13 / 277
シャーロットのやらかしリスト
書籍3巻《やらかしリストと裏話》
しおりを挟む
○○○ シャーロットのやらかしリスト
やらかし13回目(転移から36日目)
タイトル:ダンジョンからの地響き
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Eのランクアップダンジョン】
やらかし内容
Eのランクアップダンジョン内にて、シャーロットは周囲に冒険者がいないのを確認してから、自分の力を制御すべく、好き放題暴れまわった。しかし、その力が強大すぎたため、ダンジョン内で響き渡る地響きが地上にまで到達し、ダンジョン近辺にいた人々の心を恐怖のドン底に叩き落とした。
裏話
急行した騎士団は原因を突き止めるべく、3日間ダンジョン入口を封鎖し、精鋭部隊をダンジョン内に送り込んだが、結局原因が解明されることはなかった。
《真実を言っても、誰も信じない》
《力を見せたら見せたで、新たな騒動が起きることは明白している》
このため、事件の真犯人でもあるシャーロットは、事件後も何のフォローも行っていない。なお3巻終了時、ダンジョンは解放されているものの、訪れる冒険者は殆どいない。
やらかし14回目(転移から37日目)
タイトル:居合斬りでやらかしました
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Dのランクアップダンジョン】
やらかし内容
シャーロットとアッシュは、森林エリアの中でも、少し開けた場所を移動していた。その移動中、シャーロットは高さ8m程の木の天辺に佇む魔物シールドウォックを見つけた。その魔物までの直線距離は約30メートル、標的までの道程には背丈の低い高さ6m前後の木々と、その周囲に10m前後の木々があるだけだった。標的自体が狙い易い位置にいたこともあり、彼女は新技【居合斬り】を放った。この時、シャーロットは、居合斬りで発生する風の刃の幅と威力を考えていなかった。その結果、横幅8m程の風の刃が標的の途中に佇む木々を斬り倒し、標的を斬った後も上空へと突き進み、最後に天井に大きな斬り傷を残すという末路となる。このやらかし後、アッシュが瞬時に動いたことで、誰にも発見されることはなかった。
裏話
現場に駆けつけた6名の冒険者達は、木々の切断面と天井の傷痕から剣技によるものと判断した。そして、Dランクでこれ程の力量を持つ冒険者は逸材だと思い、必死に周囲を探したものの、既にシャーロットとアッシュは次の階層へと進んでいたので、見つかることはなかった。
やらかし15回目(転移から38日目)
タイトル: シャーロットと貴族と模擬戦をする
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【ロキナム学園】
やらかし内容
初めて貴族の男と模擬戦をしたシャーロット、そんな彼女は対戦相手から放たれる魔法を次々と自分の支配下に置き、威力を大幅に向上させて相手に打ち返してしまった。
これを見た対戦相手の男子は、一気に自信喪失し、早々に棄権を言い、模擬戦は早期決着となった。問題は、ここからだ。シャーロットの披露した技術は、誰も知らない未知のものであったため、模擬戦を見学した大勢の学生達から質問攻めにあってしまう。結局彼女は、学生達に属性付与や身体強化、魔法反射などの新たなスキルを教えることとなった。
裏話
アッシュが魔刀【吹雪】の件で問題を起こし、シャーロットと一緒に学園を出て行った。その後、気絶から復帰したグレンは、《アッシュはこの難問をクリアするかもしれない》と危惧し、彼を確実に退学または監獄に送るべく、兼ねてから準備していた魔導具《ソナー》盗難事件を発覚させた。ちなみに、グレンにこの決断を促せた原因は、シャーロットである。グレンは、彼女の底知れない力に恐怖し、短絡的な行動を起こしてしまったのだ。3巻終了時点で、シャーロットはその真相に気づいていない。
やらかし16回目(転移から38日目)
タイトル: 必殺【トレントクラッシャー】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
