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第23章
ストラディゴス、懐かしむ
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イラグニエフが観念した様に項垂れた。
それは、この島でストラディゴスに逆らえば、命が無いと本気で思っている顔であった。
「イラグニエフ様、どうかお力を」
「どうか妻と子をお救いください」
小人族の青年とタンブル侯爵の必死の様相を見ると、巨人がいなくとも、もはや一度試さなければ引くに引けない。
「ぼ、僕で、お力になれれば……」
イラグニエフが、この上なく複雑な作り笑顔で答えた。
流されるように町長の屋敷に連れていかれ、イラグニエフには、逃げ場がいよいよ無くなっていく。
大時化の潮混じりの大粒雨が強い風と共に全身に打ち付け、猛烈に痛い。
イラグニエフは後悔していた。
部屋を取り損ね、酒場で寝泊まりする事になり、旅の疲れもあってむしゃくしゃしていた。
そんな時に、魔法なんて聞こえてきたから、見るからに魔法を使えなさそうな連中に、ちょっとばかしマウンティングして優越感を感じたかった。
それだけなのに、完全に絡む相手を間違えてしまった。
こんな辺鄙な所で、リーパー殺しと遭遇して、目を付けられるとは。
リーパー殺しの巨人が剣を持って自分への監視について来ている以上、どんな外法であろうと魔法を指示通り試さなければ、どんな目に遭わされるか分かったものではない。
と言って、侯爵には使おうとしている魔法が死霊術である事は隠さなければならない。
それ以前に、死霊術なんて高度な魔法を使えるのか、まるで自信はない。
もし、魔法が不発で終われば、巨人にどんな目に遭わされるのかを考えると、イラグニエフは生きた心地がしなかった。
何で自分がこんな目に遭うのだと思う。
だが、どう考えても巨人に絡んだのは自分からなので、責任転嫁のしようも無い。
「くそぅ……なんで僕が……」
激しい雨の中、逃げる事も、断る口実も思いつかず、一行と共に屋敷に到着する。
町長の屋敷の来客用の寝室に案内されると、そこには美しい女性がベッドで寝かされていた。
身重と言っていたが、まだ腹は目立たない。
イラグニエフは、体調が悪そうな侯爵夫人を前にして緊張が高まるのを感じた。
「バトラ、魔法使い様がお前を助けに来てくれたよ」
「あなた……魔法使い様って?」
「偶然、同じ船に乗っていたんだ」
タンブル侯爵が語りかける金髪碧眼の儚げな美しい女性を前に、イラグニエフは魔法使いと呼ばれ、更に緊張した。
この世界では、魔法を使えれば魔法使いという訳ではない。
「〇〇の魔法使い」と言う様な称号を得なければ、大手を振っては名乗れないのが常識であった。
その常識は、魔法使いや目指す者以外には、どうでも良い事だ。
だが、魔法使いを目指す者達からすると、称号も無く魔法使いを名乗る事は良くて見栄っ張りか、大ホラ吹きの証のようで、真っ当であれば避けるべき事であった。
自称で魔法使いを名乗る事は滑稽であり、恥であり、他称にこそ価値があるのだ。
しかし、細部を訂正する様な空気では無かった。
* * *
先ほどまで、イラグニエフにダメ元でやるだけやらせようとしていた巨人の顔色が、侯爵夫人を一目見て変わっていた。
悪い変化ではない。
それは懐かしい顔を見る、嬉しい変化であった。
「あら……ストラディゴス様? どうしてここに?」
「まさか、バトラか!?」
ストラディゴスと侯爵夫人は知り合いであった。
「知り合い?」と、彩芽が聞いた。
ストラディゴスは、タンブル侯爵とバトラを見てから、言葉を選んで答えた。
「ネヴェルの、古い友人だ」
「懐かしい……ここには同じ船で?」とバトラは身体を辛そうにしながらも、ストラディゴスに微笑んだ。
「ああ、そうみたいだな」
「元カノ?」と彩芽はストラディゴスにだけ聞こえる小声で聞いた。
「ブルローネの元姫だ」とストラディゴスは彩芽にだけ聞こえる声で答えた。
