鬼の宴

さかばんばすぴす

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鬼の宴

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~●◯●~
「く…と?」

こちらがみたことに気づいたのだろう、全速力で逃げてゆく、

「ちょっ…まて!!!」

全速力で走る、腕が掴まれる、

「まて!!ばか!!ちょっとは考えろ!!」

掴んだのはクルルだった。

「だって1人死んでるんだろ!!速くいかないと被害が…」
「勝手に殺すな!!!」


…え?いきてる??

「生きてるわ…いや、死んでるのか?生命体的には死んでる?いやー、ぎり生きてる。」

さっき落ちた頭が喋ってる…なんで?
え???
鬼に死ぬって概念ないのか??

「本体魂だし、’これ’は人格死ぬけど替えがきくんだわ。」

そ、それはよかった、
鬼の二人は落ちた頭ツンツンしてるのだが、

「いやースピカでよかった。危うく死ぬところだったわ、」

あ、よかった鬼も死ぬのか、

「あー俺が知ってる限りは、あの弓は、」

くるるが混沌を鎮めようと扇を叩いて言う。

「うん、こっちの世界の宝具、日向弓。唯一この世界で人間を殺せる宝具…ん?あれ?」

スピカって…半分人間だよな…?大丈夫??
鬼たちが今までツンツンしてた指を止め、見る。

「いや…結構痛い、けど、鬼の方に肉体を傾けたから大丈夫。それより追いかけて来い。」

「んーーーじゃあくるるは死ぬ危険性あるからこのままで、きのすけは大丈夫っしょ。」

ライの話に了解の意を示してさっきのように首元に手を添える。
セピアの世界に切り替わり、サーモグラフィーのように周りの人々の妖力が見える。

少し遠くに、青黒い炎が見える。

「…!こっちにいる!!」

刹那とライの先導をする。
止まっているその青黒い炎の思惑に導かれながら。

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