Cランクアップダンジョン1階の森林エリアにて、シャーロットはこれまでと同じ攻撃で魔物を討伐しても、レベルが上がらないのではと疑問に思い、そこで新たな攻撃方法を編み出した。彼女はトレントから放たれた蔓を掴み、巨大なトレントごとおもいっきり振り回したのだ。当初、振り回す角度が30度程度しかなかったため、周囲の木々を薙ぎ倒してしまう。その後、すぐに真上へと軌道修正され、哀れトレントはトールハンマーの様に扱われ、オークソルジャーの頭と激突し絶命した。
裏話
この光景を目撃したのは、アッシュとリリヤ、4人の冒険者達(全員15歳前後の男)である。当初、冒険者達は、このありえない光景に呆然としていた。そして、彼らが我に返った時、トレントを振り回した少女は忽然と消えていた。あの出来事は白昼夢だったのかと疑問に思ったが、周囲には薙ぎ倒された木々が散乱し、2つの魔石が地面に転がっていたこともあり、あの光景は現実に起きたものだと、彼らは判断した。そして、そんな女の子が地下2階以降にいるのならば、自分達にも被害が生じるのではないかと思い、エスケープストーンを使って早々にダンジョンを脱出した。
脱出後、彼らは先程の出来事をダンジョン入口付近にいた冒険者仲間に話したものの……
「7歳くらいの女の子がトレントを振り回した~? お前ら、夢でも見ていたんじゃないか? 現実的に考えてありえないよ」
と鼻で笑われ、誰1人信じてくれなかった。周りから真剣に説得されたこともあり、結局彼ら自身も、「あれは夢だったのか?」と思うようになってしまった。
やらかし17回目(転移から38日目)
タイトル: 必殺【共振破壊】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
アッシュ達は城エリア《謁見の間》にて、ゴースト達と戦闘を開始する。戦闘中、シャーロットは2体のミノタウルスの石像のことを考えていた。
《2体のミノタウルスの石像を倒せば、更なる豪華賞品が手に入る》
《アッシュさんは、さっき手に入れたミスリルの剣を物理的な意味で、試し斬りしたい》
この2つの考えにより、ゴースト1体だけを残そうという考えに至った。そしてシャーロットは、残り1体となったゴーストに迫る光の矢を叩き落とし、ミッションをわざと失敗させた。アッシュとリリヤは、この行為に驚き、彼女に真意を聞き出したが、その理由が《ミスリルの剣の試し斬り》であったため、2人とも開いた口が塞がらなかった。しかも、シャーロットは1体の石像だけを【共振破壊】で一撃粉砕し、残る1体には手出ししないと宣言したため、アッシュとリリヤは強制的に戦う羽目となる。この彼女の無茶な行為のおかげもあって、アッシュとリリヤはこの戦いで一段階成長し、心の絆も更に深まった。
裏話
3巻に描写されていないが、この戦いの時、ゴースト1体だけが上空に佇んでいた。ゴーストは、シャーロットとミノタウルス石像の戦いを見て……
《あ、やべえ。逃~げよ》
と呟き、元の待機場所に戻っていったことを、3人は気づいていない。
やらかし18回目(転移から38日目)
タイトル: 新規金属【ホワイトメタル】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
ミノタウルスの石像撃破後に訪れることになった幻惑エリアにて、誰かがホワイトアウトの罠を発動させてしまった。そのため、シャーロット達は家の中に一時避難する。家の中で休憩中、リリヤの服が破れていたため、シャーロットは超硬度ミスリルナノチューブの技術を用いて、彼女の武器と防具を新調した。ただ、出来上がった武器防具は、オリハルコンと同等の性能を持っていたため、アッシュとリリヤは……《周囲の人達に、この技術を教えてはダメ!》と絶叫する羽目になってしまう。
裏話
シャーロットがケルビウム大森林に行っている間、リリヤは新武器ホワイトコンパウンドボウの力を最大限に引き出せるよう、貧民街にて【狙撃】、【風読み】、【心眼】といった新スキルを習得したいがため、イミアから訓練を受けている。白狐童子は、こういったリリヤの積極的行動に感心し、そのキッカケを作ってくれた盟主シャーロットを崇め讃えている。
やらかし19回目(転移から38日目)
タイトル: シャーロットVS白狐童子
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
