鉱山で裏切られ死んでしまった俺は新たに最強の魔術師として生まれ変わりました

天々

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新・第一章 月ノ氷結花編

第十二話 再開と衝撃

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俺はすぐにわかった。だって半世紀の仲なのだから。フィラルス・アンゲベージ。またの名をレア・フィリット。

「…フィラルスか…?」

震えた声を力強く押し出す。

「あぁ。久しいねリアク。それと今の僕はレアルリーゼだし、前はレアだし。何もかも違うよ」

笑いながらレアルリーゼはそう言う。

「レアルリーゼ…略してレアでいいじゃねえか…」

リアクの目には涙が浮かんでいた。

「リアク。君に協力させてくれ。前世では君の敵として出る運命を辿らされた。今世は自由にさせてくれ」

「あぁ。じゃあデューラハルとガルベルク。そしてレア。この4人で…キルトスを倒そう」

「なら他大陸にも言って戦力を集めた方がいいんじゃない?旧世界の時から最強と言われていた人とか。最近噂になっている七王とか」

レアルリーゼはキルトス戦に心配をしているようだ。それほどキルトスは強いのだ。

そして七王。7人の最強の王のことである。英雄王、奸雄王、深紅王、殺戮王、雷鳴王、龍帝王、冥府王。ちなみに英雄王とはリアクのことでは無い。1000年前の英雄王エザルティ・ヴェンシストを指す。強さで言ったら圧倒的にエザルティの方が強く、七王全員が英雄王はエザルティと認めているためである。つまり七王の英雄王はエザルティ、民衆の英雄王はリアク。2人の英雄王がいるのである。

「うーん。確かにそうだな。七王のところに行くのもありだな。ただ接点がないから希望は無い。それならヴェイナに会いに行こう。あいつも戦力にはなる」

15代目魔王ヴェイナ・ルーペ。リアクより魔王位を継承したリアク時代の四天王一位である。魔王位を継承したことによる力の増強でリアクに匹敵する強さを誇る。

「魔王は決定として、僕は龍帝王ヴァスドゥラ陛下と接点がある。交渉はしてみるね」

「レアが龍帝王と?何繋がりだ?」

「実は弟子入りしていてね。ヴァスドゥラ陛下は師匠様なのさ。龍王レアルリーゼって聞いたことない?」

「お前だったのか…にしても龍王って名乗っていいのか?」

「ヴァスドゥラ陛下が与えてくれたんだよ。こう見えて僕、意外と強いんだよ」

龍帝王ヴァスドゥラ。七王の一人で、「帰らずの死龍」の異名を持つ。それは戦いを挑んで帰ったものは誰一人としていないのであるからだ。そして龍帝王の弟子は龍ノ子と呼ばれ、その中で特に強く才能を見出され、認められたものに限り『龍王』、『龍将』、『龍騎』と名乗ることを許される。『龍将』と名乗ることが許されるの者は『龍騎』より優れたもので、『龍王』と名乗ることが許されるのは『龍将』より優れたものである。

「龍王…っ!?!?」

デューラハルの顔は驚愕していた。

「そ、それは頼もしいな…」

「よろしくねー」

「ん?オーデルハウツ。お前は龍神だけど何か関係があるのか?」

龍神オーデルハウツ。リアクの弟子の中で一番最強と言っても過言では無い実力を誇る。

「あーまぁありますね…なんせ龍帝王ヴァスドゥラは俺の子孫なのですから…」

「えあ?」

その衝撃発言に、全員が驚く。

「えええええ!!!!????」
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