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異世界転生したら世界最強になった 神-II
第六話 武田の野望
しおりを挟む「そういえばフレンアリア美咲達はどうした?」
「第9異世界に私の別荘があるからそこにいるよ」
「へぇ、お前別荘持ってるんだなぁ」
マガルスは羨ましそうに言った。
「何言ってるのマガルスも持ってるよ」
「え!?」
マガルスは嬉しそうになった。
「確か第4位だから」
「800以上の別荘と7つの宮殿があるよ」
「おぉぉぉー!」
-神聖フィーシット宮殿-
「これが…俺の?」
マガルスはフィーシット宮殿の凄さに言葉を失う。
フィーシット宮殿は世田谷区程の大きさがある。
『ガチャ』
高そうな扉が開く。
「この扉いくらしたんだ?」
マガルスはフレンアリアに尋ねる。
「確かー1,000万ログナロクだったかな、」
1ログナロクは1円と同価値。
「え、」
「…本当に俺の宮殿か…、?」
マガルスはその高さに不安覚えた。
「ま、いこ」
「お、おう」
マガルス達はソファなど、くつろぐ場所のアリネックの間に向かっていた。
『ピンポーン』
豪華な音が鳴る。
「私が行ってくるよ」
レピアはそう言い入口に向かった。
「はーい」
『ガチャ』
「すみません!今回神マガルス様の従者になりました」
「ララ・リビット・アルテーニャと」
「リリ・ログスト・ノルステアです!」
ララとリリは焦りながら言ったが目の前にはレピアだけの姿。
「あ…、」
「ど、どうぞ入って…アリネックの間にいるから」
「はい」
レピア達は気まずい空気だった。
「マガルス~自称従者の神が来たわよ~」
「自称じゃありません!」
リリは素早くツッコミをする。
「確かララさんと、リリさん」
「あーよろしく」
「いやそれだけかよ」
フレンアリアはソファに座りながら言った。
「フレンアリア様!?序列第3位の!?」
「そういえばフレンアリアお前には従者いないのか?」
マガルスはフレンアリアに尋ねる。
「あー私は全て断ってるんだよね」
「そうなのか?」
「それに比べて君は今や神聖アリフォード学園では1番人気の神になるとはね」
神聖アリフォード学園は神界にある7つの学園のうちの一つでそれはそれはもう優秀。
「じゃいこー」
「いや何処へ?」
「え?神聖アリフォード学園」
-神聖アリフォード学園-
「あれって!」
「マガルス様!?」
生徒達はマガルスを見て驚く。
「なんかん何見られてる気が…」
『ドガァァン!』
「キャァァァ!」
前方の方から悲鳴と爆発音が聞こえる。
「なんだ!?」
「おい将人…いや今は違うか」
聞き覚えのある声だった。
「その声」
「神マガルス」
「武田!」
武田は転生前の学校でリア充撲滅委員会日本支部長の地位を持っていた。別にいらないと思うが。
「俺はリア充撲滅委員会委員長、神タゲルダ・ゴズリアス」
マガルスは武田が神になってたことを知り固まった。だが委員長に昇進してることには驚かなかった。
「お前を撲滅する…」
タゲルダはそう言い指を指してくる。
「やれ!」
『トゴォォン!』
『ヒュュュ』
左右爆発しリア充撲滅委員会の幹部2人が突進してくる。
「おっと、」
「タゲルダ様の命令、お前殺す!」
幹部はそう言い睨んでくる。そしてまた突進する。
「雷の矢!」
雷の矢は幹部2人に刺さりそいつらは消失した。
「武田…お前はここを戦場にするきか?」
「はぁ?お前が死んでくれるなら戦場になんねぇよ」
タゲルダはマガルスを指さし言ってくる。
「雷撃!」
上空数千m上から1本の雷が落ちてくる。
『バァァンン!』
雷はタゲルダに当たり消滅した。
「さらばだ…武田…」
(くそ…)
「マガルス様大丈夫ですか!」
学生達は戦い終わったマガルスに駆け寄った。
「あぁ…大丈夫だ…」
「今すぐ回復魔法を…」
「いや、大丈夫だよ神蘇生全域」
学園全体が神蘇生に包まれた。
「あ、ありがとうございます!」
生徒達はマガルスにお礼を言った。
「じゃ俺はそろそろ行くな」
「え!もう行ってしまうのですか!?」
「あーまだ色々あるからね」
マガルスは全体を見渡して言った。
「それじゃしょうがないですね」
「じゃあ!また来てください!」
「お、おう」
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