地下6階の幻惑エリアにて、シャーロットは白狐童子と戦い勝利した。シャーロットは60%程、白狐童子は全力を出した。白狐童子の力量は、世界でもトップクラスに入る。そんな最強クラスの2人が短時間ではあるものの、ダンジョン内で戦った。周辺には、ロッカク村の建物がダンジョンの壁と同じ材質で作られていたため、戦いで一部崩れ落ちた部分があるものの、すぐさま再生された。そのため、一見被害がないように思えるが、これが地上の王都で発生した場合、大勢の人々が逃げ惑う大惨事に繋がっていただろう。幸い、互いの魔力はダンジョンの壁によって阻まれていたので、地下6階以外にいた冒険者達には気づかれていない。
裏話
この戦い、周囲にいた冒険者達の精神が無事で済むはずがない。当時、周囲には合計7人の冒険者達がいたが、白狐童子の魔力に当てられ、即座に気絶した。10分程で気絶から復帰したものの、今度は先程の強大な魔力だけでなく、それ以上の……ネーベリック以上の魔力を感じ取ったため、このままでは殺されると思い、即座に7人全員が、エスケープストーンで脱出した。
そして、彼らは冒険者ギルドに駆け込み、地下6階で起きた出来事を一部始終話したものの、ギルドマスターを含めた全員が半信半疑であった。ただ事実であった場合、大変なことになるので、ギルドマスターや数名の冒険者達がダンジョン内に入り、3日間かけて全ての階層を丹念に調査したものの、強大な魔力を持つ2体の魔物を見つけられなかった。その後の会議の結果、事件の場所が幻惑エリアだったこともあり、2つの魔力の正体は、幻惑で見せられた【ネーベリック】と【トキワ・ミカイツ】であるという結論に至った。
やらかし20回目(転移から38日目)
タイトル: 殿様コント
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
シャーロット達はアッシュのミスで、城エリアに生息する全てのゾンビ達から敵認定されてしまった。しかし、それと引き換えに魔刀【吹雪】が何処にあるのか判明したため、シャーロット達は空を飛んで、城の外壁を破壊し、殿様のいる謁見の間に侵入した。そこで数十体という侍ゾンビ達に囲まれ、絶体絶命の危機に陥ったものの、シャーロットが殿様ゾンビを理不尽なやり方でボコボコにした事で、敵味方全員の戦意を喪失させることに成功し、窮地を脱することに成功した。
この時のシャーロットと殿様ゾンビの戦い、わかっている読者もいると思うが、ド○フの殿様コントをモチーフにしている。前世の薫がネット動画でこのコントを見ていたので、シャーロットは《理不尽な殿様討伐といえば、やはりこれでしょ!》ということで実行したのだ。
裏話
殿様ゾンビは、城の外壁を破壊して現れた3名の冒険者を見て驚いたものの、成人していない子供であったことから、完全に油断していた。そして、自分の対戦相手となるのが、最も若い幼児であったこともあり、相手の強さを測ろうともしなかった。
そして、侍ゾンビがシャーロットに斬りかかろうとすると、何故か自分を逃がそうとする素振りを見せながら、壁に叩きつけられるという理解不能な行為をされたため、完全に思考が停止した。4度目の行為の後、《延々と、この理不尽極まりない行為を繰り返されるのでは?》という強迫観念に駆られ、殿様ゾンビは完全に戦意を喪失し、
《この幼児に許しを乞い、彼女の求めるものを全て手配しよう》
という思いに至ったのだ。そして、城エリアにいるゾンビ全てに、シャーロットの所業が伝わったことで、シャーロットはゾンビ達から完全に畏怖される存在となってしまった。3巻終了時点で、シャーロットは自分のステータスに、【ゾンビキラー】という新たな称号が追加されていることに気づいていない。
やらかし21回目(転移から41日目)
タイトル: 新生ネーベリックのお披露目
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国ケルビウム大森林
やらかし内容
Cのランクアップダンジョン攻略後の翌日、シャーロットはクロイス姫から、次なる任務を言い渡される。この任務を絶対に成功させるため、皆が震え上がるような凶悪版ネーベリックをず~っとイメージし続けた。そして、いよいよダークエルフの人達に、お披露目される時がきた。彼女はアトカの忠告を思い出し、魔力や気配を一切外に漏れでないよう配慮してから、イメージし続けた凶悪版ネーベリックに変身したのだが…………あろうことか余りにも凶悪すぎたため、その場にいた全員が姿を見ただけで気絶するという事態に陥った。アトカを含めたダークエルフ達は気絶から復帰後、シャーロットに……