彩芽は、なるほどと納得した。
侯爵は知っているだろうが、確かに他人が公言する事ではない。
ストラディゴスは、タンブル侯爵を見て、ネヴェルの城で見た事があるかもと思い出す。
タンブル侯爵も、ストラディゴスの事をネヴェルで見かけた事があるなと思い出した。
「どうだ、出来そうか?」
ストラディゴスは、観念しているイラグニエフに聞いた。
「やってみるけど、時間がかかるから……」
そう言うと、イラグニエフはストラディゴスに頭を少し下げる様に頼み、巨人にだけ聞こえる小声で耳打ちする。
「こんなに人がいて死霊術なんて使ってる所を見られたら僕の人生は終わりだよ! 人払いぐらいしてよ!」
「そんなの誰もわかりゃしないっての、ったく、しょうがねぇな……」
ストラディゴスはイラグニエフに対して、我儘な奴だなと面倒臭そうにしながらも、自分でしろとは突き放さず要望に応えてやる。
「侯爵殿、魔法使い殿が気が散って魔法が使えないと。なにせ見習いだ。どうか、奥様の為にも人払いをお願いしたい」
「……わかった。バトラ、必ず助けるからな」
「ええ、あなた、愛してるわ」
「イラグニエフ様、どうかバトラをよろしくお願いします」
* * *
「ストラディゴス様、何年ぶりかしら? こんな所で会うなんて」
バトラは辛そうにしながらも、ストラディゴスと嬉しそうに話をしている。
「あの頃とは違うんだ。様は、やめてくれ」
「ふふ、そうね」
「それに、そんなに経ってないだろ。嫁いだのは知ってたが、侯爵夫人か……同じ船って事は、バトラもマグノーリャに?」
「ええ。主人の母方の故郷なの。ネヴェルが、カトラスの竜に襲われて、フィデーリスも壊滅してしまったと言うでしょ? 主人が、今のマルギアスは危険だって……私とお腹の子の為に……ストラディゴスさんは任務? そちらの二人は?」
彩芽とルカラは、魔法を使う助手だと言って部屋に残っていた。
「騎士は辞めた。今は、二人と旅をしているんだ。紹介する。旅の仲間で、アヤメとルカラだ。アヤメ、ルカラ、彼女はバトラ」
「はじめまして。バトラ・タンブルです。こんな格好でごめんなさい」
「木城彩芽です」
「ルカラです。よろしくお願いします。バトラ侯爵夫人」
「ふふっ、ルカラちゃん、バトラでいいわよ」
女三人で紹介し合っているのを見守りながら、ストラディゴスは床に大荷物を広げたイラグニエフに目をやった。
「お~い、イラグニエフ、そろそろ準備は出来そうか?」
「ああぁっ! たのむ! たのむよぉ! プレッシャーをかけないでっ! 僕は繊細なんだから! まったく、どれだけ難しい事をしようとしているのか、君達には分からないんだろうけどさ! 用意できるまで待ってよ!」
イラグニエフはテンパりながらも髪箒とライターを見ながら、必死に羽ペンで使い古された手記に細々と何かを書き出している。
どうやら、マリアベールの魔法を分析している様だが、分不相応の難しい魔法を読み解こうとしているらしく、かなり苦戦していた。
ストラディゴスは、そっとしておこうとイラグニエフから視線を戻す。
「二人は……彼女なの?」とバトラ。
「いえ、私は……」とルカラが否定した。
彩芽は、ストラディゴスが女好き認識だからなのか、そう言う世界だからなのかと気になりつつも、スルーしている。
「あら、こんなに可愛いのに。ストラディゴスさんが手を出さないなんて、意外」
「ストラディゴスさんは、アヤメさんだけの物なので」
ルカラはストラディゴスの女性遍歴を知っているので、苦笑いで説明する。
「ものって、ルカラ……」と彩芽は表現に苦笑いする。
ルカラには、まだ言っていないが、ネヴェルにはルイシーを始めとしたストラディゴスの家族がいる事も伝えなければと思う。
こういう時に、ストラディゴスの関係は説明が厄介である。
「ストラディゴスさんが、一人の人と?」
バトラは、信じられない風にストラディゴスを見上げた。
「まあ……な」
ストラディゴスは、少し照れながら言った。
「ふふ、あのストラディゴスさんが……お互い会っていない間に変わったのね……」
