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第一章 赤色の追憶
File5流転輪廻{るてんりんね}のその先で、また。
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~❀☆❀~sideきの
湧いてくる狂信者共を蹴散らす。
うん、文字どおり、けってゆく。
ぼくは今、殺さずの誓いを無理やり立てさせられているからだ。
なんやかんや、やはり大量虐殺はいけないらしく、使うことができるのは
麻酔銃とナイフの切れない方と閃光弾ぐらい。
いや、閃光弾は味方も巻き添え食らうし、やんないんだけどね。
最後の一人は、
「あっ!この!取りやがった!最後の一人!!!!」
「助けてやったんだよ、礼を言え。」
ということでくるるの銃弾に倒された。ちぇ、あと少し早く動ければやれたのに…
「終わったってことで、あとは。」
ライがソイツに近づく。
「こんにちは、ここのボスの要さん?」
ニコニコしながら言う、うわ、めっちゃ楽しそう。
ボクの使っていた銃の替えを要の額に押し当てて、ライは、一つ、と声を震わす。
「一つ、数日前に我々の国に海賊が現れ、幹部を誘拐した、それはお前らの仕業だな。」
「…っええ。」
獲物を狩っている時の鷹の目だ。
高貴で、崇高で、プライドとそれに見合う才能を持つその瞳は、
逃すものかと敵を射止める。
「二つ、お前らの後ろに誰がいる?」
『え?』
ボクと要の声が重なる。
「っちょ、知らなかったのかよ…ほら、賊と槍の武器、やけに新しかっただろ。」
くるるが小声で話してくる。そんなのでわかるかよクソ。
「客間が整備されているってことはちょこちょこ位の高い人がくるって所とか、こいつらの目標は刹那奪還なのに俺らも収容されたとことかでこいつら以外の意思が混ざっていることぐらいわかるよね?」
ライも追い打ちをかけてくる。そっちの方が分からない。
「ってことで教えてくれるかな?か、な、め君?」
「あの言い方ウザイな。今度使おう。」
「今後くるるの口から出たら腹より先に鳥肌が立つ。」
くとらへんは爆笑してそう、
そう思っていると、
「っい、いわない、」
急に体を震わせて、彼は言う。
ライは、額の銃で要を押し倒し、次はにこりとも笑わずに畳みかける。
「教えろ。お前の後ろには誰がいる?別の宗教団体?俺らの国の反政府組織?
老いぼれ、落ちこぼれたイフ国以前の貴族?間引いた肥えた商人ども?それか…他の国?」
ライが押し倒したのには意味があるのかもしれない。要の手首に押し当てられた親指は
心拍の増減を測っている。
そういうところ怖いよな、本当に味方でよかった。
「いっ、言わない。」
「へえ、それで、他の国から何を指図された?」
息をのむ声が聞こえる。
どうしてわかったのかというように。目が宙に舞う。
瞬間。
其の目が、一つの場所を見つめる。
「…だめだ、だめだ、だめだ!!!!」
「っは?」
自分から恐怖の対象が変わったことを疑問に思ったライが、目を釘付けにする方を見る。
あれは…スナイパーの特有の反射が、わかる人にしかわからない程度に見える。
「っライ!!スナイパー!」
声しか、出なかった。
知覚してから、神経をたどり、筋肉が動かされるのには0.5秒ほど必要らしい。
そんな時間などなかった、声が出ただけほめてほしいぐらいだ。
スローモーションで銃弾がライの脳みそを狙う。
自然の摂理に従って、空気を斬り、迫る凶器。
刹那、
摂理をぶち壊すように、彗星が通り過ぎた。
ー裏話ー
ライが弱すぎて、こんなんじゃないとねるねるねるねしていたところ、
予約投稿を忘れたバカです、すみません。とりあえず土下座しとく。
一章につきメイン主人公サブ主人公で進んでゆくから、
どうしてもメインが強いとサブが弱くなる。助けなきゃだから。
ああああ…実は強いんですよ、ライさん。
リーチの問題を抜いたら戦闘力は刹那と互角ぐらいですよ…
こいつ、メンタル鬼なので刺されても殴られても突き進むんです…
恐怖すぎだよ、たまに高笑いするのも怖いんだよ(妄想)