「あまりにも凶悪すぎるから、以前のものと近い状態にしてくれ!!」
と懇願された。偵察部隊と戦った時の新生ネーベリックは、凶悪さをかなり控えめにしている。ちなみに、ダークエルフ達に見せた新生ネーベリックは、映画ジュ○シック○ールドのイン○ミナス○ックスである。 《知らない人は、検索してね》
○○○3巻終了時のシャーロット達のステータス
名前 シャーロット・エルバラン
種族 人間? /性別 女/年齢 7歳/出身地 エルディア王国
レベル16/HP53/MP999/攻撃0/防御999/敏捷 999/器用702/知力905/
魔法適性 全属性/魔法攻撃0/魔法防御999/魔力量999
回復魔法 : イムノブースト・ヒール・ハイヒール・リジェネレーション・リムーバル
火魔法 : ファイヤーボール・ファイヤーランス
水魔法 : アイスボール・アイスランス
風魔法 : ウィンドシールド・エアクッション・ウォームドライヤー
幻惑魔法 : 幻夢・トランスフォーム
空間魔法 : テレパス・短距離転移
闇魔法: ブラックホール
光魔法: リフレッシュ
支援魔法: クイック・アソルト・プロテクション
ノーマルスキル欄
Lv10
魔力感知・魔力操作・魔力循環・鑑定・気配察知・気配遮断・隠蔽・暗視・HP自動回復・MP自動回復・自己犠牲・聴力拡大・身体強化・魔法反射
Lv8 跳躍・視力拡大
Lv7 内部破壊
Lv6 視力拡大・威圧・並列思考
Lv5 立体舞踏
Lv4 共振破壊・マジックハンド・魔力具現化
Lv2 洗濯・足捌き・罠察知・罠解除
ユニークスキル
全言語理解・精霊視・構造解析・構造編集・環境適応・無詠唱・状態異常無効・ダークコーティング・魔法支配
称号 : 癒しマスター・ゾンビキラー
NEW ゾンビキラー
30体以上のゾンビ達の心を掌握し、支配下に置いた者のみに贈られる称号。
副次効果
遭遇する死霊系魔物(ゾンビやゴースト系など)が、この称号所持者より格下であった場合、例外なくその者に対して畏怖を感じ行動不能にさせる。
アッシュ・パートン
種族 魔鬼族/性別 男/年齢12歳/ジストニス王国
基本ステータス
レベル17/HP 210/MP 198/攻撃 184/防御 175/敏捷 192/器用 139/知力 145/
魔法適性 全属性/魔法攻撃 155/魔法防御 142/魔力量 198
回復魔法 : ヒール・ハイヒール
火魔法 : ファイヤーボール・ファイヤーランス
水魔法 : アイスボール・アイスランス
風魔法 : エアブレッド・ウィンドカッター
土魔法 : アースウォール・ロックボール
現在、使用可能なのは【ヒール】、【ファイヤーボール】、【アイスボール】のみ。これらも、魔導具である指輪を装備していないと使用不可。
ノーマルスキル
Lv5 身体強化
Lv4 魔力感知・魔力操作・魔力循環・剣術・体術・武器強化
Lv3 魔法反射・恐怖耐性・気配察知・刀術・足捌き
Lv2 気配遮断・罠察知・罠解除
Lv1 縮地・並列思考
剣技
雷属性:ライトニングブレイカー
ユニークスキル 無詠唱・状態異常無効(祝福の指輪装備時のみ有効)
称号 努力家
状態異常:魔法封印
リリヤ・マッケンジー
基本ステータス
レベル15/HP 167/MP 178/攻撃 113/防御 105/敏捷 163/器用 193/知力 121/魔法適性 全属性/魔法攻撃 187/魔法防御 171/魔力量 178
回復魔法 : ヒール
風魔法 : ウィンドカッター
土魔法 : ロックボール
空間魔法:テレパス
ノーマルスキル
Lv4 弓術・罠察知・気配察知・気配遮断
Lv3 魔力感知・魔力循環・魔力操作・短剣術・暗視・聴力拡大・身体強化
Lv2 罠解除・武器強化
Lv1 魔力具現化・精神制御・足捌き・刀術・状態異常耐性・先読み
弓技
光属性:光矢乱れ撃ち
雷属性:雷矢乱れ撃ち・雷矢集束
ユニークスキル:【鬼神変化】(未覚醒のため、使用不可)
称号:先祖返り・記憶喪失・冒険者殺し
状態異常:魔法封印
