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続・あなたは僕の憧れの人~聖夜に性夜を~
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「えっと、気持ち悪くない? 大丈夫?」
「気持ち悪い!? むしろエロくて綺麗ですッ! 恭介さんは俺をどうしたいんですか!?」
あ、よかった。本当に興奮してくれてる。ならアレを見せても大丈夫だろう。俺は藤原君に背中を向けると四つん這いになる。お尻を彼に向けた格好だ。そのまま手を尻の割れ目に持っていき、ぐっと割り開く。
「さ、さっき、お風呂で準備してきたからっ……だからもう挿れても大丈夫、だよ」
風呂の時間が長かったのは、自分で穴を解していたから。ローションもたっぷりと使い時間をかけて解している。だから今すぐ突っ込まれても大丈夫だ。
「はぁぁぁぁ!? 恭介さんが! あの恭介さんが! 自分でそんなことやったんですかぁぁぁぁぁ!? くっそ! もう我慢できません!」
「アッ……ひゃぁっ……!」
いきなり藤原君が俺の尻に突撃する。腰をしっかりと掴み、物凄い勢いで舌で後孔を舐めまわしている。急な刺激に尻に当てていた自分の手は外れ、そのままベッドに崩れ落ちた。だけど藤原君の手が腰を掴んでいることで、腰だけが高く上げられている形だ。
じゅるじゅると穴を舐めすする音。はぁはぁと藤原君の荒い息。ぬるりと当たる、藤原君の熱い舌。気持ちよくて声が止まらない。この家は一フロア全てを使っているから隣を気にしなくても大丈夫だ。安心して大きな声で喘げる。
「ああっ……それ、きもちっ……!」
「はぁはぁ……ヤバい……エロ過ぎだってこんなのっ……! 穴がめっちゃ柔らかいっ……!」
俺の尻穴を舐めながらも器用にパジャマを脱ぎ捨てる藤原君。足の間から覗いてみると、全裸になった藤原君は俺の尻穴を舐めながら、自分でバキバキに勃ち上がった陰茎を上下に擦っていた。それに俺の喉がごくりと鳴る。
「ね、ねぇ藤原、くんっ……ああんっ……それ、挿れてっ……欲しいッ」
「ぐぅっ……自分から強請るとか、そんなのどこで覚えてきたんですか!?」
俺は今までこうして欲しい、ああして欲しいと要求したことはない。あるとすれば、気持ちよくて口から出てくる「駄目」とか「待って」くらいだろう。そう思うと俺は今までずっと受け身でいて、ただ藤原君に抱かれていただけ。それじゃ駄目なんだ。俺達は恋人で、セックスは共同作業。俺だって藤原君を気持ちよくさせたり、自ら動いていかなきゃ。
流されて絆されて付き合ったとはいえ、今じゃ俺だって藤原君のことが大好きなんだ。年だってかなり上で、若くて綺麗な子相手に勝ち目なんてない。だからこそ、俺は自分が出来ることで彼を喜ばせるしかないのだから。
「僕も限界なんで挿れますね!」
「うんっ、きてっ……挿れてっ……! んあぁぁああぁ!」
ぐちょぐちょになった尻穴に、藤原君の先端が触れた。その瞬間一気に奥までズドンと打ち込まれる。その衝撃に悲鳴にも似た声が出た。藤原君は一気にカリが引っかかるギリギリまで引き抜くと、再度奥まで勢いよく押し込む。何度もそれを繰り返されて、俺はあっという間にイッてしまった。小さなレースのショーツからは俺の勃起した陰茎が見事にはみ出している。そこからとぴゅっと白濁が飛び出ていた。
「あは、恭介さんもうイッちゃったんですか? 可愛いっ! もっとぴゅっぴゅしていいですからね」
「あっ、やっ……! 今、イッた、ばっかりなのにっ……前、一緒っダメッ……!」
「気持ち良すぎてカタコトになってるっ……可愛い、可愛いです! 恭介さん、可愛い!」
「んああぁあっ! やぁッ……んんっ、んあっ……あんっ……!」
藤原君は容赦なく腰を打ち付け、手は白濁を放ったばかりの俺の陰茎を上下に擦る。イッたばかりの敏感な体には刺激が強すぎて頭がちかちかする。またあっという間にイッてしまうが、さっき白濁を出しばかりでソコからは何も出ない。所謂空イキだ。びくびくと体が痙攣をおこしているが、藤原君は容赦なく腰を打ち続けていた。
「またイッたんですか? 今日感度良すぎて最高です。このままずっと突いていたいけど、キスもしたいんでこっち向きましょうか」
