最強人外魔法剣士の冒険譚~ソロでクエストを受け続けていたらいつのまにか白金級になっていたらしい~

高岡玄三

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春の違法魔道具追跡24時!

第29話 決戦

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 その日はまるで今からでも雨が降りそうな曇り空だった。路上には術漬けにされた冒険者や助けを求めて神殿に駆け込む民衆がいた。王都郊外に建つ冒険者ギルドではいつもと違う物々しい雰囲気が建物全体を覆っていた。活気は静まり今にも戦争を始めようとしていた。いやこれから戦を始めるのだ。

ギルド内には金級パーティーらが集められ、上の階からここの主が現れるのを待っていた。その中にはゼノも「銀の天秤」とともに静かに待っていた。
やがて上の一室からギルマスが秘書とともにやってきた。

「諸君、よく来てくれた!君たちに集まってもらったのは此度の違法魔道具事件の黒幕が分かったのだ!驚かないで聞いてほしい!敵は学術院だ。動機は法の女王を新たに生み出すこと!その実験として冒険者たちに強力かつ違法な術式をかけたのだ!
私は冒険者の命を軽んじたことに怒っている!我らの命の重さは我らが決める!
決して他人に弄ばれる溜めにあるわけではないのだ!これより我らは学術院に攻め入ることにする!」

ギルマスの叫びとともに金級以外のパーティーが雄たけびを上げた。ここに集められているのは対人戦経験のあるパーティーだ。駆け出しは待機で休ませている。
作戦はこうだ。各冒険者たちが学術院を襲撃、研究データの奪取と上層部の自宅及び別荘の差し押さえ命までは取らないことだ。冒険者ギルドは騎士団と結託し上層部の身柄と研究チームの確保の手助けとして動くこととなった。

ゼノ達同盟チームは対学術院戦で最大の障害であり最強の「法の女王」の身柄を抑えることとなった。他の金級は違法術式によって覚醒したレミスやニーレのような適応した者たちの対処に当たることとなった。

参戦する冒険者たちに酒場のマスターは無償で酒を配った。戦争前の一杯にゼノ達は味わって飲んだ。アリアたち受付嬢たちも後方支援として戦争に参加することとなったそうして朝が過ぎようとした時に時計の針が十時を迎えようとしていた。
ギルマスが高らかに開戦の宣言をした。

「これより!学術院に対して戦争を仕掛ける!持ってくるは勝利の報告のみだ!」

その言葉とともにゼノ達はギルドを出た。その背中をアリアは無事を祈っているのであった。

ゼノ、カズト、シルヴィア、レードナ四人は「法の女王」が住む学術院裏にあるバラの庭園のある一軒家を目指していた。

「ミキはギルドに連れていかなくてよかったのか?」

シルヴィアがゼノに聞いてきた。

「あの子は学術院側の人間だ。いくら関わりのないといってもあの空気のなか彼女をあそこに置いて行くことはできない。その代わり通信魔道具を持たせた。これで彼女からの声を聴くことができる。」

そう言っているうちに学術院のバリゲードが見えてきた。魔術師たちが炎魔法で攻撃するしかし対策が取られていたのか火は燃え広がらず学術院の研究員が魔法で応戦をした。バリゲードを突破できなければ女王の元にたどり着けない。

「俺が突破口開くか?」

「ゼノさんは温存してください。彼らに任せましょう。」

レードナの言う通り魔術師は土魔法を使ってバリゲードごと上に持ち上げた。そこに戦士たちがせり上がった土壁を壊しながら突撃を開始した。そこに騎士団も現れ、
麻痺など状態異常で抵抗する研究員たちを騎馬戦で制圧していく。その隙にゼノ達は学術院の裏手を目指す。

レードナが先頭に立ち地面に探知魔法の魔道具を設置する。

「このさき三百メートル罠は設置されておりません。壁面も調査しますか?」

「いやこのまま進もう。」

四人は罠に警戒しながら横の緑が生い茂っている道を進んだのだ。

「カズト、なにも罠がないというのはいささか不安だぞ。一旦引き返して別ルートを探すのはどうだろうか?」

「いや、シルヴィア嬢これは女王様の歓迎かもしれないぞ。先に盛大なおもてなしをあちらさんが考えているかもな。」

「ゼノさんの言う通り、今はここを進んだ方がいいと思う。戻ったところで戦いに巻き込まれて無駄な体力を消耗したくない。ここは相手の誘いに乗るべきだ。」

四人はさらに奥へと進む。学術院は広大な敷地を持っていていくつもの研究棟があり
ミキがいた機械科を通り過ぎていった。ここはまだ戦火が届いておらず目的地のバラ園までまだ距離があった。バラ園の入り口が見えた時にその方角から火の礫が空一面に降ってきた。レードナはカズトとシルヴィアを傍に寄せ盾で二人を守った。ゼノは降りかかる礫を斬りながら身を守った。

