5 / 14
5 パキンてなってじわってなって、それがほわん
しおりを挟む
「は……? 違う魔法を一つの魔法に重ねがけするってことか? いや、それが出来たら魔術理論が覆る大発見になるけど、そんな事聞いたことがない……」
本来、魔法は一つに付き一つのものしか付与することが出来ない。結界魔法に治癒魔法を重ねがけするなんて出来ないのだ。攻撃魔法にしても同じだ。例えば火魔法に雷魔法を重ねがけして放つなんて事が出来ない。魔法はそれ単体でしか扱えないというのが常識だ。
「そうなんだけど、でもなんとなく出来る気がするんだよな」
「…………」
ジョシュアはそう言うと、また結界を自分の周りに張った。そして治癒魔法をその結界に付与してみる。だがやはり上手くいかない。だけど何かに気が付いたのかジョシュアは手を顎に当ててじっと動かない。
ほんの数分後、ジョシュアはすっとヴァージルの方へ向き直る。
「なぁ、滅茶苦茶弱くていいから攻撃魔法を結界に当ててくれるか? 出来る限りゆっくりで」
「は……? いや、いいけど……」
戸惑いながらもヴァージルは言われた通り攻撃魔法を顕現させた。怪我を最小限に抑えるために氷の矢を一本だけ作り出す。そしてそれを得意の魔力操作によってゆっくり動かし、ジョシュアの足元の結界へ当てた。そのまま押し込むようにしてやれば、やがて結界はパキンと割れる。
「…………」
それを見ていたジョシュアはまた顎に手を当てて考え込んだ。そして結界をもう一度張るとそこに治癒魔法を重ね掛けする。だがそれはやはり上手くいかず治癒魔法は霧散した。
「……ジョシュア?」
「うん、やっぱり出来ると思う」
「は?」
出来ると思う? 今さっき、失敗したばかりでは?
ジョシュアが何を言っているか理解出来ないヴァージルはその場でぽかんと立ち竦んでしまった。
「なんか結界がパキンってなった瞬間にじわってなるんだよ。そのじわっが白魔術のほわんってしたのと一緒なんだよな」
「は??」
パキンってなってじわってなって、それがほわんとなる。何を言っているのか全く分からない。ヴァージルの頭の中は処理しきれない単語でぐるぐると回っていた。
「攻撃魔法も一緒だろ? ギュってしてバンってドーン! だしさ。火魔法も水魔法も属性は違っても同じだろ?」
「…………お前がとんでもなく馬鹿だという事がわかった」
「はぁ!? 俺は馬鹿じゃねぇ! 撤回しろ!」
もしかしたらジョシュアは本当に凄い奴なのでは。なんて一瞬考えた自分に呆れてしまう。ヴァージルは額に手を当てると深い溜息を吐いた。
「おい! 聞いてんのか!? ふざけんなよ!? ……って、あ」
本当にいけ好かない奴だとヴァージルにキレていたジョシュアだったが、ぐぅ~っと盛大になる腹の音に動きをピタッと止める。早朝訓練で体を動かしたお陰でかなりの空腹を訴えている。
「ちっ……腹減ったから飯にするぞ」
ジョシュアは腹が減っては戦は出来ぬとばかりに身を翻し、さっさとキッチンへと向かった。食材庫には色々な物が入っており、適当に選ぶと朝食を作り始める。コカトリスの肉を見つけたジョシュアはさっと塩コショウで味付けをするとフライパンへ。パンもオーブンに入れ卵を焼いた。手際よく朝食を作り終えると綺麗に盛り付けテーブルへと置く。
それを見ていたヴァージルは、ジョシュアが以外にも器用な事に驚いた。あの謎発言をしていた人物とは思えない。そして自分の分も作ってくれていたことにも驚いていた。
「出来たぞ。食え」
「……ああ」
言い方はぶっきらぼうではあるが、目の前には食欲を刺激するいい匂いを放つ朝食。ヴァージルはカトラリーを持ちオムレツから口に入れた。ふわふわとした口当たりで優しい味。素直に美味しいと思った。
ぱくぱくと朝食を食べるヴァージルを見ていたジョシュアも、自分の腹を満たすためにカトラリーを持った。
「……おい。さっきの話だが」
しばらくお互い無言で食べていたが、言いにくそうにしながらもヴァージルが口を開いた。
「どうして結界に治癒魔法を重ねがけ出来ると思ったんだ?」
また謎発言が飛び出す可能性もあったが、どうしてもそのことが気になって問いかけた。ヴァージルも優秀な魔術師だ。何か可能性があるのなら知りたいと思うし、それが自分にとっても大きな成長に繋がるかもしれない。そう思うと嫌いな相手でも聞いてみたくなった。
「白魔術と黒魔術って系統で別れてるだろ? 結界や治癒魔法って同じ白魔術の中に組み込まれてるから似てるところがあるんだよ」
