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春の違法魔道具追跡24時!
第30話 別れと旅立ち
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晴れた日の朝ゼノ「太陽の石」で荷物をまとめていた。思えはこの春は「太陽の石」でお世話になりっぱなしだった。一通りまとめ終わるとゼノは食堂の方へ降りていった。ゼノの席にはいつものように丸パンとベーコンがあった。ここの食事もしばらく食べれないと思うとどこか悲しくなる。
食事を終えてコーヒーを飲んでいると仕事がひと段落ついた女将さんが向かいに座った。
「ゼノさん。もう行っちゃうの?なんだか寂しくなるわね。また王都に来たらうちに寄ってらっしゃい。美味しいご飯を作って待っているから。」
「女将さんも体に気を付けてください。また来年にも顔を出しますよ。」
コーヒーを飲んだ後は部屋に戻り大きめのカバンを持った。刀は持ち主の魔力によって伸び縮みする魔剣なので普段はナイフと同じ長さにして懐にしまっている。
ゼノは女将さんに金貨が入っている袋を渡すと慣れ親しんだ「太陽の石」を後にした。
外はもう春の陽気が過ぎ去ったような空気だった。日差しも朝から強くなり、夏の気配が今にも来そうだった。これから暑くなると思ったゼノは酒場で昨日解禁されたアイスコーヒーを求めて冒険者ギルドに向かうのであった。
ギルドに着くとあの時の空気が嘘のように活気が戻っていた。春に駆け出しデビューしたパーティーもすっかり顔つきが変わり難しいクエストを受けるまでになっていた。そんな中ゼノはアイスコーヒーを飲みながらある人物を待っていた。しばらくするとその人物がやってきた。作業着を着たミキがやってきたのである。ミキはゼノのところに行くと嬉しそうな顔をした。
「おはようございます!ゼノさん!あの時は無事でいてとずっとお願いしたんですから!」
ゼノは待っている間新聞を読んでいた。その見出しには『学術院 非道な人体実験を行う』『上層部謎の変死』『新体制に若手参戦』と書いてあった。ミキはあれから腕や脚を無くした冒険者たちに義手義足の魔道具を製作研究するチームに入ったのだ。
「あれからどうだ?」
「覚えることが多くて大変ですけど学術院の汚名返上のため毎日頑張っています!
ゼノさんは今日もクエストですか?」
「いや今日はここを離れるつもりだ。新しいところでクエスト受けながら生きていくつもりさ。」
「あ~あついにゼノさんともお別れか~なんだかあっという間だったな。」
「またどこかで会えるさ。それまで元気でいろよミキ。」
学術院のやらかしたことは大きい。しかしミキたちのような若者が「法の女王」を生まないことを願いながらゼノはミキに別れを告げギルマスの部屋に入ったのだ。
「ゼノ。もう行くのか。寂しくなるな。」
「ギルマスもあんまり無茶しないでください。しばらくここには寄りませんから。」
「今度はどこへ行くつもりだ?」
「東のデールゲン辺境伯領にでも行くつもりです。あそこは街並みのいいですし飯もうまいと聞いてます。」
「随分と遠くへ行くんだな。お前のことだきっと大丈夫なのだろう。行ってくるといいさ。」
ゼノがギルマスの部屋を後にすると受付に珍しい客がいた。「銀の天秤」のカズトそれも一人である。カズトはゼノを見つけると待合席に座った。
「お疲れ様です。ゼノさん。この前のことなんですが・・・」
カズトはどこか影のあるしかし真剣な表情をしていた。
「『法の女王』いやアリシアさんは殺すしか方法がなかったのでしょうか?」
「俺はあの状態の彼女を生かしてやってもずっと苦しんでいた。だから楽にしてやりたかった。俺を倒すという目標まで教え込まれてだげどあの時俺のとった行動には公開がないし来るべき責任がきたら取るつもりだ。」
