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12 嫌な名前
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「んぅ……」
「起きたのか?」
「クラウス……?」
「おはよう、メルヒオール」
僕が目を覚ますとクラウスはおはようのキスをする。起きた時にはクラウスに抱き込まれていて、優しく頭を撫でられる。クラウスとまた一緒に過ごすようになってこれは毎日欠かさず行われている。
僕に気持ちを伝えてからは、僕を見つめる目が凄く優しくなった。元々優しかったけど、更に甘くとろけるような瞳に変わった。
「今何時?」
「……もう昼になる」
「あー……そんな気がした」
僕が気絶しちゃうくらいの激しいえっちだったし、お寝坊してもおかしくないか。朝からギルドに行こうと思っていたのに。これは怒るべきなんだろうけど、昨日のえっちが良すぎたせいで怒るに怒れない。ほんっとクラウスのえっちは上手になったよ。おかげで僕はいっつもとろんとろんのへろへろだ。
「今日はどうする?」
「んー、今からだと流石に遅いよね。街の散策だけにしておこっか」
「そう言うだろうと思って、宿の人にこの街のオススメを聞いておいた。そこに行こう」
え。僕が寝ている間にそんなことしてくれたんだ。先に起きたのなら僕を起こしてくれてもいいのに、僕が気絶しちゃったから休ませようと敢えて寝かせてくれてたのか。
クラウスも相当稼いでいたみたいだし資金の余裕があるから出来ることだよね。稼ぎがあまり良くない冒険者だったら、毎日の討伐が生命線だからこんなのんびりとなんてしていられないはずだし。
――本当にあの人とは全然違うな。
「メルヒオール?」
「え、あ、えっと、ありがとね。どこに何があるのか楽しみ」
まただ。またあの人を思い出しちゃった。クラウスと一緒にいられて嬉しいし楽しい分、どうしても過去のあのことが頭をちらつく。
クラウスは少し様子のおかしい僕に何か言いたげにしているけれど、敢えて何も聞かずにいてくれた。
お風呂でさっぱりしたら早速お出かけだ。
この街はクラウスと出会ったあの街よりも大きいみたいだ。人の多さも建物の密集具合も主要都市と遜色がないほど。クラウスが言うには、この街から少し移動すれば大きな湖があるらしい。歩いて一周するのはとてもじゃないけど無理なんだそうだ。その湖の向こう側にも大きな街があって、そこと行き来できる連絡船があるらしい。その影響かこの街は人の往来も多いらしく賑わっている。
「メルヒオールは甘いものは好きか?」
「もちろん。僕は好き嫌いないよ」
クラウスにそう言われて連れてこられたのは、長い行列が出来たカフェだった。それだけで超人気店だって一目瞭然だ。
「ここのケーキが絶品らしい。この街に来たのなら行った方がいいと言われた」
「へぇ。楽しみ!」
結構待たなくちゃいけないけど、せっかく来たんだからと列に並んでやっと店内へと入れた。中は男性も女性も多くてごった返している。内装は白と青で統一された爽やかなお店だった。可愛いぬいぐるみまで置いてあってほっこりしちゃう。
席に着くとメニューを渡された。それを眺めているとどれもこれも美味しそうで悩んでしまう。僕がうーんうーんと悩んでいると、それを見たクラウスに笑われてしまった。
「メルヒオールが食べたいものを選べばいい。残っても俺が食べるから平気だ」
「ホント? じゃあちょっと多めに頼んじゃうね」
クラウスのお言葉に甘えて、ケーキを六種類、焼き菓子を三種類、塩気のあるものも欲しくてミートパイも頼んだ。一人じゃ絶対こんなにも食べられないけど、クラウスと一緒なら平気だ。少しずつ全部の味を試せるなんて贅沢だ。
注文したケーキなどが運ばれるとテーブルはいっぱいになった。どこの席を見ても僕達みたいに頼んでいるところはなくて、他のお客さんが皆びっくりしてた。
そんな視線を無視して木苺のケーキにフォークを入れる。それを一口食べると僕は目を見開いた。
「嘘……なにこれ美味しい!」
