは彩芽の中に答えが無さそうだと察し、その場にいるもう一人に考えを求めた。
「はぁ……ストラディゴス様、どうなさいますか?」
「どうって、旅なら、船か馬車を乗り継いでどうにか帰るしかないんじゃないか?」
ストラディゴスは、真面目に話を聞いていた筈だが、彩芽の要領を得ない「今起きた事をそのまま話すぜ」方式の説明を聞いても想像が追いついていないらしく、良く分かっていない様だった。
アコニーと彩芽の顔色を窺うと、ストラディゴスは今の答えがイケていない事を察し、別の案を考える。
「それなら、城の魔法使い連中に話を聞いてみるのは、どうだ?」
難しい事は知識人を頼るべし。
他人事かつ、丸投げでもあるが、かなり良いアイディアでもあった。
彩芽は、この世界には魔法使いまでいるのかと、勝手にハリーポッターをイメージする。
ストラディゴスの言葉に、アコニーが悪くないと表情で答えると、こんな事を言い始めた。
「では、ストラディゴス様、あなたが連れて来たのですから、せめて魔法使い様に会いに行くまでは、しっかりと面倒を見てあげてくださいよ」
「ええぇっ、俺っ!?」
突然、他人事でなくなったストラディゴスはあからさまに嫌そうである。
「当たり前です。ここまで話を聞いて、栄えある騎士様が困っている女性を見捨てるんですか? 勘違いだとしても、一度拾ったんですから最後まで責任をお取りなさい」
アコニーに言いくるめられ、ストラディゴスが彩芽の方を見る。
つい先ほどまで向けられていた助平な笑いは顔に無く、「おいおい、気まずいよ、どうするよ」と言いたげな、不安と困惑が混ざった表情をしていた。
本当に困っているのは捨て猫みたいな扱いを受けている彩芽の方だが、その性格のせいかそこまで緊張感は感じられない。
ストラディゴスは立ち上がると、悩み始めた。
断る口実をどうにか捻り出そうとするが、口でアコニーに勝てる気がしない。
部屋の入口で三人の話を当たり前の様に立ち聞きしているブルローネの姫達の視線を感じると、格好の悪い所は見せられないと思ったのか、諦めたのか、苦しそうに求めに応えた。
「じゃあ……とりあえず、今夜は、ウチに来るか?」
「……じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて」
「ベッドは一つしかない、一緒に寝るのが嫌なら床になるが、構わないか?」
「いえいえ、屋根があるだけで助かりますし、お世話になります」
彩芽は椅子から立ち上がり、ストラディゴスに軽くお辞儀をする。
ほんの少し前まで畳の上で転がっていたのだ、どこでだって眠れる。
それを見たストラディゴスも立ち上がると、片膝をついて視線を彩芽よりも低くして深呼吸をした。
「ふぅ………………ネヴェル騎士団、副長ストラディゴス・フォルサ。先ほどの非礼を詫びたい。本当にすまなかった。アヤメ殿」
ストラディゴスに改めて謝られる。
正直、うやむやで終わると思っていた彩芽は、目の前の巨人が悪い人ではないらしいと、少しだけ安心した。
彩芽は、元々の騒動が勘違いだった事もあり、それもすぐに誤解が解けたのだから、取り返しのつかない被害が無い以上、もう気にしないようにと勝手に切り替えて考えていた。
そうとは知らず、ストラディゴスが見せた姿勢。
自分の犯した罪を認めて謝れる姿勢と潔い態度には、素直に好感を持てた。
「こちらこそ、なんかごめんなさい。ストラディゴスさん。よろしくおねがいします」
彩芽に責められる事を覚悟していたストラディゴスは、少し拍子抜けする。
姫(高級娼婦)と間違えた時点で、普通の女性なら貴賓関係無く少なからず不快に思うものだし、怖い思いもさせたのに、逆に謝ってくる女がいるとは思いもしなかったのだ。
話がまとまり、アコニーが手を叩くと館の姫達は「もう終わりか」と解散していく。
ところが、男とは単純かつ馬鹿な生き物である。