やらかし13回目(転移から36日目)
タイトル:ダンジョンからの地響き
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Eのランクアップダンジョン】
やらかし内容
Eのランクアップダンジョン内にて、シャーロットは周囲に冒険者がいないのを確認してから、自分の力を制御すべく、好き放題暴れまわった。しかし、その力が強大すぎたため、ダンジョン内で響き渡る地響きが地上にまで到達し、ダンジョン近辺にいた人々の心を恐怖のドン底に叩き落とした。
裏話
急行した騎士団は原因を突き止めるべく、3日間ダンジョン入口を封鎖し、精鋭部隊をダンジョン内に送り込んだが、結局原因が解明されることはなかった。
《真実を言っても、誰も信じない》
《力を見せたら見せたで、新たな騒動が起きることは明白している》
このため、事件の真犯人でもあるシャーロットは、事件後も何のフォローも行っていない。なお3巻終了時、ダンジョンは解放されているものの、訪れる冒険者は殆どいない。
やらかし14回目(転移から37日目)
タイトル:居合斬りでやらかしました
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Dのランクアップダンジョン】
やらかし内容
シャーロットとアッシュは、森林エリアの中でも、少し開けた場所を移動していた。その移動中、シャーロットは高さ8m程の木の天辺に佇む魔物シールドウォックを見つけた。その魔物までの直線距離は約30メートル、標的までの道程には背丈の低い高さ6m前後の木々と、その周囲に10m前後の木々があるだけだった。標的自体が狙い易い位置にいたこともあり、彼女は新技【居合斬り】を放った。この時、シャーロットは、居合斬りで発生する風の刃の幅と威力を考えていなかった。その結果、横幅8m程の風の刃が標的の途中に佇む木々を斬り倒し、標的を斬った後も上空へと突き進み、最後に天井に大きな斬り傷を残すという末路となる。このやらかし後、アッシュが瞬時に動いたことで、誰にも発見されることはなかった。
裏話
現場に駆けつけた6名の冒険者達は、木々の切断面と天井の傷痕から剣技によるものと判断した。そして、Dランクでこれ程の力量を持つ冒険者は逸材だと思い、必死に周囲を探したものの、既にシャーロットとアッシュは次の階層へと進んでいたので、見つかることはなかった。
やらかし15回目(転移から38日目)
タイトル: シャーロットと貴族と模擬戦をする
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【ロキナム学園】
やらかし内容
初めて貴族の男と模擬戦をしたシャーロット、そんな彼女は対戦相手から放たれる魔法を次々と自分の支配下に置き、威力を大幅に向上させて相手に打ち返してしまった。
これを見た対戦相手の男子は、一気に自信喪失し、早々に棄権を言い、模擬戦は早期決着となった。問題は、ここからだ。シャーロットの披露した技術は、誰も知らない未知のものであったため、模擬戦を見学した大勢の学生達から質問攻めにあってしまう。結局彼女は、学生達に属性付与や身体強化、魔法反射などの新たなスキルを教えることとなった。
裏話
アッシュが魔刀【吹雪】の件で問題を起こし、シャーロットと一緒に学園を出て行った。その後、気絶から復帰したグレンは、《アッシュはこの難問をクリアするかもしれない》と危惧し、彼を確実に退学または監獄に送るべく、兼ねてから準備していた魔導具《ソナー》盗難事件を発覚させた。ちなみに、グレンにこの決断を促せた原因は、シャーロットである。グレンは、彼女の底知れない力に恐怖し、短絡的な行動を起こしてしまったのだ。3巻終了時点で、シャーロットはその真相に気づいていない。
やらかし16回目(転移から38日目)
タイトル: 必殺【トレントクラッシャー】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
Cランクアップダンジョン1階の森林エリアにて、シャーロットはこれまでと同じ攻撃で魔物を討伐しても、レベルが上がらないのではと疑問に思い、そこで新たな攻撃方法を編み出した。彼女はトレントから放たれた蔓を掴み、巨大なトレントごとおもいっきり振り回したのだ。当初、振り回す角度が30度程度しかなかったため、周囲の木々を薙ぎ倒してしまう。その後、すぐに真上へと軌道修正され、哀れトレントはトールハンマーの様に扱われ、オークソルジャーの頭と激突し絶命した。
