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降臨
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「あぁもう、泥だらけじゃないですか、顔にもいっぱい付いてるからちょっと目を瞑って下さい。」
「んー、とれたぁ?」
リーフが泥だらけになって帰ってきたグランの服を叩いて顔に付いた泥をとっている。
「キュアに支援術をかけてもらう前にルナから伝えてと言われたことを伝えますね。」
「ルナから?なに?」
ルナからと聞くとグランは真っ直ぐリーフを見つめ耳を研ぎ澄ます。
それを見て、私からよりやっぱりルナが直接言えばよかったのにと思うリーフ。
「今回の神木の件で、神木の元で眠っていた浮遊霊がでてくるだろうって話なのですが。」
「うん。」
「その浮遊霊となった女の子は生前、お母さんを早くに亡くして、父親から日常的に虐待を受けていて、最後には首を切られて殺されちゃったのです。」
「あらー。」
「お母さんが生きている時に編んでくれたマフラーをお父さんが取り上げて捨てたのが許せなくて、初めて反抗したのが原因だそうです。」
「そうなんだ。」
「死んだ後もマフラーを探していて、その時に神木と出会い、その神木の元で安らかに眠ることを選んだの、とても可哀想な子なのです。
だから霊術と聖書どちらで対応したらいいかわかりますよね?」
「霊術!」
「なんでよぉ!霊術は悪霊を消滅させる為でしょう!悪さをしない霊や浮遊霊には安らかに成仏させてあげられる聖書でしょ!ルナから聖書で成仏させてあげてってゆうお願いなんですよ?」
「いやよ、聖書詠むのなんて長いしやたら霊力使うし全身痛くなるし!霊術は痛いかもだけど一瞬じゃない!ルナだってわかってくれるはず。」
「それはこっちの都合でしょ!
あぁんやっぱルナ、私には無理ですよぉぉ!」
その時であった
「?!?!リーフ、この感覚はなに?!」
「一つの場所、ピンポイントで神木の力が消えた………」
「消えた?弱まったじゃなくて?!」
「うげっなによこの感覚、気持ち悪いわねぇ。」
「すいません、うっすらとはまだ感じるんで消えてはないようです。
けどその神木の力が本来ならば尋常じゃないほど強かったみたいで、それに比べれば今の状態は消えたといってもおかしくないくらいに弱いです。
更に弱くなっていっています。」
切羽詰まった二人を気にもせずグランは土をこねて土偶らしきものを造って遊んでいる。
「件の神木はグランにまかせるとして、他の神木に影響がないか調査する為、とりあえず私は人間界に向かってみます。」
「今回は人間界に降りるのはグランだけじゃないの?霊力の強い聖霊が同じ場所に降りたらまたバランスが崩れる可能性が……」
「そうなんですがこの違和感、この子1人を行かせられません。人間界に影響の出ないようにグランとは接触しないように気を付けるか、霊力を抑えて会います。
グランは今回の件の神木の所へ、私はその影響を調べる為そこから離れた別の神木の所へ降りるので、細心の注意を払いますが大丈夫なはずです。」
「ならリーフ、あなたにも支援霊術を!」
「大丈夫です、その代わりできるだけの霊力を使ってグランにかけてあげてください!」
「わかったわ、グランこっちにきなさい。」
「後2体造ったら………」
「早く!」
グランが立ち上がった足元にはピクトグラムのような土偶が5体並んでいた。若干動いている。
キュアがグランに支援術を唱えると平行してリーフは人間界に降りるための霊術を唱え、通じる門を作った。
「なっなにこれ………」
通常なら丸く2mくらい開く門が、歪な形でうねりながら通常の3分の1もない大きさにしかならない。
「これじゃあ聖霊達の中でも小柄な私とグランしか入れません、ルナはこれをわかっていたからグランに?」
そうこうするうちに門がどんどん小さくなる。
「ルナや他の聖霊達に連絡している暇はありません、行きますよグラン。」
「えっ?もう行くの?!せっかく造った土ぐっ」
リーフはグランの腕を掴んで門の中へと飛び込んだ
