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異世界転生したら世界最強になった 神
第二話 要塞の支配者
しおりを挟む「将人、」
「ん?」
「どうやって支配者の場所まで行くの?」
「あ、」
将人の目の前に広がっていた光景は凄まじいでかさの要塞。とてもじゃないが攻略はできない。
「ならば…最強鉄拳を使って壁ごと破壊するか?」
「最強鉄拳!」
『ゴォォォ』
将人の右手を赤い光が覆う。
(それにしてもあの無限の天空)
(無限か…)
「はぁ!」
(今回も前みたいにならないように、超手加減を!)
「はぁぁ!」
『ボォン!』
「なっ、!」
拳を放った瞬間それが要塞のバリアにより打ち消されたのだ。
「バナナか…」
「いやまてい、バナナって何??」
美咲が芸人のようにツッコミをした。
「あははは…」
(どうする…本気をだすか…30%の本気か?)
「はァァァ!」
「最強最近30!」
「や!」
『ボォォォン!』
「よし!」
将人の鉄拳はバリアと要塞の壁を破壊し、要塞の向こう側の壁も破壊していた。
「じゃ、行くか」
「うん」
『タッタッタッ』
-要塞ロゾット第1階-
「おい、そこの人誰や?」
槍を持った兵士が喋りかけてきた。
「なんですか?」
「知らない顔やな」
「俺達は…旅人です」
「おうそうか…って侵入してんじゃねぇ!」
『キン!』
兵士は持っていた槍を将人に刺す。
「瞬間移動!」
「ビュン!」
将人達はどこかの部屋に移動した。
「ここは、どこだ?」
「キサマラハダレダ_」
「この言語は」
「神語!」
将人は神語を聞き振り向いた。
「キサマモカミカ」
「アァソウダ」
将人は神語でしゃべり返す。
「え?何語?わからん」
「コロス_!」
将人と神エリドルスは人間の目では見えないくらい早く戦っている。
(やっぱ右目が見えないのは辛いな…)
「うっ!」
将人は気を抜いた瞬間エリドルスに顔を勢いよく殴られ数km吹っ飛んだ。
『ゴォン!』
-神聖ルビドスの間-
「うっ…」
将人は左目を開けた。目の前には目が赤く、黒い長い髪の俺と多分同い年の女がたっていた。
「誰だおまっ、」
「…!」
将人は急に喋れなくなった。
「私の名前は神ネア・ホルリード」
「時の神だ」
(時の神…)
将人は周りを見渡した。
(フレンアリアの時と同じだな)
「あ、」
将人は喋れるようになった。
「ここはどこだ?」
「神聖ルビドスの間」
「貴方は神エリドルスとの戦いで心臓を消失しました」
ネアは冷静に言った。
「は?俺は顔を殴られたよな?」
「エリドルスは私と同じ時の神」
「顔を殴ったのはデコイとでも言っておく」
「時を飛ばし貴方の心臓を抜き取り潰した」
将人は自分の心臓が消え完全に死んだことにショックした。
「ほ、ほんとか…」
将人は目から光を失い目には黒色の瞳が映るだけ。
「ま、並大抵の人間なら死んでいる」
「?」
「でも貴方は神、それも終焉の」
将人は自分が髪のことを思い出す。
「終焉の神は魂を13持つ、それに」
「敵の魂を抜き取り、自らの魂にすることも出来る」
「じゃ、俺は…!」
「うん、生きてるよ」
「じゃあ、ここからはどう戻れる?」
将人は目に光を戻し元気を取り戻した。
「あいつの命を食え」
「あいつってエリドルスか?」
「うん、そうすれば元の力のままだし時の力を手に入れそれ以上の力が手に入る」
「わかった」
「じゃ」
ネアはそれを言い残し消えまさとは目が覚めた。
「はっ!」
将人は目が覚め立ち上がった。
「さてと…エリドルスを殺すか…」
『ビュン!』
「あ、あれ!」
「将人!」
美咲達が言った。
(あ、でもどうやって敵の魂を食うんだ?)
《それは終焉の鎖 陰を使えばいいよ》
「はァァァ!」
「シネシネシネ!」
『がァァン!』
「終焉の鎖 陰!」
「ウッ!」
エリドルスは動きを止めた。
「見えた魂だ!」
『ガシッ!』
(よし!)
「ガハァァァ!」
『ボォォァァアン!』
その瞬間エリドルスは崩壊した。
『終焉魂を増強』
「!」
将人はその瞬間力がみなぎった。
『終焉-時の神』
『マガルス』
「マガルス?」
『君の名だ…』
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