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最終章 決戦、最終戦争 後編
第八話 審判の書
しおりを挟む『俺は俺を正さなきゃいけない。そしてお前を殺さなければならない。これが…俺の使命だ…!』
リアクの右ストレートがキルトスに直撃した。
『ぐっぁ…!だとし…ても私は歴史をやり直す…!』
次はとこだ…?
『ここは紀元前9317年。まだ始祖魔術師が生きている時代だ』
キルトスは指を指す。
「我々に何か用あるか?」
『っ、!?』
『始祖魔術師は我々も見れる魔法を持つ…故に、未来の異物を排除するだろう』
キルトスがそう言った瞬間リアクは攻撃を避けた。
「ほほぉ…避ける。それほど強いの─」
『光…!』
「魔術…!?」
始祖魔術師達は自分の目を腕で覆う。
「好戦的なやつは嫌わないぞ。しかしだるいな」
…!?こいつはドレイン・フォニアス…闇魔法の開発者…初代魔王…!?
リアクとドレインは拳を交わす。
「へぇ…私に耐えるの…英雄かそこらか。でもね、魔術は術式に勝てないんだよ使命天源神術式。凱王聖術、消」
ものすごい熱風に、リアクは吹き飛ばされた。
『あっつ…!』
「君が今まで魔術とか簡単に習得していたとしても…術式は無理だよ。今後共通して世界には術式を使える存在は9人までしか入れない。至高の存在なんだよ。お前みたいな雑魚はなれやしない」
ドレインが手を振るとそれと連動して、リアクの腕がずり落ちる。
『がっ…なんだ…これ』
「術式出できた傷は術式でしか直せない。どーんまい」
「流石にやりすぎた、ドレイン。絶対治癒術式、治癒神聖術。憩癒」
リアクの腕が治っていく。
「おいイースト。邪魔すんじゃねぇ。こいつは俺の獲物だ」
「未来からの使者を我々が汚す訳には行かない。返すべきだ」
「ちっならあの小僧はお前にやる。俺は奥の老人をやる」
ドレインがキルトスに迫る。
『全く。どの時代でも人間は愚かだ…星団彗星術式…王鳳』
「なっ!?」
「術式…!?」
ドレインは回避に間に合わず、四肢の魔力を吸い取られ謎の槍二本によって串刺しにされ封印された。
『あくまで一時的なものだ』
「貴様も術師か…それに星団彗星術式。厄介だな。最古の術式…」
『暦が進んでいる時は私も歩みを続ける』
「ちっ…だりぃ…」
「今楽しそうと思っちゃった。だから来たよー」
その声を聞いた全員が声の方向を見る。
「だれだ…」
「エザルティ。世界最強の幻影彗星術式を使うものだ。まぁ1回落ち着けよ封」
術式保有者の頭に赤い魔法陣が現れ術式が停止された。
「き、貴様…!?なにを…」
「術式を使えなくしただけだ。それ以上のこともそれ以下の事もしていない。さ、未来の方々は未来に帰りな…」
そういいエザルティは指を鳴らす。
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