グランをルナが予言として伝えた神木のある地域へ、リーフは人間界に悪影響がでないよう出きるだけグランから離れた神木から調査するよう下界へ降臨した。
「んー、とれたぁ?」
リーフが泥だらけになって帰ってきたグランの服を叩いて顔に付いた泥をとっている。
「キュアに支援術をかけてもらう前にルナから伝えてと言われたことを伝えますね。」
「ルナから?なに?」
ルナからと聞くとグランは真っ直ぐリーフを見つめ耳を研ぎ澄ます。
それを見て、私からよりやっぱりルナが直接言えばよかったのにと思うリーフ。
「今回の神木の件で、神木の元で眠っていた浮遊霊がでてくるだろうって話なのですが。」
「うん。」
「その浮遊霊となった女の子は生前、お母さんを早くに亡くして、父親から日常的に虐待を受けていて、最後には首を切られて殺されちゃったのです。」
「あらー。」
「お母さんが生きている時に編んでくれたマフラーをお父さんが取り上げて捨てたのが許せなくて、初めて反抗したのが原因だそうです。」
「そうなんだ。」
「死んだ後もマフラーを探していて、その時に神木と出会い、その神木の元で安らかに眠ることを選んだの、とても可哀想な子なのです。
だから霊術と聖書どちらで対応したらいいかわかりますよね?」
「霊術!」
「なんでよぉ!霊術は悪霊を消滅させる為でしょう!悪さをしない霊や浮遊霊には安らかに成仏させてあげられる聖書でしょ!ルナから聖書で成仏させてあげてってゆうお願いなんですよ?」
「いやよ、聖書詠むのなんて長いしやたら霊力使うし全身痛くなるし!霊術は痛いかもだけど一瞬じゃない!ルナだってわかってくれるはず。」
「それはこっちの都合でしょ!
あぁんやっぱルナ、私には無理ですよぉぉ!」
その時であった
「?!?!リーフ、この感覚はなに?!」
「一つの場所、ピンポイントで神木の力が消えた………」
「消えた?弱まったじゃなくて?!」
「うげっなによこの感覚、気持ち悪いわねぇ。」
「すいません、うっすらとはまだ感じるんで消えてはないようです。
けどその神木の力が本来ならば尋常じゃないほど強かったみたいで、それに比べれば今の状態は消えたといってもおかしくないくらいに弱いです。
更に弱くなっていっています。」
切羽詰まった二人を気にもせずグランは土をこねて土偶らしきものを造って遊んでいる。
「件の神木はグランにまかせるとして、他の神木に影響がないか調査する為、とりあえず私は人間界に向かってみます。」
「今回は人間界に降りるのはグランだけじゃないの?霊力の強い聖霊が同じ場所に降りたらまたバランスが崩れる可能性が……」
「そうなんですがこの違和感、この子1人を行かせられません。人間界に影響の出ないようにグランとは接触しないように気を付けるか、霊力を抑えて会います。
グランは今回の件の神木の所へ、私はその影響を調べる為そこから離れた別の神木の所へ降りるので、細心の注意を払いますが大丈夫なはずです。」
「ならリーフ、あなたにも支援霊術を!」
「大丈夫です、その代わりできるだけの霊力を使ってグランにかけてあげてください!」
「わかったわ、グランこっちにきなさい。」
「後2体造ったら………」
「早く!」
グランが立ち上がった足元にはピクトグラムのような土偶が5体並んでいた。若干動いている。
キュアがグランに支援術を唱えると平行してリーフは人間界に降りるための霊術を唱え、通じる門を作った。
「なっなにこれ………」
通常なら丸く2mくらい開く門が、歪な形でうねりながら通常の3分の1もない大きさにしかならない。
「これじゃあ聖霊達の中でも小柄な私とグランしか入れません、ルナはこれをわかっていたからグランに?」
そうこうするうちに門がどんどん小さくなる。
「ルナや他の聖霊達に連絡している暇はありません、行きますよグラン。」
「えっ?もう行くの?!せっかく造った土ぐっ」
リーフはグランの腕を掴んで門の中へと飛び込んだ
グランをルナが予言として伝えた神木のある地域へ、リーフは人間界に悪影響がでないよう出きるだけグランから離れた神木から調査するよう下界へ降臨した。
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