ご本人共だとライの方が足速いんだよなあ…
この話では刹那の方が速いです☆彡
湧いてくる狂信者共を蹴散らす。
うん、文字どおり、けってゆく。
ぼくは今、殺さずの誓いを無理やり立てさせられているからだ。
なんやかんや、やはり大量虐殺はいけないらしく、使うことができるのは
麻酔銃とナイフの切れない方と閃光弾ぐらい。
いや、閃光弾は味方も巻き添え食らうし、やんないんだけどね。
最後の一人は、
「あっ!この!取りやがった!最後の一人!!!!」
「助けてやったんだよ、礼を言え。」
ということでくるるの銃弾に倒された。ちぇ、あと少し早く動ければやれたのに…
「終わったってことで、あとは。」
ライがソイツに近づく。
「こんにちは、ここのボスの要さん?」
ニコニコしながら言う、うわ、めっちゃ楽しそう。
ボクの使っていた銃の替えを要の額に押し当てて、ライは、一つ、と声を震わす。
「一つ、数日前に我々の国に海賊が現れ、幹部を誘拐した、それはお前らの仕業だな。」
「…っええ。」
獲物を狩っている時の鷹の目だ。
高貴で、崇高で、プライドとそれに見合う才能を持つその瞳は、
逃すものかと敵を射止める。
「二つ、お前らの後ろに誰がいる?」
『え?』
ボクと要の声が重なる。
「っちょ、知らなかったのかよ…ほら、賊と槍の武器、やけに新しかっただろ。」
くるるが小声で話してくる。そんなのでわかるかよクソ。
「客間が整備されているってことはちょこちょこ位の高い人がくるって所とか、こいつらの目標は刹那奪還なのに俺らも収容されたとことかでこいつら以外の意思が混ざっていることぐらいわかるよね?」
ライも追い打ちをかけてくる。そっちの方が分からない。
「ってことで教えてくれるかな?か、な、め君?」
「あの言い方ウザイな。今度使おう。」
「今後くるるの口から出たら腹より先に鳥肌が立つ。」
くとらへんは爆笑してそう、
そう思っていると、
「っい、いわない、」
急に体を震わせて、彼は言う。
ライは、額の銃で要を押し倒し、次はにこりとも笑わずに畳みかける。
「教えろ。お前の後ろには誰がいる?別の宗教団体?俺らの国の反政府組織?
老いぼれ、落ちこぼれたイフ国以前の貴族?間引いた肥えた商人ども?それか…他の国?」
ライが押し倒したのには意味があるのかもしれない。要の手首に押し当てられた親指は
心拍の増減を測っている。
そういうところ怖いよな、本当に味方でよかった。
「いっ、言わない。」
「へえ、それで、他の国から何を指図された?」
息をのむ声が聞こえる。
どうしてわかったのかというように。目が宙に舞う。
瞬間。
其の目が、一つの場所を見つめる。
「…だめだ、だめだ、だめだ!!!!」
「っは?」
自分から恐怖の対象が変わったことを疑問に思ったライが、目を釘付けにする方を見る。
あれは…スナイパーの特有の反射が、わかる人にしかわからない程度に見える。
「っライ!!スナイパー!」
声しか、出なかった。
知覚してから、神経をたどり、筋肉が動かされるのには0.5秒ほど必要らしい。
そんな時間などなかった、声が出ただけほめてほしいぐらいだ。
スローモーションで銃弾がライの脳みそを狙う。
自然の摂理に従って、空気を斬り、迫る凶器。
刹那、
摂理をぶち壊すように、彗星が通り過ぎた。
ー裏話ー
ライが弱すぎて、こんなんじゃないとねるねるねるねしていたところ、
予約投稿を忘れたバカです、すみません。とりあえず土下座しとく。
一章につきメイン主人公サブ主人公で進んでゆくから、
どうしてもメインが強いとサブが弱くなる。助けなきゃだから。
ああああ…実は強いんですよ、ライさん。
リーチの問題を抜いたら戦闘力は刹那と互角ぐらいですよ…
こいつ、メンタル鬼なので刺されても殴られても突き進むんです…
恐怖すぎだよ、たまに高笑いするのも怖いんだよ(妄想)
ご本人共だとライの方が足速いんだよなあ…
この話では刹那の方が速いです☆彡
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