裏話
この光景を目撃したのは、アッシュとリリヤ、4人の冒険者達(全員15歳前後の男)である。当初、冒険者達は、このありえない光景に呆然としていた。そして、彼らが我に返った時、トレントを振り回した少女は忽然と消えていた。あの出来事は白昼夢だったのかと疑問に思ったが、周囲には薙ぎ倒された木々が散乱し、2つの魔石が地面に転がっていたこともあり、あの光景は現実に起きたものだと、彼らは判断した。そして、そんな女の子が地下2階以降にいるのならば、自分達にも被害が生じるのではないかと思い、エスケープストーンを使って早々にダンジョンを脱出した。
脱出後、彼らは先程の出来事をダンジョン入口付近にいた冒険者仲間に話したものの……
「7歳くらいの女の子がトレントを振り回した~? お前ら、夢でも見ていたんじゃないか? 現実的に考えてありえないよ」
と鼻で笑われ、誰1人信じてくれなかった。周りから真剣に説得されたこともあり、結局彼ら自身も、「あれは夢だったのか?」と思うようになってしまった。
やらかし17回目(転移から38日目)
タイトル: 必殺【共振破壊】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
アッシュ達は城エリア《謁見の間》にて、ゴースト達と戦闘を開始する。戦闘中、シャーロットは2体のミノタウルスの石像のことを考えていた。
《2体のミノタウルスの石像を倒せば、更なる豪華賞品が手に入る》
《アッシュさんは、さっき手に入れたミスリルの剣を物理的な意味で、試し斬りしたい》
この2つの考えにより、ゴースト1体だけを残そうという考えに至った。そしてシャーロットは、残り1体となったゴーストに迫る光の矢を叩き落とし、ミッションをわざと失敗させた。アッシュとリリヤは、この行為に驚き、彼女に真意を聞き出したが、その理由が《ミスリルの剣の試し斬り》であったため、2人とも開いた口が塞がらなかった。しかも、シャーロットは1体の石像だけを【共振破壊】で一撃粉砕し、残る1体には手出ししないと宣言したため、アッシュとリリヤは強制的に戦う羽目となる。この彼女の無茶な行為のおかげもあって、アッシュとリリヤはこの戦いで一段階成長し、心の絆も更に深まった。
裏話
3巻に描写されていないが、この戦いの時、ゴースト1体だけが上空に佇んでいた。ゴーストは、シャーロットとミノタウルス石像の戦いを見て……
《あ、やべえ。逃~げよ》
と呟き、元の待機場所に戻っていったことを、3人は気づいていない。
やらかし18回目(転移から38日目)
タイトル: 新規金属【ホワイトメタル】
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
ミノタウルスの石像撃破後に訪れることになった幻惑エリアにて、誰かがホワイトアウトの罠を発動させてしまった。そのため、シャーロット達は家の中に一時避難する。家の中で休憩中、リリヤの服が破れていたため、シャーロットは超硬度ミスリルナノチューブの技術を用いて、彼女の武器と防具を新調した。ただ、出来上がった武器防具は、オリハルコンと同等の性能を持っていたため、アッシュとリリヤは……《周囲の人達に、この技術を教えてはダメ!》と絶叫する羽目になってしまう。
裏話
シャーロットがケルビウム大森林に行っている間、リリヤは新武器ホワイトコンパウンドボウの力を最大限に引き出せるよう、貧民街にて【狙撃】、【風読み】、【心眼】といった新スキルを習得したいがため、イミアから訓練を受けている。白狐童子は、こういったリリヤの積極的行動に感心し、そのキッカケを作ってくれた盟主シャーロットを崇め讃えている。
やらかし19回目(転移から38日目)
タイトル: シャーロットVS白狐童子
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