今までに木苺のケーキを食べたことはある。だけど今まで食べたものより、断然美味しい。何がどう違うのかなんて僕にはわからないけど、甘みと酸味のバランスが絶妙だった。
いきなりこんな大当たりだと他のケーキも期待値が上がる。早速他のケーキを一口ずつ食べて行くけど、どれもこれも美味しくて感動してしまった。
「ここの店主は昔、王宮の料理人をしていたこともあるらしい。そこを辞めた後は生まれ故郷に戻って店を開いたらしいぞ」
「へぇ~。それを聞いて納得」
そんな凄い人が作ってるならこの味も納得だ。そんな人が作るケーキをこの街で食べられるなんて凄い。
どれもこれも美味しくて夢中で食べていたらいきなりクラウスが笑い出した。
「くくっ。メルヒオール、ココ、ついてる」
クラウスが笑いながら手を差し伸べて、僕の口横についたクリームを指で掬った。それを自分でぺろりと舐める。
「あっ、ありがと。子供みたいで恥ずかしい……」
「ははっ。俺より十四も年上だとは思えないな。可愛いよ、メルヒオール」
「うっ……」
クラウスのキラキラオーラが凄いんだけど。微笑ましいと言わんばかりのそんな顔で見ないで。自分の顔の良さ自覚してるのかしてないのかわからないけど、周りのお嬢さんたちが色めき立ってるよ。
僕は結局半分以上を残してお腹いっぱいになってしまったけど、クラウスはそれを全部食べてくれた。こんなにも沢山の種類を堪能出来て凄く満足だ!
支払いもクラウスがさっさと支払ってしまった。うーん、今の僕、クラウスにおんぶにだっこ状態じゃない? 明日の討伐報酬は全部クラウスに渡してあげよう。
その後も街をぶらぶらと歩いて、露店に売ってるネックレスをお揃いで買ったりもした。露店の商品だけど、本物の宝石の屑石だった。とはいえ、それなりに大きさもあって屑石にしてはかなり立派だ。なのにお値段はお手頃。凄い。
僕がそのネックレスを首から下げると嬉しそうに笑うクラウス。その笑顔を見て僕はドキドキと心臓が高鳴った。
「お礼におまじないをかけてあげる」
クラウスのネックレスに触れてふわりとまじないをかける。僕は魔法の他に、こういったまじないや呪いも一応扱える。あんまり使うことはないけどね。
「何のまじないだ?」
「いいことが起こりますようにって、願掛けみたいなものかな?」
ちょっぴり、運が上がる程度のささやかなもの。でもそれでも気持ちが前向きになったりするし、クラウスの将来に悪いことが起こりませんようにって祈っておいた。
そうやって一日を観光で過ごして軽く食事をしたら宿へと戻る。また外が見えるお風呂でいちゃいちゃして、大きなベッドで抱きしめ合って眠った。
翌日はちゃんと早起き出来たから朝食をとったら早速ギルドへ。依頼書を眺めていると上位の魔物の討伐依頼が出ていたのでそれを受けることにした。依頼書を取って受付へ出すと僕の姿を見た受付の人が声をかけてくる。
「あの……失礼なんですが、メルヒオールさん、でしょうか?」
「え? そうだけど……なんでわかったの?」
僕は名前を名乗ってもいないし、身分証であるギルドカードを出してもいない。この人にはもちろん会ったこともないし、この街に知り合いがいることもない。なんてったって初めてこの街に来たんだし。
「ああ、よかった。金髪に青い目と、上位の魔物の討伐依頼を受けられたことでもしかして、と思いまして」
金髪って実は結構少なかったりする。青い目は普通にいるけど、金髪はエルフに多い色だからだ。いないわけじゃないけど人間で金髪って凄く少なかったりする。ただその特徴で僕だとわかりやすかったってことだね。
「実はアクセル様から『ギルドにメルヒオールが現れたら会いに来るように伝えて欲しい』と依頼が出ています」
「え……?」
アクセルから? ……ふ~ん、そっか。それにしてもあの街からこんなに遠いギルドにまで連絡するなんて。よっぽど焦ってるんだろうな。
「アクセル様はどうやら全ギルドにこの連絡を出しているようでして、ここにこの依頼が届いたのもつい先日なんですよ」
事情を知らない受付の人は、『メルヒオールさんに会えてよかった』とにこにことしている。僕の心はその正反対なのだけど。
「メルヒオール、そのアクセルというのは誰だ?」
