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第121話 魔道士ソフィア
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青く澄んだ空を、光のような軌跡が走っていく。
ヒカリは空を飛びながら、森の広がる大地を見下ろしていた。いくつもの国を巡り、王のブレスレットに宿る魔力の有無を確認してきたヒカリにとって、この旅もいよいよ終盤に差しかかっていた。
「これで……次が最後だな。イグニス王国」
彼の声は誰に届くでもなく、風に溶けていく。
「ナダルニア以外のブレスレットは、わずかにだけど魔力が残ってた。イグニスのも……同じだといいけどな」
そんな独り言を漏らしながら進んでいたヒカリの耳に、下からかすかな叫び声が届いた。
「……ん?」
森の奥から響く金属音、怒号、呪文詠唱の声。ヒカリはその方向へと視線を向けた。
「戦闘かな? 冒険者だ」
興味を惹かれ、ヒカリはふわりと空から舞い降りるように地面近くまで下りた。木々の合間から見えるのは、数人の冒険者たちが魔物と必死に戦う姿だった。
「おー、本物のパーティーだ。盾役が前に出て……火力が横から攻撃、魔道士が後方で詠唱中……いい感じに連携取れてるな」
彼は木陰から、まるで観戦するかのように戦闘を見守っていた。
「うわ、今の避けたのすごい。あの剣士、バランスいいな……よし、いけ!」
夢中になって見ていたヒカリだったが、ふと気づけば戦場からかなり近い場所まで前に出ていた。
「ちょっと近づきすぎたか……まあ、見えてないし、いっか」
そのとき――。
「ヒカリさん?」
不意に名前を呼ばれたヒカリは、びくりと肩を跳ねさせた。
「え? ソフィア……?」
振り向くと、そこには以前ガルド王国で出会った獣人族の魔道士ソフィアの姿があった。彼女の目だけが、ヒカリをしっかりと捉えていた。
「えっ……どうしてここに?」
「いや、こっちのセリフだよ。偶然通りかかったら、バッチリ戦闘中じゃん」
ソフィアは少し息を切らせながら頷いた。
「はい。森での討伐依頼で……。でも、今は連携も取れてて、戦況は安定してます」
そう言った瞬間――仲間のひとりが声を張り上げた。
「……! やばい! もう一体、索敵に引っかかった!」
パーティーに一気に緊張が走る。
木陰で戦況を見ていたヒカリは、軽く眉をひそめた。
「二体目か……まずいな。一体ならバランス取れてたけど、これは崩れるかも」
「俺がもう一体を引きつける! その間にこっちを倒せ!」
剣士が駆け出す。それに応じてソフィアも魔法を詠唱し始めるが――。
「ソフィア、それじゃ魔力すぐ切れるよ」
「……わかってます。でも、誰かがやられるよりは……!」
ヒカリは小さく息を吐いた。
「……よし、じゃあ、言い訳を用意しておこう。通りすがりの光精霊が、気まぐれで助けてくれたってやつ」
「え? な、なにを……?」
「まぁ見てて。まず、盾役に《シャインシールド》。それから……二体目のブラックベアに《シャインプリズン》!」
冒険者たちの間に突如現れたまばゆい光が、盾役の周囲を覆い、魔物の爪を弾き返す。そして新たに現れたもう一体のブラックベアは、光の牢に閉じ込められ、もがくばかりで動けない。
「な、なんだ……?」
「今の光……魔道士の魔法じゃないぞ!?」
仲間たちは困惑していた。当然だ。ヒカリの姿も声も、彼らには見えないのだから。
ただ一人、ソフィアだけがヒカリの存在を把握していた。
「……ソフィア、手止まってるよ。呆気に取られてるのは分かるけど、今のうちに倒しちゃいな」
「っ、はい! みんな、今です!」
ソフィアの声に反応して、仲間たちが攻撃を再開する。
