鉱山で裏切られ死んでしまった俺は新たに最強の魔術師として生まれ変わりました

天々

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第三章 魔道合宿

第二十四話 合宿四日目③ 第肆位アンゲルド

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四天王第肆位アンゲルド・セルバティアン。魔界暦14860年、東リヴィアに名家ビラティエス家の長男として生まれたアンゲルド・ビラティエス。魔界暦14878年に魔王軍に入隊、5年で魔王軍少佐へ、その2年後14885年に少将に昇格し魔貴族から魔将に昇格。そして魔界暦14891年その時の四天王第肆位を倒し四天王第肆位に昇格しセルバティアンの称号を得て現在に至る。

現在の魔界暦は15293年。



「ここだよ~四天王第肆位アンゲルド君?」

「貴様…」

ゴンバレオット魔法団の紋章がある。

「私はゴンバレオット魔法団第236代目団長!リリ・バーロスティク!」

リリは一瞬にしてリアクの後ろに立った。

「いつの間に、」

「さぁ、君を殺すよ?神聖魔法。雷の神。疾風迅雷バリオント

青空に一瞬に雲が無数の雷鳴が聞こえる。

「さぁ、死ぬんだアンゲルド君」

ものすごく早い風がアンゲルドの体を切り刻む。そしてアンゲルドの周りの空気が雷に変わりアンゲルドの体を焼く。

「がはっ、!」

アンゲルドの体から血が溢れ出る、両手両足が破裂した。頭だけが残っている。

「ふざけるなァ、」

口から血を出している。

「あがぁ…は、…」



「アンゲルド…もういいよ。仇はとってくれたよ」

「ダメだ姉さん…母上、父上さえも人間に殺された、、」

「いいよもう…これでいい。貴方は四天王の1人にもなったんだから」

笑顔を見せる。

「そうか…俺はもう十分戦ったのか…」

アンゲルドの目から涙が垂れる。



「俺はしのう…」

アンゲルドが消えたことにより爆発が起きた。

「よし倒したよ、シャイゴス」

「あーあ、アンゲルド、殺られちゃったか…」

第参位ヒテライトが言った。

「アンゲルドは強いと思ったがな、見間違いか…」

「いいやあいつは強いだけど四天王の中では1番弱い最初に死ぬとしたらアンゲルドだろ」

第弐位へガルヴィンソンが言った。こいつが会議にいるのは珍しい。

「魔王様、四天王第肆位アンゲルド・セルバティアンが死亡しました」

「あぁ、四天王第肆位が空席になった、あいつほどの実力があるものはそう居ない、どうしようかだな」

 レヴァーナは魔将リストを見た。

「魔王様、適当な魔将に魔王石4つほど食わせれば第肆位には匹敵するのでは?」

「魔王石には適正、不適正がある。適正のものは早々いない」

「なら四天王第肆位の席はずっと開けっぱで?」

第壱位、サイガンティ・インフォレクトが言った。どの四天王も前より強くなっている。

「それも考えとくか、だができるだけ埋めときたいな。話は以上だ」

レヴァーナは姿を消した。

「こりゃ魔王様、三大魔獣か上位魔獣の封印解除するなぁ」

サイガンティは椅子をたちながら言った。そして「じゃ、俺は」と言って姿を消した。

その後リアクはアトラス王国首都城にて、

「リアク・ガルディア、君にはアトラス王国の国民を守ったとしてアトラス名誉勲章を授与する」

アトラス王国の皇帝、サンドアレスが紙を読んだ。そして金色の勲章が持ち運ばれてきた。



その後リアクはシュゲルテ魔導学院に戻った。

「リアク!」

「リエ、」

「この3日間どこ行ってたの?」

リエは心配そうに言った。

「あー、さ、散歩?」

「そんな長い散歩あるわけないでしょ、本当のこと言って」

「森で野宿してたんだよ…」

リエはため息を吐いた。

「そうなら言ってよね」

そしてリアクとリエは学院の校門に行った。

「よし!合宿も終わりだ!じゃあグランフラントに帰るぞ!」
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