「そうだとわかってても・・・でも俺は助けたかった・・・でもあなたの力を見て自分が何もできないとわかって悔しかったんです!俺たちももっとゼノさんのように強くなれば彼女を救えたのに・・・」
ゼノは何も言わずに酒場からアイスコーヒーを注文したそれをカズトの前に差し出し目の前でミルクを入れかき混ぜて渡した。
「お前らはこれから強くなる。そうやって考えていると第二の『法の女王』になるぞ。お前らならいつか俺を超える日が来る。それまでその後悔は胸にしまっとけ。」
カズトは出されたミルク入りのアイスコーヒーを口にした。するとカズトの目から涙がぽろぽろとこぼれ始めた。ゼノはそれをただ見守ることしかできなかった。
「ゼノ・・・さん・・・またお会い・・・したら・・・手合わせしてくれますか・・・」
「いいぜ俺も同盟なんていいもの体験してもらった礼だ。またここに来たら付き合ってやるよ。」
飲み終えたカズトは頭をさげてお礼をして帰っていった。時計を見ると九時半だった。ゼノはまた酒場に行き弁当の注文をした。
「マスター弁当一つ卵とひき肉のサンドイッチで。」
「うちは酒場だっての・・・仕方がねえすぐ作ってやっからそこに座ってろ。」
マスターは手際よくゆで卵を潰してマヨネーズで和えていく。ひき肉は特製のソースにからめながら形を作っていく。出来上がった弁当を受け取るとゼノは代金を置き受付の方へ行ってしまった。
「ゼノさん!クエストですか?今は青銅級しか残っていませんが・・・」
「いや俺昼にはここを立つんだ。だから挨拶に来たんだ。」
アリアも来た時と比べて仕事が早くなった。彼女はゼノが「渡りの白金」だと今更になって思い出した。
「ゼノさん、もう行かれるんですか・・・なんだか寂しいです。また来てくれますよね・・・?」
「もうお前の送りはできないがまた違法魔道具みたいな案件来たら来るかもな。」
「あれはもう懲り懲りです・・・ゼノさん寂しいですが行ってらっしゃいませ。お怪我に気を付けてください。」
アリアは手を振って見送った。手に黄色の石がはめ込まれた指輪がキラリと光ったように見えたのであった。
ゼノは急ぎ足で路地裏に行った。「緑の弓」の自分が色付けした看板が目に入った。
「よおリエ元気にしているか?」
「ゼノさん今日は何をお求めで?」
「いや今日旅立つからなお前に挨拶をしようとな。商売はどうだ?」
「見ての通り閑古鳥ですよ。違法魔道具のせいで他の魔道具屋さんも信用に傷つけられましたから。」
そいつは災難だったなという顔でリエを見つめる。そのとき工房の時計が十一時を過ぎていたのだった。
「やべっ!正午には馬車発車だった。またなまたメンテ頼むわ!
急いで走る背中をリエは見えなくなるまで見つめていた。
辺境伯領内の町アルテシア行きの馬車にギリギリ五分前に着いたゼノは御者に代金を先払いして正午同時に馬に鞭をいれた。
今となっては見慣れた王都の風景がどんどんと素朴な田園風景と変わっていった。馬車の中でゼノはマスターが作ってくれたサンドイッチを食べながら初夏の風を楽しんでいった。ときどき魔物が出るがその都度ゼノ達同乗者が倒していった。辺境伯領は速くて着くまでに明日の夜には着く。城門を抜け森に入る。木々のざわめきが馬車内を響かせていった。森を抜けるとまた田園風景が夕映えに照らされていた。まだ夏の初めということもあって夜は冷えていたが御者が馬を休めると同時に焚火を焚いてくれた。ここでの夜空は夜でも明るい王都とは違い、星が明るく照らしていた。
次の日もゼノは腹を空かせながら所々止まる町で食べ物を買いながら旅を続けていた。昼まで森と田園風景が繰り返して続いていたが夕方になると地平の先に白い石で積み上げてできた城門が見えてきた。城門が開くと白い街並みが見えてきた。王都とは違う新たな街並みが夕焼けの光を映していた。日が沈むかそうでないかの時間帯にゼノは目的の街デールゲン辺境伯領最大の街アルテシアにたどり着いたのだった。