「……昔の知り合い、かな」
僕が旅に出るきっかけとなった昔の人。最近思い出すことが多かったのは、この先触れだったのだろうか。
「起きたのか?」
「クラウス……?」
「おはよう、メルヒオール」
僕が目を覚ますとクラウスはおはようのキスをする。起きた時にはクラウスに抱き込まれていて、優しく頭を撫でられる。クラウスとまた一緒に過ごすようになってこれは毎日欠かさず行われている。
僕に気持ちを伝えてからは、僕を見つめる目が凄く優しくなった。元々優しかったけど、更に甘くとろけるような瞳に変わった。
「今何時?」
「……もう昼になる」
「あー……そんな気がした」
僕が気絶しちゃうくらいの激しいえっちだったし、お寝坊してもおかしくないか。朝からギルドに行こうと思っていたのに。これは怒るべきなんだろうけど、昨日のえっちが良すぎたせいで怒るに怒れない。ほんっとクラウスのえっちは上手になったよ。おかげで僕はいっつもとろんとろんのへろへろだ。
「今日はどうする?」
「んー、今からだと流石に遅いよね。街の散策だけにしておこっか」
「そう言うだろうと思って、宿の人にこの街のオススメを聞いておいた。そこに行こう」
え。僕が寝ている間にそんなことしてくれたんだ。先に起きたのなら僕を起こしてくれてもいいのに、僕が気絶しちゃったから休ませようと敢えて寝かせてくれてたのか。
クラウスも相当稼いでいたみたいだし資金の余裕があるから出来ることだよね。稼ぎがあまり良くない冒険者だったら、毎日の討伐が生命線だからこんなのんびりとなんてしていられないはずだし。
――本当にあの人とは全然違うな。
「メルヒオール?」
「え、あ、えっと、ありがとね。どこに何があるのか楽しみ」
まただ。またあの人を思い出しちゃった。クラウスと一緒にいられて嬉しいし楽しい分、どうしても過去のあのことが頭をちらつく。
クラウスは少し様子のおかしい僕に何か言いたげにしているけれど、敢えて何も聞かずにいてくれた。
お風呂でさっぱりしたら早速お出かけだ。
この街はクラウスと出会ったあの街よりも大きいみたいだ。人の多さも建物の密集具合も主要都市と遜色がないほど。クラウスが言うには、この街から少し移動すれば大きな湖があるらしい。歩いて一周するのはとてもじゃないけど無理なんだそうだ。その湖の向こう側にも大きな街があって、そこと行き来できる連絡船があるらしい。その影響かこの街は人の往来も多いらしく賑わっている。
「メルヒオールは甘いものは好きか?」
「もちろん。僕は好き嫌いないよ」
クラウスにそう言われて連れてこられたのは、長い行列が出来たカフェだった。それだけで超人気店だって一目瞭然だ。
「ここのケーキが絶品らしい。この街に来たのなら行った方がいいと言われた」
「へぇ。楽しみ!」
結構待たなくちゃいけないけど、せっかく来たんだからと列に並んでやっと店内へと入れた。中は男性も女性も多くてごった返している。内装は白と青で統一された爽やかなお店だった。可愛いぬいぐるみまで置いてあってほっこりしちゃう。
席に着くとメニューを渡された。それを眺めているとどれもこれも美味しそうで悩んでしまう。僕がうーんうーんと悩んでいると、それを見たクラウスに笑われてしまった。
「メルヒオールが食べたいものを選べばいい。残っても俺が食べるから平気だ」
「ホント? じゃあちょっと多めに頼んじゃうね」
クラウスのお言葉に甘えて、ケーキを六種類、焼き菓子を三種類、塩気のあるものも欲しくてミートパイも頼んだ。一人じゃ絶対こんなにも食べられないけど、クラウスと一緒なら平気だ。少しずつ全部の味を試せるなんて贅沢だ。
注文したケーキなどが運ばれるとテーブルはいっぱいになった。どこの席を見ても僕達みたいに頼んでいるところはなくて、他のお客さんが皆びっくりしてた。
そんな視線を無視して木苺のケーキにフォークを入れる。それを一口食べると僕は目を見開いた。
「嘘……なにこれ美味しい!」
今までに木苺のケーキを食べたことはある。だけど今まで食べたものより、断然美味しい。何がどう違うのかなんて僕にはわからないけど、甘みと酸味のバランスが絶妙だった。