片方の魔物は盾に阻まれ、もう片方は動きを封じられていた。形勢は一気に逆転し、数分後には両方のブラックベアが倒れていた。
「ふぅ……なんとかなった……」
「全員、無事か!?」
「ソフィア、お前の支援すごかったな!」
「いえ、そんな……」
ソフィアは微笑みながらも、内心ではヒカリの存在に感謝していた。
「さて、じゃあ俺はもう行くよ」
ヒカリはふわりと浮き上がり、空を見上げた。
「ソフィア、さっきの言い訳、忘れないでね」
「……ええ。通りすがりの、気まぐれな光精霊が、ってやつですね」
ヒカリはにやりと笑い、手を振った。
「またどこかで」
そう言って、ヒカリは空へと飛び立ち、まばゆい光の筋を残して姿を消した。
空を見上げながら、ソフィアは小さく呟いた。
「……ありがとう、ヒカリさん」
その声は、風に乗って静かに森に溶けていった。
冒険者の戦いを間近で見た興奮が、まだ胸の奥で弾けていた。
「いやー、やっぱり実戦はいいなあ。あの剣士の踏み込みも、ソフィアの判断も、全部すごかった」
ヒカリは空を滑るように進みながら、さっきの戦闘を何度も頭の中で再生していた。
「精霊って、こんなふうに人間の戦いを楽しんでていいのかね? いや、まぁ……俺だけだよな、こんな性格」
笑いながらつぶやくヒカリは、やがて森の端へと差しかかる。
その瞬間、目の前の風景ががらりと変わった。
木々の緑が途切れ、代わりに岩と砂の灰色が広がっていく。乾いた風が頬を撫で、地面は赤茶けた岩盤に覆われていた。
「おお、これは……」
遠くに見えるのは、巨大な山々。切り立った崖に無数の坑道が口を開けており、煙突のような塔からは細く煙が立ちのぼっていた。
「ついに来たか、鉱山の国、イグニス」
ヒカリは高度を少し下げて、地上の様子を観察する。
そこでは、多くの労働者たちが坑道から鉱石を運び出し、魔道具職人らしき者たちがそれを運搬・精製していた。
「ここが最後の国……王のブレスレットに魔力が残ってるか、確認しないとな」
目的地は明確だった。イグニス王国の王宮、そしてその中にいるドワーフの王が持つブレスレット。
ヒカリは堂々と王宮の入り口を通り抜ける。
「相変わらず、誰にも気づかれないってのは、ちょっと切ないけどな」
火の加護を受けた国の住人たちに、光の精霊は見えない。だからこそ、ヒカリはまるで幽霊のように玉座の間へと進むことができた。
そして、彼の目の前に現れたのは――。
「おお、あれが……」
玉座にどっかりと腰を下ろす、小柄だが威圧感に満ちたドワーフの王。その逞しい右腕には、重厚な金のブレスレットが巻かれていた。炎の意匠が彫り込まれ、白い宝石が中央で輝いている。
「お!今までの中で一番濃い魔力が残ってるな」
ヒカリは目を細めて、そのブレスレットをじっと見つめた。
「ナダルニアだけが魔力ゼロだった。他の国は少しずつ残ってたけど、イグニスのは……かなり濃い」
そのとき、ドワーフの王が周囲の貴族に語りかける声が聞こえた。
「このブレスレットは、我らが王家の誇り。代々受け継がれ、我が国を導いてきた神の遺産じゃ」
貴族の一人がたずねた。
「ですが、近年ではただの装飾品と見る者も多く……」
「バカを言うな。これは“力”だ。未だに我が腕に力をもたらしてくれておる。感じぬ者の目が曇っておるだけじゃ!」
(……まさか、ブレスレットの魔力に気づいてる?ただ力じゃなくて浄化なんだけどな)
ヒカリは少し呆気にとられた表情を見せた。
「この国の王、ただの豪胆なドワーフってわけじゃなさそうだな。感覚が鋭いのかな……ただ歴史の伝わり方が脳筋的になってるなさすがドワーフ」
「確認完了っとやっぱりここでも、ブレスレットは“生きてる”。ナダルニアだけが異常……それが確定したな」
ヒカリはゆっくりと玉座の間を後にする。
「王に直接話せたら、色々と面白そうだったんだけどなぁ。残念」
