異世界転生したら世界最強になった

異世界転生したら世界最強になった 神-II

第二話 第三の力

｢じゃ、後でな｣
マガルスは手を振りながら去った。
(レピアか…強いだろうな～)
｢なぁ、マガルス｣
｢なんで2回も神天総決闘じんてんそうけっとうを受けんのよ！？｣
フレンアリアが大声で言った。その声で美咲達はびっくりしていた。
｢ま、勝てばいい…｣
(今回はほんとにピンチだな…)

-神聖リゴルス会場-
(ログホークスと戦ったとこを思い出すな…)
｢お、ちゃんと来たんだね｣
｢そりゃ…申し込まれたら来るだろ｣
会場にはマガルス、レピアの重い空気が伝わる。
(よし、まだ俺の第3の力には気づいてないな)
｢はじめ！｣
『ドォォォン！』
大きな音と共にマガルス、レピアが突進し床に地割れが入った。
(待て、今回相手はレピアだ。殺してはいけないか…)
｢時の力タルニキ10000！｣
マガルスは時の力マガルス10000を使用しマガルスだけ10000倍で時間が進んだ。
｢そしてぇぇぇ！｣
｢ま、落ち着け記憶削除ガンドイ！｣
その瞬間マガルスの視界は真っ暗になった。
｢そういう事か…やっぱ記憶対策しといてよかった｣
｢雷の矢ライグラン！｣
マガルスはレピアの決壊を破り意識が戻った。
｢はぇ強いんだ…｣
｢神雷ゼルセンダ！｣
空が暗くなり1番の雷が落ちてきた。
｢きゃぁ！｣
レピアに直撃しレピアは焦げた。
｢進撃の雷鳴ゲルスゼ！｣
レピアは魂だけが残り体は粉砕した。
｢へ、｣
｢勝者マガルス様！｣
｢うぉぉぉぉ！｣
マガルスは雷の石、サンダーストーンと融合して終焉-時-雷の神となったのだ。
｢神蘇生ゴットリルファ｣
マガルスは冷静にレピアの魂に向かって唱えた。

数分後
｢はぁ～負けちゃった…｣
｢君強いね｣
レピアは服のホコリをはらいながら言った。
｢約束通り結婚しなきゃか…｣
｢別にしたくなきゃいいぞ｣
マガルスは両手を横腹に当てながら言った。
｢別に…私の個人的興味もあるし｣
｢…｣
｢結婚しよ？それがルールだし｣
｢別に嫌じゃないしさ｣
レピアはペラペラ喋る。
｢あぁわかった｣
｢うぉぉぉお！｣
観客席にいた天使がマガルス、レピアに歓声を浴びさせる。
｢じゃ、行こ？｣
レピアはマガルスの右手に抱きついて言った。
｢どこへ？｣
｢結婚するんだから教会でしょ？｣
｢あ…｣

-神界教会-
｢神マガルス、あなたはここにいる神レピアを健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？｣
｢はい｣
マガルスは落ち着いていた。だが…。
｢神レピア、あなたはここにいる神マガルスを健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、夫として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？｣
｢ち、誓います！｣
レピアは緊張気味だった。そりゃそうだ結婚するのだから。
｢では…誓のキスを…｣
神父がその言葉を発したその時。
(あ、キスをするの忘れてた…)
マガルスは心の中で思った。
(き、キス…大丈夫深呼吸すれば…)
レピアが思った。
『チュッ』
｢！？｣
マガルスは唇はレピアの唇に着いた。キスした時の音以外何もならなかった。
｢よろしくなレピア｣
｢う、うん…｣

-神聖ハナノミヤ-
｢それにしてもマガルスが結婚とは…｣
フレンアリアが言った。
｢あはは｣
｢神って以外と多いんだな｣
｢そうだよ確か1000もこえてるよ？｣
｢おおいな｣
マガルスは椅子をたち歩き始めた。
｢俺は地上に戻るな｣
｢なら私達も行くぞレピア｣
｢はーい｣

-第7異世界-
~レビンズロット山脈南部~
<リルグネ領>
｢なぁ、レピアここはどこだ？｣
｢リルグネって言う貴族の領地だよ｣
｢ふぅ～ん貴族か｣
マガルスはレピア、フレンアリアとともに歩きながら言った。
｢貴様らー！｣
(やっぱ兵士来るよな)
｢ここはリルグネの領地許可なく侵入したら死罪だぞ！｣
兵士が警戒しながら言った。
｢一時睡スリア、｣
レピアがマガルス、フレンアリアにも聞こえないほどの音量で発した。
｢あれ？睡眠魔法使えんの？｣
｢記憶の神になれば君もなれるよ｣
｢おぉ！じゃ目指そ！｣