藤原君はそう言うと、ずるりと陰茎を引き抜いた。俺の尻穴はくぱくぱと寂しく蠢いている。ごろりと仰向けに転がされると、足を大きく開かされた。
「恭介さんが自分で膝裏を持ってください」
ちょっと意地悪そうに笑う藤原君。その表情がカッコよくてきゅんと胸がときめいた。そのカッコいい彼氏の言うことを聞き、俺は自ら膝裏を持ち上げいやらしく全てを曝け出した。
「はぁはぁ……ヤラシイ下着を着けて自分で足を開く恭介さん。もうエロくて可愛くて、全部食べてしまいたいくらいです」
そんなことを言い放った藤原君の目は、いつも以上にギラついていてゾクゾクする。もしかして藤原君はいつもセーブしていたのだろうか。今日はそのストッパーが外れているように見える。俺がぶっ飛んだことをしてこうなったのなら最高じゃないか。
「好きだよ、颯真」
「え、名前……もうもうもう! 今日は最っ高のクリスマスです!」
「んんっ! んぅっ」
颯真、と彼の名前を呼んだら激しいキスがやってきた。いつも『藤原君』と呼んでいて、彼の名前を呼んだことがない。颯真を好きだと自覚した時、彼を名前で呼ぼうかと思ったことがある。だけど結局恥ずかしくて今までずっと名字で呼んでいたのだ。だけどそれも今からは変える。好きな人の名前はちゃんと呼びたい。
「ちゅーしながらいっぱい突いてあげますね」
「うん、いっぱいして。颯真になら、何されてもいいから」
「あ゛ーー!! もうどうなっても知りませんからね!」
颯真はまた俺の中へ一気に入り込んできた。そのまま上半身を倒し、彼の唇で口を塞がれる。舌が入り込み、ディープキスをされながら胎も一緒に刺激が加わる。最高に気持ちが良くて、足はいつの間にか颯真をがっしりと囲い込んでいた。腕も彼の首へと回されている。
「んんっ、はっ、もっとっ……奥、突いてっ……」
俺がキスの合間にそう言えば、颯真の腰の動きが速くなった。お互い強く抱きしめ合って隙間が全くない。颯真の肌も熱くてしっとりと汗をかいている。俺にここまで興奮してくれて嬉しくないわけがない。
「はぁっ、もう、イキそうっ……!」
「イッてっ……中に出してっ……!」
「ぐうっ……今日、本っ当にエロ過ぎッ!」
「ひゃあっ! はげ、しっ……!」
「気持ち悪い!? むしろエロくて綺麗ですッ! 恭介さんは俺をどうしたいんですか!?」
あ、よかった。本当に興奮してくれてる。ならアレを見せても大丈夫だろう。俺は藤原君に背中を向けると四つん這いになる。お尻を彼に向けた格好だ。そのまま手を尻の割れ目に持っていき、ぐっと割り開く。
「さ、さっき、お風呂で準備してきたからっ……だからもう挿れても大丈夫、だよ」
風呂の時間が長かったのは、自分で穴を解していたから。ローションもたっぷりと使い時間をかけて解している。だから今すぐ突っ込まれても大丈夫だ。
「はぁぁぁぁ!? 恭介さんが! あの恭介さんが! 自分でそんなことやったんですかぁぁぁぁぁ!? くっそ! もう我慢できません!」
「アッ……ひゃぁっ……!」
いきなり藤原君が俺の尻に突撃する。腰をしっかりと掴み、物凄い勢いで舌で後孔を舐めまわしている。急な刺激に尻に当てていた自分の手は外れ、そのままベッドに崩れ落ちた。だけど藤原君の手が腰を掴んでいることで、腰だけが高く上げられている形だ。
じゅるじゅると穴を舐めすする音。はぁはぁと藤原君の荒い息。ぬるりと当たる、藤原君の熱い舌。気持ちよくて声が止まらない。この家は一フロア全てを使っているから隣を気にしなくても大丈夫だ。安心して大きな声で喘げる。
「ああっ……それ、きもちっ……!」
「はぁはぁ……ヤバい……エロ過ぎだってこんなのっ……! 穴がめっちゃ柔らかいっ……!」
俺の尻穴を舐めながらも器用にパジャマを脱ぎ捨てる藤原君。足の間から覗いてみると、全裸になった藤原君は俺の尻穴を舐めながら、自分でバキバキに勃ち上がった陰茎を上下に擦っていた。それに俺の喉がごくりと鳴る。
「ね、ねぇ藤原、くんっ……ああんっ……それ、挿れてっ……欲しいッ」
「ぐぅっ……自分から強請るとか、そんなのどこで覚えてきたんですか!?」