地下6階の幻惑エリアにて、シャーロットは白狐童子と戦い勝利した。シャーロットは60%程、白狐童子は全力を出した。白狐童子の力量は、世界でもトップクラスに入る。そんな最強クラスの2人が短時間ではあるものの、ダンジョン内で戦った。周辺には、ロッカク村の建物がダンジョンの壁と同じ材質で作られていたため、戦いで一部崩れ落ちた部分があるものの、すぐさま再生された。そのため、一見被害がないように思えるが、これが地上の王都で発生した場合、大勢の人々が逃げ惑う大惨事に繋がっていただろう。幸い、互いの魔力はダンジョンの壁によって阻まれていたので、地下6階以外にいた冒険者達には気づかれていない。
裏話
この戦い、周囲にいた冒険者達の精神が無事で済むはずがない。当時、周囲には合計7人の冒険者達がいたが、白狐童子の魔力に当てられ、即座に気絶した。10分程で気絶から復帰したものの、今度は先程の強大な魔力だけでなく、それ以上の……ネーベリック以上の魔力を感じ取ったため、このままでは殺されると思い、即座に7人全員が、エスケープストーンで脱出した。
そして、彼らは冒険者ギルドに駆け込み、地下6階で起きた出来事を一部始終話したものの、ギルドマスターを含めた全員が半信半疑であった。ただ事実であった場合、大変なことになるので、ギルドマスターや数名の冒険者達がダンジョン内に入り、3日間かけて全ての階層を丹念に調査したものの、強大な魔力を持つ2体の魔物を見つけられなかった。その後の会議の結果、事件の場所が幻惑エリアだったこともあり、2つの魔力の正体は、幻惑で見せられた【ネーベリック】と【トキワ・ミカイツ】であるという結論に至った。
やらかし20回目(転移から38日目)
タイトル: 殿様コント
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国王都【Cのランクアップダンジョン】
やらかし内容
シャーロット達はアッシュのミスで、城エリアに生息する全てのゾンビ達から敵認定されてしまった。しかし、それと引き換えに魔刀【吹雪】が何処にあるのか判明したため、シャーロット達は空を飛んで、城の外壁を破壊し、殿様のいる謁見の間に侵入した。そこで数十体という侍ゾンビ達に囲まれ、絶体絶命の危機に陥ったものの、シャーロットが殿様ゾンビを理不尽なやり方でボコボコにした事で、敵味方全員の戦意を喪失させることに成功し、窮地を脱することに成功した。
この時のシャーロットと殿様ゾンビの戦い、わかっている読者もいると思うが、ド○フの殿様コントをモチーフにしている。前世の薫がネット動画でこのコントを見ていたので、シャーロットは《理不尽な殿様討伐といえば、やはりこれでしょ!》ということで実行したのだ。
裏話
殿様ゾンビは、城の外壁を破壊して現れた3名の冒険者を見て驚いたものの、成人していない子供であったことから、完全に油断していた。そして、自分の対戦相手となるのが、最も若い幼児であったこともあり、相手の強さを測ろうともしなかった。
そして、侍ゾンビがシャーロットに斬りかかろうとすると、何故か自分を逃がそうとする素振りを見せながら、壁に叩きつけられるという理解不能な行為をされたため、完全に思考が停止した。4度目の行為の後、《延々と、この理不尽極まりない行為を繰り返されるのでは?》という強迫観念に駆られ、殿様ゾンビは完全に戦意を喪失し、
《この幼児に許しを乞い、彼女の求めるものを全て手配しよう》
という思いに至ったのだ。そして、城エリアにいるゾンビ全てに、シャーロットの所業が伝わったことで、シャーロットはゾンビ達から完全に畏怖される存在となってしまった。3巻終了時点で、シャーロットは自分のステータスに、【ゾンビキラー】という新たな称号が追加されていることに気づいていない。
やらかし21回目(転移から41日目)
タイトル: 新生ネーベリックのお披露目
年齢 : 7歳
場所 ジストニス王国ケルビウム大森林
やらかし内容
Cのランクアップダンジョン攻略後の翌日、シャーロットはクロイス姫から、次なる任務を言い渡される。この任務を絶対に成功させるため、皆が震え上がるような凶悪版ネーベリックをず~っとイメージし続けた。そして、いよいよダークエルフの人達に、お披露目される時がきた。彼女はアトカの忠告を思い出し、魔力や気配を一切外に漏れでないよう配慮してから、イメージし続けた凶悪版ネーベリックに変身したのだが…………あろうことか余りにも凶悪すぎたため、その場にいた全員が姿を見ただけで気絶するという事態に陥った。アトカを含めたダークエルフ達は気絶から復帰後、シャーロットに……