いきなりこんな大当たりだと他のケーキも期待値が上がる。早速他のケーキを一口ずつ食べて行くけど、どれもこれも美味しくて感動してしまった。
「ここの店主は昔、王宮の料理人をしていたこともあるらしい。そこを辞めた後は生まれ故郷に戻って店を開いたらしいぞ」
「へぇ~。それを聞いて納得」
そんな凄い人が作ってるならこの味も納得だ。そんな人が作るケーキをこの街で食べられるなんて凄い。
どれもこれも美味しくて夢中で食べていたらいきなりクラウスが笑い出した。
「くくっ。メルヒオール、ココ、ついてる」
クラウスが笑いながら手を差し伸べて、僕の口横についたクリームを指で掬った。それを自分でぺろりと舐める。
「あっ、ありがと。子供みたいで恥ずかしい……」
「ははっ。俺より十四も年上だとは思えないな。可愛いよ、メルヒオール」
「うっ……」
クラウスのキラキラオーラが凄いんだけど。微笑ましいと言わんばかりのそんな顔で見ないで。自分の顔の良さ自覚してるのかしてないのかわからないけど、周りのお嬢さんたちが色めき立ってるよ。
僕は結局半分以上を残してお腹いっぱいになってしまったけど、クラウスはそれを全部食べてくれた。こんなにも沢山の種類を堪能出来て凄く満足だ!
支払いもクラウスがさっさと支払ってしまった。うーん、今の僕、クラウスにおんぶにだっこ状態じゃない? 明日の討伐報酬は全部クラウスに渡してあげよう。
その後も街をぶらぶらと歩いて、露店に売ってるネックレスをお揃いで買ったりもした。露店の商品だけど、本物の宝石の屑石だった。とはいえ、それなりに大きさもあって屑石にしてはかなり立派だ。なのにお値段はお手頃。凄い。
僕がそのネックレスを首から下げると嬉しそうに笑うクラウス。その笑顔を見て僕はドキドキと心臓が高鳴った。
「お礼におまじないをかけてあげる」
クラウスのネックレスに触れてふわりとまじないをかける。僕は魔法の他に、こういったまじないや呪いも一応扱える。あんまり使うことはないけどね。
「何のまじないだ?」
「いいことが起こりますようにって、願掛けみたいなものかな?」
ちょっぴり、運が上がる程度のささやかなもの。でもそれでも気持ちが前向きになったりするし、クラウスの将来に悪いことが起こりませんようにって祈っておいた。
そうやって一日を観光で過ごして軽く食事をしたら宿へと戻る。また外が見えるお風呂でいちゃいちゃして、大きなベッドで抱きしめ合って眠った。
翌日はちゃんと早起き出来たから朝食をとったら早速ギルドへ。依頼書を眺めていると上位の魔物の討伐依頼が出ていたのでそれを受けることにした。依頼書を取って受付へ出すと僕の姿を見た受付の人が声をかけてくる。
「あの……失礼なんですが、メルヒオールさん、でしょうか?」
「え? そうだけど……なんでわかったの?」
僕は名前を名乗ってもいないし、身分証であるギルドカードを出してもいない。この人にはもちろん会ったこともないし、この街に知り合いがいることもない。なんてったって初めてこの街に来たんだし。
「ああ、よかった。金髪に青い目と、上位の魔物の討伐依頼を受けられたことでもしかして、と思いまして」
金髪って実は結構少なかったりする。青い目は普通にいるけど、金髪はエルフに多い色だからだ。いないわけじゃないけど人間で金髪って凄く少なかったりする。ただその特徴で僕だとわかりやすかったってことだね。
「実はアクセル様から『ギルドにメルヒオールが現れたら会いに来るように伝えて欲しい』と依頼が出ています」
「え……?」
アクセルから? ……ふ~ん、そっか。それにしてもあの街からこんなに遠いギルドにまで連絡するなんて。よっぽど焦ってるんだろうな。
「アクセル様はどうやら全ギルドにこの連絡を出しているようでして、ここにこの依頼が届いたのもつい先日なんですよ」
事情を知らない受付の人は、『メルヒオールさんに会えてよかった』とにこにことしている。僕の心はその正反対なのだけど。
「メルヒオール、そのアクセルというのは誰だ?」
「……昔の知り合い、かな」
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