そして、王宮を出て空へと舞い上がったヒカリは、遥か彼方を見据える。
空に舞う光の精霊は、熱き鉱山の国を背に、新たな空へと飛び立っていった――。
ヒカリは空を飛びながら、森の広がる大地を見下ろしていた。いくつもの国を巡り、王のブレスレットに宿る魔力の有無を確認してきたヒカリにとって、この旅もいよいよ終盤に差しかかっていた。
「これで……次が最後だな。イグニス王国」
彼の声は誰に届くでもなく、風に溶けていく。
「ナダルニア以外のブレスレットは、わずかにだけど魔力が残ってた。イグニスのも……同じだといいけどな」
そんな独り言を漏らしながら進んでいたヒカリの耳に、下からかすかな叫び声が届いた。
「……ん?」
森の奥から響く金属音、怒号、呪文詠唱の声。ヒカリはその方向へと視線を向けた。
「戦闘かな? 冒険者だ」
興味を惹かれ、ヒカリはふわりと空から舞い降りるように地面近くまで下りた。木々の合間から見えるのは、数人の冒険者たちが魔物と必死に戦う姿だった。
「おー、本物のパーティーだ。盾役が前に出て……火力が横から攻撃、魔道士が後方で詠唱中……いい感じに連携取れてるな」
彼は木陰から、まるで観戦するかのように戦闘を見守っていた。
「うわ、今の避けたのすごい。あの剣士、バランスいいな……よし、いけ!」
夢中になって見ていたヒカリだったが、ふと気づけば戦場からかなり近い場所まで前に出ていた。
「ちょっと近づきすぎたか……まあ、見えてないし、いっか」
そのとき――。
「ヒカリさん?」
不意に名前を呼ばれたヒカリは、びくりと肩を跳ねさせた。
「え? ソフィア……?」
振り向くと、そこには以前ガルド王国で出会った獣人族の魔道士ソフィアの姿があった。彼女の目だけが、ヒカリをしっかりと捉えていた。
「えっ……どうしてここに?」
「いや、こっちのセリフだよ。偶然通りかかったら、バッチリ戦闘中じゃん」
ソフィアは少し息を切らせながら頷いた。
「はい。森での討伐依頼で……。でも、今は連携も取れてて、戦況は安定してます」
そう言った瞬間――仲間のひとりが声を張り上げた。
「……! やばい! もう一体、索敵に引っかかった!」
パーティーに一気に緊張が走る。
木陰で戦況を見ていたヒカリは、軽く眉をひそめた。
「二体目か……まずいな。一体ならバランス取れてたけど、これは崩れるかも」
「俺がもう一体を引きつける! その間にこっちを倒せ!」
剣士が駆け出す。それに応じてソフィアも魔法を詠唱し始めるが――。
「ソフィア、それじゃ魔力すぐ切れるよ」
「……わかってます。でも、誰かがやられるよりは……!」
ヒカリは小さく息を吐いた。
「……よし、じゃあ、言い訳を用意しておこう。通りすがりの光精霊が、気まぐれで助けてくれたってやつ」
「え? な、なにを……?」
「まぁ見てて。まず、盾役に《シャインシールド》。それから……二体目のブラックベアに《シャインプリズン》!」
冒険者たちの間に突如現れたまばゆい光が、盾役の周囲を覆い、魔物の爪を弾き返す。そして新たに現れたもう一体のブラックベアは、光の牢に閉じ込められ、もがくばかりで動けない。
「な、なんだ……?」
「今の光……魔道士の魔法じゃないぞ!?」
仲間たちは困惑していた。当然だ。ヒカリの姿も声も、彼らには見えないのだから。
ただ一人、ソフィアだけがヒカリの存在を把握していた。
「……ソフィア、手止まってるよ。呆気に取られてるのは分かるけど、今のうちに倒しちゃいな」
「っ、はい! みんな、今です!」
ソフィアの声に反応して、仲間たちが攻撃を再開する。
片方の魔物は盾に阻まれ、もう片方は動きを封じられていた。形勢は一気に逆転し、数分後には両方のブラックベアが倒れていた。
「ふぅ……なんとかなった……」
「全員、無事か!?」
「ソフィア、お前の支援すごかったな!」