「あまりにも凶悪すぎるから、以前のものと近い状態にしてくれ!!」
と懇願された。偵察部隊と戦った時の新生ネーベリックは、凶悪さをかなり控えめにしている。ちなみに、ダークエルフ達に見せた新生ネーベリックは、映画ジュ○シック○ールドのイン○ミナス○ックスである。 《知らない人は、検索してね》
○○○3巻終了時のシャーロット達のステータス
名前 シャーロット・エルバラン
種族 人間? /性別 女/年齢 7歳/出身地 エルディア王国
レベル16/HP53/MP999/攻撃0/防御999/敏捷 999/器用702/知力905/
魔法適性 全属性/魔法攻撃0/魔法防御999/魔力量999
回復魔法 : イムノブースト・ヒール・ハイヒール・リジェネレーション・リムーバル
火魔法 : ファイヤーボール・ファイヤーランス
水魔法 : アイスボール・アイスランス
風魔法 : ウィンドシールド・エアクッション・ウォームドライヤー
幻惑魔法 : 幻夢・トランスフォーム
空間魔法 : テレパス・短距離転移
闇魔法: ブラックホール
光魔法: リフレッシュ
支援魔法: クイック・アソルト・プロテクション
ノーマルスキル欄
Lv10
魔力感知・魔力操作・魔力循環・鑑定・気配察知・気配遮断・隠蔽・暗視・HP自動回復・MP自動回復・自己犠牲・聴力拡大・身体強化・魔法反射
Lv8 跳躍・視力拡大
Lv7 内部破壊
Lv6 視力拡大・威圧・並列思考
Lv5 立体舞踏
Lv4 共振破壊・マジックハンド・魔力具現化
Lv2 洗濯・足捌き・罠察知・罠解除
ユニークスキル
全言語理解・精霊視・構造解析・構造編集・環境適応・無詠唱・状態異常無効・ダークコーティング・魔法支配
称号 : 癒しマスター・ゾンビキラー
NEW ゾンビキラー
30体以上のゾンビ達の心を掌握し、支配下に置いた者のみに贈られる称号。
副次効果
遭遇する死霊系魔物(ゾンビやゴースト系など)が、この称号所持者より格下であった場合、例外なくその者に対して畏怖を感じ行動不能にさせる。
アッシュ・パートン
種族 魔鬼族/性別 男/年齢12歳/ジストニス王国
基本ステータス
レベル17/HP 210/MP 198/攻撃 184/防御 175/敏捷 192/器用 139/知力 145/
魔法適性 全属性/魔法攻撃 155/魔法防御 142/魔力量 198
回復魔法 : ヒール・ハイヒール
火魔法 : ファイヤーボール・ファイヤーランス
水魔法 : アイスボール・アイスランス
風魔法 : エアブレッド・ウィンドカッター
土魔法 : アースウォール・ロックボール
現在、使用可能なのは【ヒール】、【ファイヤーボール】、【アイスボール】のみ。これらも、魔導具である指輪を装備していないと使用不可。
ノーマルスキル
Lv5 身体強化
Lv4 魔力感知・魔力操作・魔力循環・剣術・体術・武器強化
Lv3 魔法反射・恐怖耐性・気配察知・刀術・足捌き
Lv2 気配遮断・罠察知・罠解除
Lv1 縮地・並列思考
剣技
雷属性:ライトニングブレイカー
ユニークスキル 無詠唱・状態異常無効(祝福の指輪装備時のみ有効)
称号 努力家
状態異常:魔法封印
リリヤ・マッケンジー
基本ステータス
レベル15/HP 167/MP 178/攻撃 113/防御 105/敏捷 163/器用 193/知力 121/魔法適性 全属性/魔法攻撃 187/魔法防御 171/魔力量 178
回復魔法 : ヒール
風魔法 : ウィンドカッター
土魔法 : ロックボール
空間魔法:テレパス
ノーマルスキル
Lv4 弓術・罠察知・気配察知・気配遮断
Lv3 魔力感知・魔力循環・魔力操作・短剣術・暗視・聴力拡大・身体強化
Lv2 罠解除・武器強化
Lv1 魔力具現化・精神制御・足捌き・刀術・状態異常耐性・先読み
弓技
光属性:光矢乱れ撃ち
雷属性:雷矢乱れ撃ち・雷矢集束
ユニークスキル:【鬼神変化】(未覚醒のため、使用不可)
称号:先祖返り・記憶喪失・冒険者殺し
状態異常:魔法封印
30
あなたにおすすめの小説
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。