「っしゃ! 出来た! 僕天才ぃっ!」
イラグニエフが歓喜の奇声を上げた。
どうやら、魔法の準備が出来たようであった。
それは、この島でストラディゴスに逆らえば、命が無いと本気で思っている顔であった。
「イラグニエフ様、どうかお力を」
「どうか妻と子をお救いください」
小人族の青年とタンブル侯爵の必死の様相を見ると、巨人がいなくとも、もはや一度試さなければ引くに引けない。
「ぼ、僕で、お力になれれば……」
イラグニエフが、この上なく複雑な作り笑顔で答えた。
流されるように町長の屋敷に連れていかれ、イラグニエフには、逃げ場がいよいよ無くなっていく。
大時化の潮混じりの大粒雨が強い風と共に全身に打ち付け、猛烈に痛い。
イラグニエフは後悔していた。
部屋を取り損ね、酒場で寝泊まりする事になり、旅の疲れもあってむしゃくしゃしていた。
そんな時に、魔法なんて聞こえてきたから、見るからに魔法を使えなさそうな連中に、ちょっとばかしマウンティングして優越感を感じたかった。
それだけなのに、完全に絡む相手を間違えてしまった。
こんな辺鄙な所で、リーパー殺しと遭遇して、目を付けられるとは。
リーパー殺しの巨人が剣を持って自分への監視について来ている以上、どんな外法であろうと魔法を指示通り試さなければ、どんな目に遭わされるか分かったものではない。
と言って、侯爵には使おうとしている魔法が死霊術である事は隠さなければならない。
それ以前に、死霊術なんて高度な魔法を使えるのか、まるで自信はない。
もし、魔法が不発で終われば、巨人にどんな目に遭わされるのかを考えると、イラグニエフは生きた心地がしなかった。
何で自分がこんな目に遭うのだと思う。
だが、どう考えても巨人に絡んだのは自分からなので、責任転嫁のしようも無い。
「くそぅ……なんで僕が……」
激しい雨の中、逃げる事も、断る口実も思いつかず、一行と共に屋敷に到着する。
町長の屋敷の来客用の寝室に案内されると、そこには美しい女性がベッドで寝かされていた。
身重と言っていたが、まだ腹は目立たない。
イラグニエフは、体調が悪そうな侯爵夫人を前にして緊張が高まるのを感じた。
「バトラ、魔法使い様がお前を助けに来てくれたよ」
「あなた……魔法使い様って?」
「偶然、同じ船に乗っていたんだ」
タンブル侯爵が語りかける金髪碧眼の儚げな美しい女性を前に、イラグニエフは魔法使いと呼ばれ、更に緊張した。
この世界では、魔法を使えれば魔法使いという訳ではない。
「〇〇の魔法使い」と言う様な称号を得なければ、大手を振っては名乗れないのが常識であった。
その常識は、魔法使いや目指す者以外には、どうでも良い事だ。
だが、魔法使いを目指す者達からすると、称号も無く魔法使いを名乗る事は良くて見栄っ張りか、大ホラ吹きの証のようで、真っ当であれば避けるべき事であった。
自称で魔法使いを名乗る事は滑稽であり、恥であり、他称にこそ価値があるのだ。
しかし、細部を訂正する様な空気では無かった。
* * *
先ほどまで、イラグニエフにダメ元でやるだけやらせようとしていた巨人の顔色が、侯爵夫人を一目見て変わっていた。
悪い変化ではない。
それは懐かしい顔を見る、嬉しい変化であった。
「あら……ストラディゴス様? どうしてここに?」
「まさか、バトラか!?」
ストラディゴスと侯爵夫人は知り合いであった。
「知り合い?」と、彩芽が聞いた。
ストラディゴスは、タンブル侯爵とバトラを見てから、言葉を選んで答えた。
「ネヴェルの、古い友人だ」
「懐かしい……ここには同じ船で?」とバトラは身体を辛そうにしながらも、ストラディゴスに微笑んだ。
「ああ、そうみたいだな」
「元カノ?」と彩芽はストラディゴスにだけ聞こえる小声で聞いた。
「ブルローネの元姫だ」とストラディゴスは彩芽にだけ聞こえる声で答えた。
彩芽は、なるほどと納得した。
侯爵は知っているだろうが、確かに他人が公言する事ではない。
ストラディゴスは、タンブル侯爵を見て、ネヴェルの城で見た事があるかもと思い出す。