ゼノはとりあえずギルド支所より宿を探すのであった。
食事を終えてコーヒーを飲んでいると仕事がひと段落ついた女将さんが向かいに座った。
「ゼノさん。もう行っちゃうの?なんだか寂しくなるわね。また王都に来たらうちに寄ってらっしゃい。美味しいご飯を作って待っているから。」
「女将さんも体に気を付けてください。また来年にも顔を出しますよ。」
コーヒーを飲んだ後は部屋に戻り大きめのカバンを持った。刀は持ち主の魔力によって伸び縮みする魔剣なので普段はナイフと同じ長さにして懐にしまっている。
ゼノは女将さんに金貨が入っている袋を渡すと慣れ親しんだ「太陽の石」を後にした。
外はもう春の陽気が過ぎ去ったような空気だった。日差しも朝から強くなり、夏の気配が今にも来そうだった。これから暑くなると思ったゼノは酒場で昨日解禁されたアイスコーヒーを求めて冒険者ギルドに向かうのであった。
ギルドに着くとあの時の空気が嘘のように活気が戻っていた。春に駆け出しデビューしたパーティーもすっかり顔つきが変わり難しいクエストを受けるまでになっていた。そんな中ゼノはアイスコーヒーを飲みながらある人物を待っていた。しばらくするとその人物がやってきた。作業着を着たミキがやってきたのである。ミキはゼノのところに行くと嬉しそうな顔をした。
「おはようございます!ゼノさん!あの時は無事でいてとずっとお願いしたんですから!」
ゼノは待っている間新聞を読んでいた。その見出しには『学術院 非道な人体実験を行う』『上層部謎の変死』『新体制に若手参戦』と書いてあった。ミキはあれから腕や脚を無くした冒険者たちに義手義足の魔道具を製作研究するチームに入ったのだ。
「あれからどうだ?」
「覚えることが多くて大変ですけど学術院の汚名返上のため毎日頑張っています!
ゼノさんは今日もクエストですか?」
「いや今日はここを離れるつもりだ。新しいところでクエスト受けながら生きていくつもりさ。」
「あ~あついにゼノさんともお別れか~なんだかあっという間だったな。」
「またどこかで会えるさ。それまで元気でいろよミキ。」
学術院のやらかしたことは大きい。しかしミキたちのような若者が「法の女王」を生まないことを願いながらゼノはミキに別れを告げギルマスの部屋に入ったのだ。
「ゼノ。もう行くのか。寂しくなるな。」
「ギルマスもあんまり無茶しないでください。しばらくここには寄りませんから。」
「今度はどこへ行くつもりだ?」
「東のデールゲン辺境伯領にでも行くつもりです。あそこは街並みのいいですし飯もうまいと聞いてます。」
「随分と遠くへ行くんだな。お前のことだきっと大丈夫なのだろう。行ってくるといいさ。」
ゼノがギルマスの部屋を後にすると受付に珍しい客がいた。「銀の天秤」のカズトそれも一人である。カズトはゼノを見つけると待合席に座った。
「お疲れ様です。ゼノさん。この前のことなんですが・・・」
カズトはどこか影のあるしかし真剣な表情をしていた。
「『法の女王』いやアリシアさんは殺すしか方法がなかったのでしょうか?」
「俺はあの状態の彼女を生かしてやってもずっと苦しんでいた。だから楽にしてやりたかった。俺を倒すという目標まで教え込まれてだげどあの時俺のとった行動には公開がないし来るべき責任がきたら取るつもりだ。」
「そうだとわかってても・・・でも俺は助けたかった・・・でもあなたの力を見て自分が何もできないとわかって悔しかったんです!俺たちももっとゼノさんのように強くなれば彼女を救えたのに・・・」