「いえ、そんな……」
ソフィアは微笑みながらも、内心ではヒカリの存在に感謝していた。
「さて、じゃあ俺はもう行くよ」
ヒカリはふわりと浮き上がり、空を見上げた。
「ソフィア、さっきの言い訳、忘れないでね」
「……ええ。通りすがりの、気まぐれな光精霊が、ってやつですね」
ヒカリはにやりと笑い、手を振った。
「またどこかで」
そう言って、ヒカリは空へと飛び立ち、まばゆい光の筋を残して姿を消した。
空を見上げながら、ソフィアは小さく呟いた。
「……ありがとう、ヒカリさん」
その声は、風に乗って静かに森に溶けていった。
冒険者の戦いを間近で見た興奮が、まだ胸の奥で弾けていた。
「いやー、やっぱり実戦はいいなあ。あの剣士の踏み込みも、ソフィアの判断も、全部すごかった」
ヒカリは空を滑るように進みながら、さっきの戦闘を何度も頭の中で再生していた。
「精霊って、こんなふうに人間の戦いを楽しんでていいのかね? いや、まぁ……俺だけだよな、こんな性格」
笑いながらつぶやくヒカリは、やがて森の端へと差しかかる。
その瞬間、目の前の風景ががらりと変わった。
木々の緑が途切れ、代わりに岩と砂の灰色が広がっていく。乾いた風が頬を撫で、地面は赤茶けた岩盤に覆われていた。
「おお、これは……」
遠くに見えるのは、巨大な山々。切り立った崖に無数の坑道が口を開けており、煙突のような塔からは細く煙が立ちのぼっていた。
「ついに来たか、鉱山の国、イグニス」
ヒカリは高度を少し下げて、地上の様子を観察する。
そこでは、多くの労働者たちが坑道から鉱石を運び出し、魔道具職人らしき者たちがそれを運搬・精製していた。
「ここが最後の国……王のブレスレットに魔力が残ってるか、確認しないとな」
目的地は明確だった。イグニス王国の王宮、そしてその中にいるドワーフの王が持つブレスレット。
ヒカリは堂々と王宮の入り口を通り抜ける。
「相変わらず、誰にも気づかれないってのは、ちょっと切ないけどな」
火の加護を受けた国の住人たちに、光の精霊は見えない。だからこそ、ヒカリはまるで幽霊のように玉座の間へと進むことができた。
そして、彼の目の前に現れたのは――。
「おお、あれが……」
玉座にどっかりと腰を下ろす、小柄だが威圧感に満ちたドワーフの王。その逞しい右腕には、重厚な金のブレスレットが巻かれていた。炎の意匠が彫り込まれ、白い宝石が中央で輝いている。
「お!今までの中で一番濃い魔力が残ってるな」
ヒカリは目を細めて、そのブレスレットをじっと見つめた。
「ナダルニアだけが魔力ゼロだった。他の国は少しずつ残ってたけど、イグニスのは……かなり濃い」
そのとき、ドワーフの王が周囲の貴族に語りかける声が聞こえた。
「このブレスレットは、我らが王家の誇り。代々受け継がれ、我が国を導いてきた神の遺産じゃ」
貴族の一人がたずねた。
「ですが、近年ではただの装飾品と見る者も多く……」
「バカを言うな。これは“力”だ。未だに我が腕に力をもたらしてくれておる。感じぬ者の目が曇っておるだけじゃ!」
(……まさか、ブレスレットの魔力に気づいてる?ただ力じゃなくて浄化なんだけどな)
ヒカリは少し呆気にとられた表情を見せた。
「この国の王、ただの豪胆なドワーフってわけじゃなさそうだな。感覚が鋭いのかな……ただ歴史の伝わり方が脳筋的になってるなさすがドワーフ」
「確認完了っとやっぱりここでも、ブレスレットは“生きてる”。ナダルニアだけが異常……それが確定したな」
ヒカリはゆっくりと玉座の間を後にする。
「王に直接話せたら、色々と面白そうだったんだけどなぁ。残念」
そして、王宮を出て空へと舞い上がったヒカリは、遥か彼方を見据える。
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