その中でも、自分を中心に世界が回っていると勘違いをしている自信に溢れた大馬鹿者は、自分の欲望を優先させる。
階段を上っていく姫達の綺麗なお尻をジッと見送っていたストラディゴスは、バツが悪そうにこんな事を言った。
「すまないついでで、悪いのだが……少しだけ時間を貰えないか?」
「はい?」
「そうなんです!」
にわかには信じがたい話。
高級娼館ブルローネの応接間に通された彩芽が、店主のアコニーと巨人ストラディゴスに、分かり得る自身の状況を全て話し終えた時だった。
「アヤメあなた、何か変な薬でも飲んでるの?」
「まさかぁ」
案の定、話を信じて貰えず、それどころか薬物中毒のジャンキーかと本気で疑われてしまう。
ほろ酔い汗だくの女が「自宅を出て気が付いたら、どこか別の場所に移動していた。それしか分からない」と初対面の人間に話せば、理由は何にしても「頭の方は大丈夫か?」と思うのが普通だろう。
ジャンキーにしても病気にしても、記憶障害があるとしか思えないのは、至極真っ当な反応であった。
だが同時に、アコニーとストラディゴスは彩芽の言う事を嘘と決めつける事も出来ない様であった。
まず異国の服装。
そして、持ち物である。
特に、動かないスマホとライターに、二人は興味を示し、アコニーはスマホの事を黒い鏡だと思ったらしく顔を映して不思議そうに眺めている。
さらに、やたらと精密な骨格が書かれている、二人からすると死を連想させる悪趣味な服である。
総合して見ると、ただのホラ吹きにしては、手が込み過ぎているし、そんな事をしている動機が分からない。
一方で、アコニーとストラディゴスに説明をされる事で彩芽の方で分かった事がいくつかあった。
まず、ここは日本では無い事だ。
それ自体は薄々分かっていたが、現地の住人に説明され、彩芽の中で推測が確信に変わった。
今いる町は、大陸最西端に位置する王政国家マルギアス、その中でも最西端にある商業都市ネヴェルである事が分かった。
この世界の地図を見せてもらったが、少なくともどこにも日本が無い事も一応だが確認した。
大陸の中には、いくつかの国があり、それらが長年の間に何度も吸収と分裂を繰り返しているらしく、決して平和な世界では無いらしい。
他に分かった事は、たとえば店主のアコニーの事だ。
彼女は少女ではなく、(正確な年齢は乙女の秘密とはぐらかされたが)既に数百歳を超えているエルフと小人族のハーフであり、少女の様な見た目をしているが、成人した子孫が何世代もいる立派な大人で、高級娼館ブルローネの全てを取り仕切る主人である事だ。
よく見るとアコニーの耳は先がとがっていた。
ここまで来ると、いよいよ地球じゃない事を実感するしかない。
彩芽のファンタジー知識は、映画ロードオブザリングで寝落ちする程度の物だったが、まさか自分がそんな世界に飛ばされるとは夢にも思わなかった。
こんな事なら、第一部ぐらいは全部見ておけばよかった等と、予習せずにテストをしているみたいな気分になったが、映画を見ていた所で状況が好転したとはとてもじゃないが言えない。
ちなみに、彩芽に声をかけ、ここまで担いできたセクハラ巨人、ブルローネの常連客ストラディゴスはと言うと、ネヴェルの自治をしている領主に仕える騎士団の副長と言う事だった。
それを聞いた時には、ファンタジーワールドにも慣れ始め、あまり驚かなくなっていた。
「あなた、とにかく迷子なのよね? 家に帰るあてはあるのかしら?」
一応事情を理解したアコニーが心配そうに聞いてくる。
だが、帰るあてなど想像もつかない。
「それがサッパリで」
と彩芽が答えると、アコニーは彩芽の中に答えが無さそうだと察し、その場にいるもう一人に考えを求めた。
「はぁ……ストラディゴス様、どうなさいますか?」
「どうって、旅なら、船か馬車を乗り継いでどうにか帰るしかないんじゃないか?」