俺は今までこうして欲しい、ああして欲しいと要求したことはない。あるとすれば、気持ちよくて口から出てくる「駄目」とか「待って」くらいだろう。そう思うと俺は今までずっと受け身でいて、ただ藤原君に抱かれていただけ。それじゃ駄目なんだ。俺達は恋人で、セックスは共同作業。俺だって藤原君を気持ちよくさせたり、自ら動いていかなきゃ。
流されて絆されて付き合ったとはいえ、今じゃ俺だって藤原君のことが大好きなんだ。年だってかなり上で、若くて綺麗な子相手に勝ち目なんてない。だからこそ、俺は自分が出来ることで彼を喜ばせるしかないのだから。
「僕も限界なんで挿れますね!」
「うんっ、きてっ……挿れてっ……! んあぁぁああぁ!」
ぐちょぐちょになった尻穴に、藤原君の先端が触れた。その瞬間一気に奥までズドンと打ち込まれる。その衝撃に悲鳴にも似た声が出た。藤原君は一気にカリが引っかかるギリギリまで引き抜くと、再度奥まで勢いよく押し込む。何度もそれを繰り返されて、俺はあっという間にイッてしまった。小さなレースのショーツからは俺の勃起した陰茎が見事にはみ出している。そこからとぴゅっと白濁が飛び出ていた。
「あは、恭介さんもうイッちゃったんですか? 可愛いっ! もっとぴゅっぴゅしていいですからね」
「あっ、やっ……! 今、イッた、ばっかりなのにっ……前、一緒っダメッ……!」
「気持ち良すぎてカタコトになってるっ……可愛い、可愛いです! 恭介さん、可愛い!」
「んああぁあっ! やぁッ……んんっ、んあっ……あんっ……!」
藤原君は容赦なく腰を打ち付け、手は白濁を放ったばかりの俺の陰茎を上下に擦る。イッたばかりの敏感な体には刺激が強すぎて頭がちかちかする。またあっという間にイッてしまうが、さっき白濁を出しばかりでソコからは何も出ない。所謂空イキだ。びくびくと体が痙攣をおこしているが、藤原君は容赦なく腰を打ち続けていた。
「またイッたんですか? 今日感度良すぎて最高です。このままずっと突いていたいけど、キスもしたいんでこっち向きましょうか」
藤原君はそう言うと、ずるりと陰茎を引き抜いた。俺の尻穴はくぱくぱと寂しく蠢いている。ごろりと仰向けに転がされると、足を大きく開かされた。
「恭介さんが自分で膝裏を持ってください」
ちょっと意地悪そうに笑う藤原君。その表情がカッコよくてきゅんと胸がときめいた。そのカッコいい彼氏の言うことを聞き、俺は自ら膝裏を持ち上げいやらしく全てを曝け出した。
「はぁはぁ……ヤラシイ下着を着けて自分で足を開く恭介さん。もうエロくて可愛くて、全部食べてしまいたいくらいです」
そんなことを言い放った藤原君の目は、いつも以上にギラついていてゾクゾクする。もしかして藤原君はいつもセーブしていたのだろうか。今日はそのストッパーが外れているように見える。俺がぶっ飛んだことをしてこうなったのなら最高じゃないか。
「好きだよ、颯真」
「え、名前……もうもうもう! 今日は最っ高のクリスマスです!」
「んんっ! んぅっ」
颯真、と彼の名前を呼んだら激しいキスがやってきた。いつも『藤原君』と呼んでいて、彼の名前を呼んだことがない。颯真を好きだと自覚した時、彼を名前で呼ぼうかと思ったことがある。だけど結局恥ずかしくて今までずっと名字で呼んでいたのだ。だけどそれも今からは変える。好きな人の名前はちゃんと呼びたい。
「ちゅーしながらいっぱい突いてあげますね」
「うん、いっぱいして。颯真になら、何されてもいいから」
「あ゛ーー!! もうどうなっても知りませんからね!」
颯真はまた俺の中へ一気に入り込んできた。そのまま上半身を倒し、彼の唇で口を塞がれる。舌が入り込み、ディープキスをされながら胎も一緒に刺激が加わる。最高に気持ちが良くて、足はいつの間にか颯真をがっしりと囲い込んでいた。腕も彼の首へと回されている。
「んんっ、はっ、もっとっ……奥、突いてっ……」
俺がキスの合間にそう言えば、颯真の腰の動きが速くなった。お互い強く抱きしめ合って隙間が全くない。颯真の肌も熱くてしっとりと汗をかいている。俺にここまで興奮してくれて嬉しくないわけがない。
「はぁっ、もう、イキそうっ……!」
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