ゼノは何も言わずに酒場からアイスコーヒーを注文したそれをカズトの前に差し出し目の前でミルクを入れかき混ぜて渡した。
「お前らはこれから強くなる。そうやって考えていると第二の『法の女王』になるぞ。お前らならいつか俺を超える日が来る。それまでその後悔は胸にしまっとけ。」
カズトは出されたミルク入りのアイスコーヒーを口にした。するとカズトの目から涙がぽろぽろとこぼれ始めた。ゼノはそれをただ見守ることしかできなかった。
「ゼノ・・・さん・・・またお会い・・・したら・・・手合わせしてくれますか・・・」
「いいぜ俺も同盟なんていいもの体験してもらった礼だ。またここに来たら付き合ってやるよ。」
飲み終えたカズトは頭をさげてお礼をして帰っていった。時計を見ると九時半だった。ゼノはまた酒場に行き弁当の注文をした。
「マスター弁当一つ卵とひき肉のサンドイッチで。」
「うちは酒場だっての・・・仕方がねえすぐ作ってやっからそこに座ってろ。」
マスターは手際よくゆで卵を潰してマヨネーズで和えていく。ひき肉は特製のソースにからめながら形を作っていく。出来上がった弁当を受け取るとゼノは代金を置き受付の方へ行ってしまった。
「ゼノさん!クエストですか?今は青銅級しか残っていませんが・・・」
「いや俺昼にはここを立つんだ。だから挨拶に来たんだ。」
アリアも来た時と比べて仕事が早くなった。彼女はゼノが「渡りの白金」だと今更になって思い出した。
「ゼノさん、もう行かれるんですか・・・なんだか寂しいです。また来てくれますよね・・・?」
「もうお前の送りはできないがまた違法魔道具みたいな案件来たら来るかもな。」
「あれはもう懲り懲りです・・・ゼノさん寂しいですが行ってらっしゃいませ。お怪我に気を付けてください。」
アリアは手を振って見送った。手に黄色の石がはめ込まれた指輪がキラリと光ったように見えたのであった。
ゼノは急ぎ足で路地裏に行った。「緑の弓」の自分が色付けした看板が目に入った。
「よおリエ元気にしているか?」
「ゼノさん今日は何をお求めで?」
「いや今日旅立つからなお前に挨拶をしようとな。商売はどうだ?」
「見ての通り閑古鳥ですよ。違法魔道具のせいで他の魔道具屋さんも信用に傷つけられましたから。」
そいつは災難だったなという顔でリエを見つめる。そのとき工房の時計が十一時を過ぎていたのだった。
「やべっ!正午には馬車発車だった。またなまたメンテ頼むわ!
急いで走る背中をリエは見えなくなるまで見つめていた。
辺境伯領内の町アルテシア行きの馬車にギリギリ五分前に着いたゼノは御者に代金を先払いして正午同時に馬に鞭をいれた。
今となっては見慣れた王都の風景がどんどんと素朴な田園風景と変わっていった。馬車の中でゼノはマスターが作ってくれたサンドイッチを食べながら初夏の風を楽しんでいった。ときどき魔物が出るがその都度ゼノ達同乗者が倒していった。辺境伯領は速くて着くまでに明日の夜には着く。城門を抜け森に入る。木々のざわめきが馬車内を響かせていった。森を抜けるとまた田園風景が夕映えに照らされていた。まだ夏の初めということもあって夜は冷えていたが御者が馬を休めると同時に焚火を焚いてくれた。ここでの夜空は夜でも明るい王都とは違い、星が明るく照らしていた。
次の日もゼノは腹を空かせながら所々止まる町で食べ物を買いながら旅を続けていた。昼まで森と田園風景が繰り返して続いていたが夕方になると地平の先に白い石で積み上げてできた城門が見えてきた。城門が開くと白い街並みが見えてきた。王都とは違う新たな街並みが夕焼けの光を映していた。日が沈むかそうでないかの時間帯にゼノは目的の街デールゲン辺境伯領最大の街アルテシアにたどり着いたのだった。
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