タンブル侯爵も、ストラディゴスの事をネヴェルで見かけた事があるなと思い出した。
「どうだ、出来そうか?」
ストラディゴスは、観念しているイラグニエフに聞いた。
「やってみるけど、時間がかかるから……」
そう言うと、イラグニエフはストラディゴスに頭を少し下げる様に頼み、巨人にだけ聞こえる小声で耳打ちする。
「こんなに人がいて死霊術なんて使ってる所を見られたら僕の人生は終わりだよ! 人払いぐらいしてよ!」
「そんなの誰もわかりゃしないっての、ったく、しょうがねぇな……」
ストラディゴスはイラグニエフに対して、我儘な奴だなと面倒臭そうにしながらも、自分でしろとは突き放さず要望に応えてやる。
「侯爵殿、魔法使い殿が気が散って魔法が使えないと。なにせ見習いだ。どうか、奥様の為にも人払いをお願いしたい」
「……わかった。バトラ、必ず助けるからな」
「ええ、あなた、愛してるわ」
「イラグニエフ様、どうかバトラをよろしくお願いします」
* * *
「ストラディゴス様、何年ぶりかしら? こんな所で会うなんて」
バトラは辛そうにしながらも、ストラディゴスと嬉しそうに話をしている。
「あの頃とは違うんだ。様は、やめてくれ」
「ふふ、そうね」
「それに、そんなに経ってないだろ。嫁いだのは知ってたが、侯爵夫人か……同じ船って事は、バトラもマグノーリャに?」
「ええ。主人の母方の故郷なの。ネヴェルが、カトラスの竜に襲われて、フィデーリスも壊滅してしまったと言うでしょ? 主人が、今のマルギアスは危険だって……私とお腹の子の為に……ストラディゴスさんは任務? そちらの二人は?」
彩芽とルカラは、魔法を使う助手だと言って部屋に残っていた。
「騎士は辞めた。今は、二人と旅をしているんだ。紹介する。旅の仲間で、アヤメとルカラだ。アヤメ、ルカラ、彼女はバトラ」
「はじめまして。バトラ・タンブルです。こんな格好でごめんなさい」
「木城彩芽です」
「ルカラです。よろしくお願いします。バトラ侯爵夫人」
「ふふっ、ルカラちゃん、バトラでいいわよ」
女三人で紹介し合っているのを見守りながら、ストラディゴスは床に大荷物を広げたイラグニエフに目をやった。
「お~い、イラグニエフ、そろそろ準備は出来そうか?」
「ああぁっ! たのむ! たのむよぉ! プレッシャーをかけないでっ! 僕は繊細なんだから! まったく、どれだけ難しい事をしようとしているのか、君達には分からないんだろうけどさ! 用意できるまで待ってよ!」
イラグニエフはテンパりながらも髪箒とライターを見ながら、必死に羽ペンで使い古された手記に細々と何かを書き出している。
どうやら、マリアベールの魔法を分析している様だが、分不相応の難しい魔法を読み解こうとしているらしく、かなり苦戦していた。
ストラディゴスは、そっとしておこうとイラグニエフから視線を戻す。
「二人は……彼女なの?」とバトラ。
「いえ、私は……」とルカラが否定した。
彩芽は、ストラディゴスが女好き認識だからなのか、そう言う世界だからなのかと気になりつつも、スルーしている。
「あら、こんなに可愛いのに。ストラディゴスさんが手を出さないなんて、意外」
「ストラディゴスさんは、アヤメさんだけの物なので」
ルカラはストラディゴスの女性遍歴を知っているので、苦笑いで説明する。
「ものって、ルカラ……」と彩芽は表現に苦笑いする。
ルカラには、まだ言っていないが、ネヴェルにはルイシーを始めとしたストラディゴスの家族がいる事も伝えなければと思う。
こういう時に、ストラディゴスの関係は説明が厄介である。
「ストラディゴスさんが、一人の人と?」
バトラは、信じられない風にストラディゴスを見上げた。
「まあ……な」
ストラディゴスは、少し照れながら言った。
「ふふ、あのストラディゴスさんが……お互い会っていない間に変わったのね……」
「っしゃ! 出来た! 僕天才ぃっ!」
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