ヴァージルもそれは分かっている。攻撃魔法の黒魔術も、火や雷、水といった属性はバラバラでも似たところがある。起点は同じだが派生する先が違うといった感じだ。だから元を辿れば全ては一つに繋がる。
「だから絶対合わないわけがないんだ。水と油みたいに反発するわけじゃないからな。今日結界が壊される瞬間を見てたら、壊れるその時に白魔術の、あー……なんて言えばいいんだ? 元? それが一瞬じわって広がったんだよ」
だからジョシュアは『じわってなってほわん』と言ったわけか。ヴァージルは、ジョシュアが何を言いたかったのかをやっと理解した。
「じゃあ結界が壊れる瞬間にその『元』が出てくるのなら、最初からその『元』の部分に治癒魔法を重ねがけ出来ないのか?」
ヴァージルのその言葉を聞いたジョシュアは目が落ちそうな程に見開いた。
「そうか……後から付けようとしてもダメなら最初から重ねがけすればいいのか! お前すげぇな!」
今度はその言葉を聞いたヴァージルが目を見開く番だった。
ちょっと思いついたことを軽く言っただけなのに、それをあっさりと凄いなんて褒められるとは思わなかった。
昨日から予想外の事が起こりすぎている。嫌いな人間の事をこうも簡単に褒めることが出来るのだろうか。
「……っておい! まだ食事の途中だろう!」
ジョシュアがいきなり結界を張りだし、早速治癒魔法を重ねがけ出来ないかどうかを試しだした。流石に食事中にするのは行儀が悪い。ヴァージルが注意するとジョシュアはハッとなり「悪い」と素直に謝った。
「なんかお前の助言で居ても立ってもいられなくて。よし! さっさと食べてやるぞ!」
そう気合を入れたジョシュアは先ほどよりも早く、でも綺麗に食事を平らげていく。食事が終わると食器を下げそのまま洗い、それが終わり次第庭へと向かった。
どうせ一週間は蜜月とかというわけのわからない期間があるお陰で時間はたくさんある。治癒魔法を重ねがけする研究も捗りそうだ。
ジョシュアは結界を張る瞬間をじっと見つめながらゆっくりと魔法を発動する。いつもは何も考えずぱぱっと結界を張ってしまうため、こうしてゆっくりと結界を張る瞬間を観察したことなどない。おそらく誰もこんなことをしたことはないだろう。
ゆっくり観察しながら結界を張っていくと、白魔術の魔力が結界へと切り替わる瞬間を見つけた。ほんの一瞬だが、間違いなくその時に結界魔法へと変化している。
それを見つけたジョシュアは結界を張りながら、その切り替わる瞬間に治癒魔法を重ねがけしてみようとした。だが結果は失敗。
一つの魔法を発動させながら、もう一つ別の魔法を発動させること自体が出来なかった。
だがジョシュアは諦めずゆっくり何度も繰り返し同じことを行っていく。だが何度やっても出来ない。
「あ゛~~~!! 出来ねぇッ!!」
ジョシュアは髪をぐしゃぐしゃとかき回しながら大声で叫んだ。今まで魔法を発動することに苦労したことがなかったジョシュアは、ある意味初めての挫折を味わっている。
シルヴィックの血筋のお陰か魔術の才能は高く、今まで割と何でもあっさりと出来た。ここまでやりたいことが出来ないことに苦労したことがほとんどない。
本来、魔法は一つに付き一つのものしか付与することが出来ない。結界魔法に治癒魔法を重ねがけするなんて出来ないのだ。攻撃魔法にしても同じだ。例えば火魔法に雷魔法を重ねがけして放つなんて事が出来ない。魔法はそれ単体でしか扱えないというのが常識だ。
「そうなんだけど、でもなんとなく出来る気がするんだよな」
「…………」
ジョシュアはそう言うと、また結界を自分の周りに張った。そして治癒魔法をその結界に付与してみる。だがやはり上手くいかない。だけど何かに気が付いたのかジョシュアは手を顎に当ててじっと動かない。
ほんの数分後、ジョシュアはすっとヴァージルの方へ向き直る。
「なぁ、滅茶苦茶弱くていいから攻撃魔法を結界に当ててくれるか? 出来る限りゆっくりで」
「は……? いや、いいけど……」
戸惑いながらもヴァージルは言われた通り攻撃魔法を顕現させた。怪我を最小限に抑えるために氷の矢を一本だけ作り出す。そしてそれを得意の魔力操作によってゆっくり動かし、ジョシュアの足元の結界へ当てた。そのまま押し込むようにしてやれば、やがて結界はパキンと割れる。
「…………」
それを見ていたジョシュアはまた顎に手を当てて考え込んだ。そして結界をもう一度張るとそこに治癒魔法を重ね掛けする。だがそれはやはり上手くいかず治癒魔法は霧散した。
「……ジョシュア?」
「うん、やっぱり出来ると思う」
「は?」
出来ると思う? 今さっき、失敗したばかりでは?