ストラディゴスは、真面目に話を聞いていた筈だが、彩芽の要領を得ない「今起きた事をそのまま話すぜ」方式の説明を聞いても想像が追いついていないらしく、良く分かっていない様だった。
アコニーと彩芽の顔色を窺うと、ストラディゴスは今の答えがイケていない事を察し、別の案を考える。
「それなら、城の魔法使い連中に話を聞いてみるのは、どうだ?」
難しい事は知識人を頼るべし。
他人事かつ、丸投げでもあるが、かなり良いアイディアでもあった。
彩芽は、この世界には魔法使いまでいるのかと、勝手にハリーポッターをイメージする。
ストラディゴスの言葉に、アコニーが悪くないと表情で答えると、こんな事を言い始めた。
「では、ストラディゴス様、あなたが連れて来たのですから、せめて魔法使い様に会いに行くまでは、しっかりと面倒を見てあげてくださいよ」
「ええぇっ、俺っ!?」
突然、他人事でなくなったストラディゴスはあからさまに嫌そうである。
「当たり前です。ここまで話を聞いて、栄えある騎士様が困っている女性を見捨てるんですか? 勘違いだとしても、一度拾ったんですから最後まで責任をお取りなさい」
アコニーに言いくるめられ、ストラディゴスが彩芽の方を見る。
つい先ほどまで向けられていた助平な笑いは顔に無く、「おいおい、気まずいよ、どうするよ」と言いたげな、不安と困惑が混ざった表情をしていた。
本当に困っているのは捨て猫みたいな扱いを受けている彩芽の方だが、その性格のせいかそこまで緊張感は感じられない。
ストラディゴスは立ち上がると、悩み始めた。
断る口実をどうにか捻り出そうとするが、口でアコニーに勝てる気がしない。
部屋の入口で三人の話を当たり前の様に立ち聞きしているブルローネの姫達の視線を感じると、格好の悪い所は見せられないと思ったのか、諦めたのか、苦しそうに求めに応えた。
「じゃあ……とりあえず、今夜は、ウチに来るか?」
「……じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて」
「ベッドは一つしかない、一緒に寝るのが嫌なら床になるが、構わないか?」
「いえいえ、屋根があるだけで助かりますし、お世話になります」
彩芽は椅子から立ち上がり、ストラディゴスに軽くお辞儀をする。
ほんの少し前まで畳の上で転がっていたのだ、どこでだって眠れる。
それを見たストラディゴスも立ち上がると、片膝をついて視線を彩芽よりも低くして深呼吸をした。
「ふぅ………………ネヴェル騎士団、副長ストラディゴス・フォルサ。先ほどの非礼を詫びたい。本当にすまなかった。アヤメ殿」
ストラディゴスに改めて謝られる。
正直、うやむやで終わると思っていた彩芽は、目の前の巨人が悪い人ではないらしいと、少しだけ安心した。
彩芽は、元々の騒動が勘違いだった事もあり、それもすぐに誤解が解けたのだから、取り返しのつかない被害が無い以上、もう気にしないようにと勝手に切り替えて考えていた。
そうとは知らず、ストラディゴスが見せた姿勢。
自分の犯した罪を認めて謝れる姿勢と潔い態度には、素直に好感を持てた。
「こちらこそ、なんかごめんなさい。ストラディゴスさん。よろしくおねがいします」
彩芽に責められる事を覚悟していたストラディゴスは、少し拍子抜けする。
姫(高級娼婦)と間違えた時点で、普通の女性なら貴賓関係無く少なからず不快に思うものだし、怖い思いもさせたのに、逆に謝ってくる女がいるとは思いもしなかったのだ。
話がまとまり、アコニーが手を叩くと館の姫達は「もう終わりか」と解散していく。
ところが、男とは単純かつ馬鹿な生き物である。
その中でも、自分を中心に世界が回っていると勘違いをしている自信に溢れた大馬鹿者は、自分の欲望を優先させる。
階段を上っていく姫達の綺麗なお尻をジッと見送っていたストラディゴスは、バツが悪そうにこんな事を言った。
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