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異世界転生したら世界最強になった 神-II

第五話 ギセンス

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「レグソン様、予定は完了しました」
「あぁ、」
「ようやく第5位になれる」

-神聖リセイドルク-
「え?第6位が第5位に?」
「うん、序列第6位のレグソン・アーヴェルソンが神天総決闘じんてんそうけっとうを序列第5位のゲルガヌとやるらしい」
フレンアリアが豆知識的に言った。
「てかお前第5位とかに様付けなくていいのか?」
マガルスは心配そうに言った。
「あー…私序列第3位なの」
「え、」
マガルスまさとはフレンアリアが序列第3位ということを知り静止した。
「え?マガルス知らなかったの?」
レピアはマガルスに当然知ってるよね?という感じで言った。
「じゃ、じゃあなんであの時第9異世界にいたんだだ?」
「あーそれはちょうど第9位が不在だったから第1位に命令されてね」
フレンアリアはため息を吐きながら言った。
「フレンアリアが第3位とか俺勝てる気しねぇ…」
「かもね」
マガルスはフレンアリアと戦ってみたいと思っていたが戦意をなくした。
「ん?」
マガルスは空が一瞬光ったのを見逃さなかった。
『ゴォォォォ』
空から騒音がなる。
「あれは!」
「序列第4位ギセンス・ロドズア!」
「第4位?フレンアリアなら勝てるじゃん」
マガルスは余裕そうに言った。
「いいや、あいつはカゲノミヤの子、序列では私より下でも実力は上だ」
「はぁ!?」
マガルスはフレンアリアより強いことを知り焦る。
「しねぇ!」
ギセンスはレピア、フレンアリアに勢いよく接近する。目的は多分神力だ。
「させるか!」
神雷セルセンダ!」
『バァァン!』
マガルスはギセンス目指して放った。
「なんだぁ?このギセンス様に歯向かうものがいるのかァ?」
ギセンスは目を赤めながら睨む。
「その勲章第8位かぁ」
「第8位ごときがこの第4位に歯向かうんじゃねぇ!」
ギセンスはマガルスに怒鳴る。
「それなら私は第3位だ矛盾しているぞ」
フレンアリアはギセンスを睨みながら言った。
「はぁ?お前は第3位だとしても俺より弱いお前に命令される筋合いはない!」
『ゴォン!』
マガルスは話途中に地面を蹴りギセンスに接近する。
雷撃アルズエイト!」
「うっ!」
マガルスはギセンスに雷撃アルズエイトを放とうとしたがギセンスはマガルスの腹に強力な蹴りを入れた。
『ボォォォン!』
マガルスは勢いよく吹っ飛ぶ。
「マガルス!」
「なんだぁ?弱めに蹴ったのになぁそれでも始祖の神かぁ?」
「うっ…」
マガルスは全13の魂のうち3つの魂が今の攻撃で消失し残り10の魂しか残っていない。
「う…!」
マガルスは右目が無意識に開きまた赤い瞳が映る。
神の邪眼ゴットアイ!」
右目から赤い光が出てきてギセンスに一直線で向かう。
『ビュン!!』
「ガハッ!」
ギセンスはマガルスの攻撃により魂が6つ消失し残りの魂は1つだけ。
「な、なんだぁ!?」
「!?…」
「はぁ…なるほどなぁ…マガルス君が新しいなのかぁ…」
ギセンスは負けを認めたかのように言った。
「そりゃ負けるのも当然だなぁ…君の力は1くらいの力があるだろうなぁ…」
「くそがァ!」
ギセンスは最後にそれを言い残してマガルスに神力を取られた。
『神マガルスを終焉-火-水-木-光-闇-時-雷の神と呼称する』
「?」
マガルスはギセンスを食べたことに乗り火、水、木を手に入れさらに強くなった。
「あと何回神と戦えばいいんだよ…」
マガルスは疲れ気味に言った。
「それにしてもありがとうねマガルス」
「だね本当に」
フレンアリア、レピアはマガルスに敬意を表した。
「あぁ」
【神マガルスを序列第8位から序列第4位に昇格させる】
謎の声がマガルスに囁く。
『パァァァ』
「マガルス!」
「!?」
第8位の勲章が消え第4位の勲章が着く。
「その勲章第4位!!」
「昇格したんだ!」
フレンアリア、レピアは自分の事かのように喜んだ。
「この短期間で始祖の神になってさらに序列第4位まで登り詰めるなんてすごい!」
「そうか?」
「そうだよ!」
「よしならば序列第1位、神王になるまで頑張るかぁ!」
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