ジョシュアが何を言っているか理解出来ないヴァージルはその場でぽかんと立ち竦んでしまった。
「なんか結界がパキンってなった瞬間にじわってなるんだよ。そのじわっが白魔術のほわんってしたのと一緒なんだよな」
「は??」
パキンってなってじわってなって、それがほわんとなる。何を言っているのか全く分からない。ヴァージルの頭の中は処理しきれない単語でぐるぐると回っていた。
「攻撃魔法も一緒だろ? ギュってしてバンってドーン! だしさ。火魔法も水魔法も属性は違っても同じだろ?」
「…………お前がとんでもなく馬鹿だという事がわかった」
「はぁ!? 俺は馬鹿じゃねぇ! 撤回しろ!」
もしかしたらジョシュアは本当に凄い奴なのでは。なんて一瞬考えた自分に呆れてしまう。ヴァージルは額に手を当てると深い溜息を吐いた。
「おい! 聞いてんのか!? ふざけんなよ!? ……って、あ」
本当にいけ好かない奴だとヴァージルにキレていたジョシュアだったが、ぐぅ~っと盛大になる腹の音に動きをピタッと止める。早朝訓練で体を動かしたお陰でかなりの空腹を訴えている。
「ちっ……腹減ったから飯にするぞ」
ジョシュアは腹が減っては戦は出来ぬとばかりに身を翻し、さっさとキッチンへと向かった。食材庫には色々な物が入っており、適当に選ぶと朝食を作り始める。コカトリスの肉を見つけたジョシュアはさっと塩コショウで味付けをするとフライパンへ。パンもオーブンに入れ卵を焼いた。手際よく朝食を作り終えると綺麗に盛り付けテーブルへと置く。
それを見ていたヴァージルは、ジョシュアが以外にも器用な事に驚いた。あの謎発言をしていた人物とは思えない。そして自分の分も作ってくれていたことにも驚いていた。
「出来たぞ。食え」
「……ああ」
言い方はぶっきらぼうではあるが、目の前には食欲を刺激するいい匂いを放つ朝食。ヴァージルはカトラリーを持ちオムレツから口に入れた。ふわふわとした口当たりで優しい味。素直に美味しいと思った。
ぱくぱくと朝食を食べるヴァージルを見ていたジョシュアも、自分の腹を満たすためにカトラリーを持った。
「……おい。さっきの話だが」
しばらくお互い無言で食べていたが、言いにくそうにしながらもヴァージルが口を開いた。
「どうして結界に治癒魔法を重ねがけ出来ると思ったんだ?」
また謎発言が飛び出す可能性もあったが、どうしてもそのことが気になって問いかけた。ヴァージルも優秀な魔術師だ。何か可能性があるのなら知りたいと思うし、それが自分にとっても大きな成長に繋がるかもしれない。そう思うと嫌いな相手でも聞いてみたくなった。
「白魔術と黒魔術って系統で別れてるだろ? 結界や治癒魔法って同じ白魔術の中に組み込まれてるから似てるところがあるんだよ」
ヴァージルもそれは分かっている。攻撃魔法の黒魔術も、火や雷、水といった属性はバラバラでも似たところがある。起点は同じだが派生する先が違うといった感じだ。だから元を辿れば全ては一つに繋がる。
「だから絶対合わないわけがないんだ。水と油みたいに反発するわけじゃないからな。今日結界が壊される瞬間を見てたら、壊れるその時に白魔術の、あー……なんて言えばいいんだ? 元? それが一瞬じわって広がったんだよ」
だからジョシュアは『じわってなってほわん』と言ったわけか。ヴァージルは、ジョシュアが何を言いたかったのかをやっと理解した。
「じゃあ結界が壊れる瞬間にその『元』が出てくるのなら、最初からその『元』の部分に治癒魔法を重ねがけ出来ないのか?」
ヴァージルのその言葉を聞いたジョシュアは目が落ちそうな程に見開いた。
「そうか……後から付けようとしてもダメなら最初から重ねがけすればいいのか! お前すげぇな!」
今度はその言葉を聞いたヴァージルが目を見開く番だった。
ちょっと思いついたことを軽く言っただけなのに、それをあっさりと凄いなんて褒められるとは思わなかった。
昨日から予想外の事が起こりすぎている。嫌いな人間の事をこうも簡単に褒めることが出来るのだろうか。
「……っておい! まだ食事の途中だろう!」
ジョシュアがいきなり結界を張りだし、早速治癒魔法を重ねがけ出来ないかどうかを試しだした。流石に食事中にするのは行儀が悪い。ヴァージルが注意するとジョシュアはハッとなり「悪い」と素直に謝った。
「なんかお前の助言で居ても立ってもいられなくて。よし! さっさと食べてやるぞ!」
そう気合を入れたジョシュアは先ほどよりも早く、でも綺麗に食事を平らげていく。食事が終わると食器を下げそのまま洗い、それが終わり次第庭へと向かった。
どうせ一週間は蜜月とかというわけのわからない期間があるお陰で時間はたくさんある。治癒魔法を重ねがけする研究も捗りそうだ。
