鉱山で裏切られ死んでしまった俺は新たに最強の魔術師として生まれ変わりました

天々

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第四章 公爵の野望

第二十八話 レグゼータ

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対人大型砲。直径12.5cmの砲弾。中には準5級爆破魔法の結晶が詰められており目標物に当たった瞬間に魔法が発動し爆発する。略称は大砲。

「ん?なんだあれは」

帝国陸軍の兵士が遠くを見た瞬間─「ドン!」と音がなり、それと同時に爆発音がした。

「何があった!」

サロディアスは音のした方を見た。そこには数十人の兵士の死体があった。

「!?」

「ちっ、全員!突入!邸に爆弾をしかけたのち私がベルリアルを殺しに行く!」

兵士達はそれを聞きいっせいに突入する。

「第29中隊は左から第30中隊は右から第31中隊は真ん中から突入!第32中隊は私と残れ!」

「はっ!」

〔ベルリアル…よくも私の部下をやってくれたな。その代償は死で償え〕

帝国陸軍の兵士達は煙がたっている城のような邸に続々と入っていく。

「第29中隊、爆弾設置完了!」

「第30中隊!第31中隊爆弾設置完了!」

続々と設置が完了していく。

「ベルリアルさまこのままじゃ…」

「あいつを起動させろ」

「し、しかし…まだ調整もままならず起動実験もしておりません…」

補佐官は恐れ恐れ言う。

「私がやれと言っているのだ」

「はい…」



「全職員に告ぐ、即時地下より離れろ。繰り返す、即時地下より離れろ。レグゼータを起動する」

「レグゼータを…」

警備隊員達は騒々しくなった。

レグゼータ。ベルリアルが30億Oオルド(87億9000万円)を費やして作った魔法兵器第1級から第18級までの魔法を搭載した人型魔術兵器である。その威力は国を滅ぼすとも言われている。

地下からは「ゴゴゴ…」と言う音が鳴り響く。



「ベルリアルがようやくレグゼータを起動させたようだ」

黒い部屋にほんの少し明るい紫色のライト。バクティアル財閥の幹部達がいる役員会だ。

バクティアル財閥とはゴンバレオット大陸四大財閥の一つであり大陸の20%の企業をバクティアル財閥が経営している。

「これでノルノニア帝国陸軍の第8大隊を壊滅できるな」

バクティアル財閥、第7支部会長ケルジャス・ベゼントル。20%のうち2%を保有している。

「だが帝国軍にバレたらバクティアル財閥は解体されるかもな」

第2支部会長エスロ・ゲーテ。ケルジャスと同じく2%を保有している。また個人で極秘に戦艦を建造している。

「帝国軍だけでできるか?ここを舐めてもらっちゃ困る」

「ノルノニア帝国軍だけじゃ無理だと思うが、ペルドティア帝国海軍にもバレたら港町の企業は全て戦艦の餌食えじきになるな」

第10支部会長ペント・レイス。ケルジャスと同じく2%を保有している。また、キンレニア王国の貴族でもある。

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