「さっきのは女王様の歓迎かな?敵味方問わず文字通り熱いものが来たな。お前ら怪我はないか?行くぞ。」

三人は大した怪我はなく斬って防いだゼノを引きながら彼の後をついて行った。
バラ園に着くとそこは戦争とは無縁の美しいバラの庭園があった。青々とした緑に深紅のバラがコントラストに映えておりトゲの一本一本まで丁寧に管理されていることがわかる。庭園を抜けると街中で見かけるような一軒家があった。
レードナが扉に手をかけようとした時ゼノが割り入って乱暴に扉を開けた。家主に向かって

「おい!根暗女!お友達連れて遊びに来たぞ!降りて来い!」

四人が土足で入り込むとそこに女王はいた。全身包帯姿に法衣を纏った彼女が金と水晶が付いた杖を振り上げようとした。
その時ゼノがカズトたちに作戦を伝えた。

「女王様は俺とカズトでやる。お前らは支援に回れ。自分の身最優先で動け。」

女王は小声で何か唱えた後下から大量の水が溢れてきた。ゼノ達は障壁をうまく足場に使い流されない様に避けた。シルヴィアが斬撃で家の壁を斬った。水がすべて流れたところにゼノ達が下りた時女王は杖に雷を発生させようとするのを見てゼノが刀を上に掲げた。

「光盾《ライトシールド》、光剣《ライトソード》よ出でよ!」

ゼノの背後から宙に巨大な円形の光の盾と中心が円形に端が苦無のような刃が二つ生えた光の物体が現れた。女王は家を壊す勢いで稲妻を発生させた。ゼノは光盾で三人を守りながら光剣から無数の魔方陣を出しレーザーで稲妻を相殺していった。その時間たった三十秒にも満たない速さだった。
ゼノの対応にカズトたちは反応が遅れてしまったがすぐに体勢を持ち直し剣を構えた。しかしゼノがレードナにある指示を出した。

「レードナ、最大出力で全員守れまた雷撃がきたら困るからなここの水分を蒸発させる。」

レードナは全員を集めて障壁を張ったら光剣から今度は大きな魔方陣を出し部屋を目がつぶれるほどまばゆい光が襲った。光が収まるとそこには家の原型がやっととどまっているような形をしていて木材が所々赤く熱されていた。女王も障壁を張っていたのが無傷だった。

「よし、感電の心配がなくなったから、カズトあいつの懐に飛び込んで斬りつけるぞ。」

カズトは最初からゼノに守られてばっかりで悔しさがにじんでいたが思考を切り替えてゼノの傍に立った。光剣が再び魔方陣を展開し小さな光の剣の雨を降らせた。女王も障壁を張って防ぐ。雨が止んだらカズトが障壁を壊そうと剣を振り下ろしたが彼女の障壁は分厚く硬かった。カズトは剣に光を纏わせて威力を増したがそれでも障壁は壊れなかった。ゼノも刀に光を纏わせ斬ってみたがやはり硬く引いて体勢を整えた。

「ゼノさん!あいつの障壁硬すぎます!どうしましょうか!」

「カズト!一旦退け!魔法が来るぞ!」

女王は障壁を張りながらも呪文を唱えた。カズトはレードナの傍まで退いた。
女王は炎と風の乱れ焼きを放った。ゼノは光盾で身を守りながら女王に光剣からレーザーで反撃をした。カズトたちは炎と風の合体技に苦戦しながらも身を守った。
女王はさらに追い打ちをかけるように稲妻と炎の同時攻撃を繰り出した。ゼノは光盾と光剣で防ぎながら攻撃していた。カズトの目にはまるで神話の対戦が目の前で繰り広げているようで自分の手札の数に悔しさがこみ上げていた。その時だった。

女王が突然血を吐き膝をついてしまったのだ。法衣の下の包帯も血が滲み出ている。

「体にもうガタが来たのか。ナーグの言う通り人体実験のせいか。」

「人体実験・・・?」

「カズト、こいつは人体実験で身体に魔法やら植え付けられた改造人間なんだ。この様子じゃあ大技使うたびに吐血するだろうよ。弱っているからチャンスだぞ。」

女王は杖から風の斬撃を放った。今度は大技ではない。ゼノとカズトは再び女王に剣を向けたが彼女も再び障壁を出したが魔法を使うたびに血を吐いてしまった。

「カズト、シルヴィア。彼女は無茶な改造でもう寿命が近い。魔法も使うたびに体を壊す。このまま捕らえてもいずれ苦しんで死ぬ。楽にさせよう。」

「楽にってまさか彼女を殺すつもりなのか?彼女を捕らえれば治療の道もあるんじゃないか?」

シルヴィアが抗議の声を上げた。だが女王は立っているのでもやっとだった。それが隙を生んだのだろう、女王は高温の火の玉をボロ家全体に花火のように飛ばした。シルヴィアはカズトをかばいながら女王に近づき剣で水晶の杖を切り落とした。

「シルヴィア!おまえ怪我しているじゃないか!」

「こ・・・これぐらいなんてこと・・・ない。魔術師の杖を斬ったのだこれぐらいしなければ仕事にならないからな・・・」

カズトはシルヴィアの傷口を氷で覆って応急処置をしてレードナに渡した。ゼノは三人がある程度離れたところをみて刀を構え、詠唱を唱えた。

『母たる闇よ迷いし我らに安寧の安らぎと夜の帳を下ろしてください。』

「これは・・・?なんだシルヴィア?」

「シルベルスの魔法詠唱だろう。カズト私のことはいいからゼノの援護に回るんだ。」

カズトがゼノの近くに来た時ゼノの腕が闇の鎧で覆われていく。

「法の女王よ、これ以上のあがきは無様なものだ。おとなしく投降すれば命だけは助けてやる。杖を捨てるんだ。」

その問いに彼女は杖を構えた。カズトが再び構えた時ゼノが何の構えも取らずに女王に近づいた。カズトが近づこうとしたらゼノの異様な雰囲気に気圧されてしまった。
女王が斬られた杖で雷を出そうとした時ゼノ中心に墨のような真っ黒な結界が女王もろとも包み込んだ。カズトが結界の中に入り込もうとした時二人いるはずなのに誰にもぶつからずにすり抜けてしまった。触っても空気のようなもので半球の結界は静かにそこにあるだけだった。

 結界に取り込まれた女王はあたりは見回す。闇の地平がどこへでも続いているようであった。彼女は全体に障壁を張る。すると闇の中からゼノが現れた。

「こんなところにいても正気でいられるのかアリシア・レーノイド。普通なら発狂してしまうんだがなこの空間。」

「お前の仕業か・・・ゼノ・・・」

「やっと対話してくれたか。だが俺は残念なことにお前を殺さなきゃならないんだ。俺は学術院がどうなろうとどうだっていい。だがな違法魔道具で俺のバディを傷つけたこと皆に迷惑かけたことはきっちり落とし前つけなきゃならねえ。だからおまえの命で償ってもらう。」

「うるさいうるさいうるさい!私はお前を超えなきゃいけないんだ!人間が頂点に立つためには人間擬きのお前を超えなきゃいけないんだ!」

「洗脳もここまでくると教育だな。さっきも言った通り学術院のことは興味ない。だがなこれからの学術院には期待しているんだ。だから旧世代の結晶であるお前はここで死んでもらう。」

「ほざけ!」

彼女が障壁の外から雷を出そうとした瞬間、闇の刃と思わしきモノが彼女の胴を二つに斬った。それでも魔法を出そうとあがくと闇の刃が彼女の首を切断したのだ。
ゼノは事切れた彼女を見てどこか悲しそうに呟いた。

「人間はこれから強くなるのにこんなことしなくたっていいのによ・・・」

ゼノは闇の結界を解いた。カズトとシルヴィアが駆け寄ってきた。

「ゼノさん・・・彼女は・・・」

「殺した。これ以上苦しませることはしたくないからな。」

カズトたちも黙っていた。救いたかった気持ちはずっとあった。だがその願いは届かなかった。カズトはわき目も振らず拳を血が出るまで殴った。ゼノは女王の首を近くに転がっていたアルミ製のバケツに入れシルヴィアに渡した。シルヴィアはカズトを立たせバリゲードまで無言の凱旋を果たしたのだ。

女王の死が学術院中に広まると研究員たちは抵抗の手が弱まり冒険者と騎士団の手によって身柄を抑えられた。研究室も抑えられ冒険者ギルドと騎士団の勝利に終わった。

四人がギルドに帰ると大勢の冒険者たちが勝利の祝杯を挙げているところであった。アリアがゼノ達を見つけると労いの言葉をかけてくれ、酒が振る舞われた。その時ゼノの懐から小型通信魔道具が光り出した。ゼノが出るとミキの心配したような声が聞こえた。

「もしもし、ゼノさん?生きていますか?」

ゼノはその声に安心したように優しい声で語り掛けた。

「大丈夫だミキ。俺は勝ってきた。」

ゼノは法の女王を偲びながら酒をあおったのであった。
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