ジョシュアは結界を張る瞬間をじっと見つめながらゆっくりと魔法を発動する。いつもは何も考えずぱぱっと結界を張ってしまうため、こうしてゆっくりと結界を張る瞬間を観察したことなどない。おそらく誰もこんなことをしたことはないだろう。
ゆっくり観察しながら結界を張っていくと、白魔術の魔力が結界へと切り替わる瞬間を見つけた。ほんの一瞬だが、間違いなくその時に結界魔法へと変化している。
それを見つけたジョシュアは結界を張りながら、その切り替わる瞬間に治癒魔法を重ねがけしてみようとした。だが結果は失敗。
一つの魔法を発動させながら、もう一つ別の魔法を発動させること自体が出来なかった。
だがジョシュアは諦めずゆっくり何度も繰り返し同じことを行っていく。だが何度やっても出来ない。
「あ゛~~~!! 出来ねぇッ!!」
ジョシュアは髪をぐしゃぐしゃとかき回しながら大声で叫んだ。今まで魔法を発動することに苦労したことがなかったジョシュアは、ある意味初めての挫折を味わっている。
シルヴィックの血筋のお陰か魔術の才能は高く、今まで割と何でもあっさりと出来た。ここまでやりたいことが出来ないことに苦労したことがほとんどない。
106
あなたにおすすめの小説
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
転生執事は氷の公爵令息の心を溶かしたい【短編】
堀川渓
BL
事故で命を落とし、目覚めたそこはーー生前遊んでいた女性向け恋愛ゲームの世界!?
しかも最推し・“氷の公爵令息”セルジュの執事・レナートとして転生していてーー!!
短編/全10話予定
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
届かない「ただいま」
AzureHaru
BL
いつも通りの変わらない日常のはずだった。
「行ってきます。」と言って出て行った貴方。1日が終わる頃に「ただいま。」と「おかえり。」を笑顔で交わすはずだった。でも、その言葉はもう貴方には届かない。
これは「優しさが奪った日常」の物語。
完結·氷の宰相の寝かしつけ係に任命されました
禅
BL
幼い頃から心に穴が空いたような虚無感があった亮。
その穴を埋めた子を探しながら、寂しさから逃げるようにボイス配信をする日々。
そんなある日、亮は突然異世界に召喚された。
その目的は――――――
異世界召喚された青年が美貌の宰相の寝かしつけをする話
※小説家になろうにも掲載中
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
転移先で辺境伯の跡継ぎとなる予定の第四王子様に愛される
Hazuki
BL
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。
中1の雨の日熱を出した。
義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。
それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。
晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。
連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。
目覚めたら豪華な部屋!?
異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。
⚠️最初から義父に犯されます。
嫌な方はお戻りくださいませ。
久しぶりに書きました。
続きはぼちぼち書いていきます。
不定期更新で、すみません。
愛され少年と嫌われ少年
透
BL
美しい容姿と高い魔力を持ち、誰からも愛される公爵令息のアシェル。アシェルは王子の不興を買ったことで、「顔を焼く」という重い刑罰を受けることになってしまった。
顔を焼かれる苦痛と恐怖に絶叫した次の瞬間、アシェルはまったく別の場所で別人になっていた。それは同じクラスの少年、顔に大きな痣がある、醜い嫌われ者のノクスだった。
元に戻る方法はわからない。戻れたとしても焼かれた顔は醜い。さらにアシェルはノクスになったことで、自分が顔しか愛されていなかった現実を知ってしまう…。
【嫌われ少年の幼馴染(騎士団所属)×愛され少年】
※本作はムーンライトノベルズでも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる